ドクダミ化粧水を手作りで!?グリセリンを使った作り方!

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春から秋にかけて庭を覆いつくす

ドクダミ

週末にちょっと庭を見ると、いる!!!!

ドクダミ

おおいしげるドクダミは雑草そのものですが・・・・

ちょっとまってください!

実はこのドクダミ、ちょっと手を加えれば、
化粧水として生まれ変わることができます。

いつもむしって捨てているドクダミが、

  • 顔のシミやそばかすを改善したり
  • しつこいニキビを治したり
  • お肌をキレイにしたり
  • と、いろいろと嬉しい使い方ができる
    化粧水にできたらちょっと嬉しい話ではないですか?

    でも、ドクダミは時期によっては花が咲いていたり、

    すでにお茶にするように乾燥させてしまった!

    なんてこともありますよね。
    (^^;

    ということで今回は、

  • 生葉
  • ドクダミの花
  • ドクダミ茶
  • これら3点から化粧水を作る方法や、
    有効な使い方についてみていきましょう!


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    生葉を使う方法

    まずは生葉を使った方法を紹介しましょう。

    生葉には、

  • デカノイルアセトアルデヒド
  • ラウリンアルデヒド
  • という強い殺菌成分が含まれています。

    この成分は、乾燥させてしまうと効果が無くなってしまうので、
    殺菌成分が欲しい時には新鮮な生葉を使うと良いです。

    生葉を使ったの化粧水の作り方

    では生葉を使った化粧水の作り方を紹介しましょう。

      化粧水の作り方

      1.
      摘みたての生葉を洗い、水気を取ってから口の広い瓶一杯に詰め込む

      2.
      瓶に40度から50度のアルコールを注ぐ

      3.
      風通しの良い直射日光の当たらない場所に3週間程置く

      4.
      濾す(保存は日の当たらない涼しい場所へ)
      チンキ剤の出来上がり!

      5.

        4.のチンキ剤 10ml
        精製水    180ml
        グリセリン  10ml

      上の材料を混ぜて、化粧水の出来上がり!

    生葉化粧水の効果と使い方

    生葉から作った化粧水は、ドクダミ特有のにおいがあります。

    このにおいが殺菌成分の元ですので、カンタンに言えば
    においがある間は殺菌成分も生きていると思ってください。

    殺菌成分が強いので、生葉化粧水はニキビに効果的です。

    作った化粧水を普段使っている化粧水と同じように使っても良いですが、
    においが気になる方は、コットン等を使ってニキビの部分にだけ使うのもアリです。

    また、チンキ剤をお湯に入れて入浴剤として使えば水虫にも効果が期待できますよ!



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    どくだみの花を使う方法

    6月から7月にかけてドクダミは白い花を咲かせます。

    殺菌成分はあまり期待できませんが、ドクダミに含まれる有効成分は
    殺菌成分だけではありません。

    炎症抑制効果美肌効果は花にも含まれているので、
    花の時期には花だけでチンキ剤を作ってみましょう!

    花

    薬効成分が多く含まれるのは開花直前の花です。
    なるべく開きかけのつぼみを採取しましょう。

    花を使ったの化粧水の作り方

    では花を使った化粧水の作り方を紹介しましょう。
    作り方は生葉と同じです。

      化粧水の作り方

      1.
      摘みたての花30gを洗い、水気を取ってから200ml程度の容量の瓶に入れる

      2.
      瓶に40度前後の焼酎を注ぐ

      3.
      風通しの良い直射日光の当たらない場所に1日~3日程置く
      (液が黄色くなってきます)

      4.
      液を濾す(保存は日の当たらない涼しい場所へ)
      チンキ剤の出来上がり!

      5.

        4.のチンキ剤 10ml
        精製水    180ml
        グリセリン  10ml

      上の材料を混ぜて、化粧水の出来上がり!

