靖国神社参拝問題はなぜおきる?中学生向けにわかりやすく

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2014年8月15日に、安倍総理が靖国神社に、
玉串料を奉納したことがニュースになってるね。

8月15日は、世界大戦が終わった1945年、
天皇が国民に向けて終戦をラジオで伝えた日。



なので、国の運営と深いかかわりがある、
総理大臣や、政治家が靖国神社に参拝したり、
玉串料を奉納したりするんだ。

※玉串料とは、お払いをしてくれた神社などに送る謝礼のこと。

そうすることで、戦争をした時に、命を懸けて
国を守り死んでいった当時の日本人に対して、

「守ってくれてありがとう」
「同じ悲しみを繰り返さないようにします」

と、死者を思うとともに、悲しみにひたることを
行動で示しているんだ。


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でも、この行動が一部の海外から

「靖国神社を参拝するなんてとんでもない!」とか

国内から

「何で靖国参拝にいかないんだ!」とか
「今は靖国参拝に行くべきではない!」とか

しばしば問題になったりするよね。

いろいろな情報が飛び交ってるから、
これが何で問題になるのかヨクワカラナイ。

そんな人のために、靖国神社参拝が問題となる、
理由と背景について、今回は紹介していくよ!

よろしくねっ
o(*’▽’*)/

靖国神社を参拝する理由

まずは、総理大臣や政治家が、
靖国神社を参拝する理由からみていこう。

まず、靖国神社の本殿が出来たのは、1872年(明治5年)。

明治維新などで、天皇の為に戦って死んでいった、
明治維新の戦死者たちをなぐさめるために出来たのが最初。

当時の日本の兵士は、国と天皇を守るために戦っていて、
国の中心は天皇で、天皇の為に戦って死ぬと、
靖国神社で神様になれるとされていたんだ。

そして、その後に起こったのが、第二次世界大戦。

戦いはどんどん激しくなり、最後はいろんな国をまき込んで、
日本やドイツは世界を相手に戦争をしていたんだ。

昭和の初期にあった世界大戦で靖国神社は、
国の為に戦って死んだときに、霊が故郷へ戻るときの、
入り口として考えられていたんだ。

なので、当時の兵士たちは、戻らないとわかっている場合も
戦友たちと「靖国で会おう」という合言葉の元に出撃していったんだ。



最終的に世界大戦はアメリカが、広島に原爆を落として、
日本の負けが確定した。

敗戦でズタボロになった日本は、

「もう戦争をやっちゃイカンぞ!」

と、世界中からこっぴどく責められ、
多額の賠償金を支払うこととなる。

この時から、日本は平和国家の道を歩むことになり、
いろいろな足かせがある中でも、一生懸命働いて、
借金を返しながらどんどん豊かな国になっていく。

今、私たちが生きているのは、当時の人たちが、
日本の為に立派に命をかけて守ってくれたから。

だから今でも、国の運営をする人たちが、
かつての英霊(えいれい)に感謝をささげるとともに、

平和国家としての歩みを誓うために、
毎年8月15日に靖国神社を参拝しているんだ。

靖国神社への参拝が問題になる理由

で!次に、その靖国神社参拝が
問題になる理由について。

日本人からすると、靖国神社にまつられてる人は、
「日本のために戦ってくれた人」となるけど、

中国や韓国からすると、
「自分たちの国を攻め込んだ人たち」となり、

戦争をしてた人たちをまつるとは、

  • 戦争したことをぜんぜん反省してない!
  • 悪いことをした人を敬っている!
  • ということになり、これが毎年8月15日に、
    いろいろな問題として取り上げられているんだ。


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    問題になったのはいつから?

    ちなみに、この問題が大きくなんたのは、
    2001年に小泉首相が靖国神社を参拝してから。

    それまでも何回か問題にはなったけど、
    戦後30年以上は、毎年首相が靖国神社を参拝しても、
    1度も文句を言われたことはなかったんだ。

    悲しいことに、一部の心無いマスコミが、
    「これって問題だよね」と報道したことをキッカケに、
    このことが一部の国から問題視されるようになってしまったんだ。

    問題となっているのはどこの国?

    ちなみに、靖国神社参拝について、
    文句を言ってきているのは、中国、韓国の2国のみ。

    当時、日本が植民地としていた、
    フィリピン、インドネシア、マレーシアなど、
    他の20ヶ国から、問題視されたことはないんだ。

    と、言うのも、自分の国の為に戦って死んでしまった人を
    まつるのに対して、他国がとやかく言うのは筋が違う。

    アメリカにも、世界大戦で戦って死んでしまった、
    自国の軍人をまつる墓があるけど・・・

    日本人は、アメリカ大統領がその慰霊碑に祈りをささげても、
    文句も言わないし、言う筋合いもない。

    まぁ、たとえるならば、

    小学2年生の時に、殴り合いのけんかをしたけど、
    先生の仲介が入って、仲直りした。

    そしたら、小学4年生になってから

    「オイ、お前あのとき、俺のこと殴ったよな~」
    「ふざけんなよ、誠意見せろよ、誠意を!」

    と、蒸し返して因縁をつけてる感じかな(^^;

    それが、国際関係になると、お金が絡んできたり、
    複雑になったり、引っ込みがつかなくなったりしちゃう。

    大人の世界も、困ったものです。
    早く解決してほしいものですね。


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    “靖国神社参拝問題はなぜおきる?中学生向けにわかりやすく” への1件のフィードバック

    1. ヒデ より:

      >当時、日本が植民地としていた、
      >フィリピン、インドネシア、マレーシアなど、
      >他の20ヶ国から、問題視されたことはないんだ

      フィリピン → スペインからアメリカが奪った。
      インドネシア → オランダ
      マレーシア → イギリス
      によって植民地支配されていました。

      日本は植民地支配から解放したというのが正しいと思います。 

      学校、インフラ、軍事力の整備を進めて二度と植民地にされないように国力を高めていきました。
      そういう過去を知っているので、これらの国はほとんど今でも親日国ですね。

      もちろん、当時これらの国から経済的な恩恵を受けることもあったので植民地化したという見方も有るかも知れません。 
      この辺も人によって考えが違うところでもありますね。

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