「類は友を呼ぶ」って本当?引き寄せの法則はあるのか
「類は友を呼ぶ」
よく小説や漫画で見かけますよね。
「友を呼ぶ」は友達を呼ぶという意味だと分かりますが
「類」というのは何をあらわしているのでしょうか。
また、友を呼び寄せるというのは本当なのでしょうか。
実際に引き寄せる効果があるのか、心理学的にみた場合、
本当に根拠のある話なのでしょうか。
というわけで今回は、「類は友を呼ぶ」の意味や使い方、
実際に引き寄せる法則などがあるのかなどについてまとめました。
ではさっそくみていきましょう。
「類は友を呼ぶ」の意味
まずは言葉の意味からみてみましょう。
- 類は友を呼ぶ
類は友を呼ぶというのは、気の合う人や性格の似通った人同士は、
自然に寄り集まって仲間を作るものであるという意味。
ここでいう「類」というのは仲間という意味です。
『類』という漢字には
お互いに似ていること、同じ種類のものであること
という意味があります。
同じ気質の者同士は自然と集まり友になるという状況をあらわしています。
しかし、街中で全くファッションの異なる二人が連れ立って歩いていたり、
同じグループなのに一人だけ雰囲気が違うというケースもたまに見かけます。
類は友を呼ぶのように似通ったもの同士が集まるという理屈は
本当に成立するのでしょうか?
次は心理学的にどうなのかをチェックしてみましょう。
引き寄せの法則について
人間関係においてどんな人と仲良くなるか、どんな人同士が集まるかというのは
「引き寄せの法則」
というものが深く関係してきます。
引き寄せの法則というのは
のことです。
例えば年収300万円の人がいるとします。
その人が年収1000万円の人だけが集まるグループに入ると価値観や金銭感覚も異なるので
あまり会話に入れず居心地が悪くなります。
結果、年収300万の人は同じように年収300万前後の人たちと一緒にいた方が
居心地が良く感じます。
心理学用語ではこれを「コンフォートゾーン」といいます。
「コンフォートゾーン」は日本語に直すと
「安全領域」
「快適領域」
となります。
自分と同じ価値観、レベルの人間と話しているとき人は安心するので
その場はコンフォートゾーンになります。
しかし、異なった気質の人たちに囲まれるとストレスを感じ
「危険領域」だと認識するのでコンフォートゾーンを外れてしまいます。
その結果、人はそれぞれ自分と似たような人間と引き寄せ合い、
同じ価値観の人間でグループを築いていくことになります。
分かるような気がしますよね。
価値観や生活レベルが大きく違っても仲良くできるのって、
小さい頃からの親友くらいではないでしょうか。
ある程度の年齢になってくると、様々な所で共通項の多い人と
関わるようになっていきますよね。
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このことわざの本当の意味
「類は友を呼ぶ」は似通ったもの同士が集まるという意味ですが、
引き寄せの法則などを鑑みるともう一つの意味がみえてきます。
「類は友を呼ぶ」は
「今の自分の身の丈に合った、お似合いの人たちが集まってくる」
という意味も含まれています。
つまり、つまらない怠け者の人間ばかりが集まってくるということは、
自分自身もその程度の人間ということであり、
立派な人間にはそれなりの人物が集まってくるという意味です。
これは
立派な人間と付き合っていきたいのであれば、
まずは自分自身が立派な人間になろう!
という教訓でもあります。
同じ気質・レベルの者同士が集まるのであれば、
自分のレベルを上げることができれば自然とレベルの高い人間が
集まるという理屈になります。
自分自身のレベルが上がれば、
優れた人たちの間に入っても居心地が悪くなることはないので
コンフォートゾーンの中にいることができます。
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まとめ
今回は「類は友を呼ぶ」の意味や使い方について紹介しました。
「類は友を呼ぶ」は
という意味があります。
この理論から考えると、
容姿のイメージが全然違うのに仲良く集まっている人たちというのは、
見た目は違っても中身の価値観、気質、金銭感覚などが似通っているといえます。
ふとした時に周囲を見回して、違和感を感じてしまった時や、
自分を変えたいと思った時には自分の目標となる人の近くに
行ってみるのも手ですよね。
目標になる人の近くにいることで、具体的に何を頑張れば良いか見えてきますし、
努力しようというモチベーションが湧きますよ!
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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