    花化粧水の効果と使い方

    ほぼ同じ工程を経てドクダミ花の化粧水が出来ました。

    殺菌成分はあまり期待できませんが、
    そのぶんドクダミ特有のにおいが無いので使いやすいです。

    炎症抑制効果があるので、肌が湿疹などで赤くなっている時には効果を期待できます。

    また、ニキビそのものにはそれほど高い効果を期待できないものの、
    ニキビで赤みが増してしまった肌にも有効です。

    こちらも、普通の化粧水と同様に使うことが出来ます。

    また、チンキ剤は虫刺されの赤みと痒みにも効果が期待できます。
    コットンなどにチンキ剤を付けて、患部に湿布をするのを何回か繰り返すと
    赤みと痒みが引いていきます。

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    ドクダミ茶を使う方法

    身近にドクダミが自生していないけど、ドクダミ化粧水を試してみたい!
    ドクダミを乾燥保存してお茶にしているけど、今は生葉は無い

    そんな方には、
    乾燥したドクダミの葉(ドクダミ茶)を使った化粧水の作り方を紹介しましょう。

    乾燥葉でも、薬効は十分得られますよ。

    ドクダミ茶

    ドクダミ茶を使ったの化粧水の作り方

    こちらも基本は焼酎やウォッカ等の度数の高いアルコールでチンキ剤を作ってから
    化粧水に調合します。

    それでは行ってみましょう!

      化粧水の作り方

      1.
      乾燥葉を口広瓶の1/3量入れる

      2.
      瓶に40度~50度のウォッカや焼酎を注ぐ

      3.
      風通しの良い直射日光の当たらない場所に3週間程置く

      4.
      液を濾す(保存は日の当たらない涼しい場所へ)
      チンキ剤の出来上がり!

      5.

        4.のチンキ剤 10ml
        精製水    180ml
        グリセリン  10ml

      上の材料を混ぜて、化粧水の出来上がり!

    ドクダミ茶化粧水の効果

    こちらの化粧水も、殺菌成分以外の美肌効果は期待できますし、
    においも気にならない分、使いやすいですよ。

    美白効果シミ・ソバカスを改善していく効果があります。

    使い方も普段使っている化粧水と同じ様に使えます。

    チンキ剤も
    フェイシャルオイルや、入浴剤、バスソルト等に使えます。

    広範囲の軽い湿疹や肌トラブルにはチンキ剤を使った入浴剤もオススメです。

    注意点

    ここまで、ドクダミを使った化粧水の作り方を紹介してきましたが、
    ここで使用に当たっての注意点を挙げておきます。

    まずは、使用前に必ずパッチテストを行なってください。

    顔に使うものですから、使ってから肌に合わなくてトラブルが出ては大変です。

    二の腕の内側などの目立たない所に、作った化粧水を着けてみて
    赤みや湿疹などの異常が出ないか確認してみて下さい。

    日に当たることでかぶれや発疹が起こる
    光線過敏症の副作用の報告例もあるので、しっかりと様子を見てから使用してください。

    半日様子を見て異常が無ければ大丈夫でしょう。

    パッチテストで問題が出なくても、
    長期間の使用で異常を感じたらすぐに使用を中止してくださいね。

    また、ドクダミは化合物では無いので、摘んだ年や時期によって
    一つ一つの葉や花に含まれる有効成分にはバラツキがあります。

    このバラツキは生薬の特徴でもあり、面白い所でもあるのですが
    「安定した品質」に慣れてしまっていると、
    「あれ?」と思うところかもしれません。

    梅干しや桜と一緒で

    今年は出来が良かった(悪かった)

    といったゆる~い感覚でやって貰えれば楽しみに繋がります!

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    まとめ

    今回はドクダミ化粧水の作り方を紹介しました。

    基本は

    焼酎やウォッカでチンキ剤を作る→化粧水にする

    という流れですが、他の植物でも同様の方法でチンキ剤や化粧水を作れます。

    ドクダミのチンキ剤や生葉を使った入浴剤やフェイシャルオイルの作り方も
    別の記事で紹介しているので、是非参考にしてみて下さい!

    ドクダミ2

    今年からドクダミ除草のついでに
    色々な活用法にチャレンジしてみるのはどうでしょう。

    庭に際限なく生えてきて

    うわぁ・・・今年も・・・もう嫌・・・

    なんて気持ちも、少しは楽しい気持ちになるかもしれませんよ!

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ


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