百聞は一見に如かずの意味!続きの漢文はどうなってる?

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百聞は一見に如かず

こんなことわざがありますよね。
これは、どういう意味なのでしょうか。

百聞1

「百聞」は百回聞くと書くので何となく意味は分かりますし、
「一見」も「一見すると、~だ」といったかたちで出てくる言葉なので理解できます。

しかし「如かず」はあまり馴染みがありませんよね。
「百聞」と「一見」を比較している言葉なのでしょうか。

この言葉は中国の漢文から来ています。
では、もともとはどんな漢文なのでしょう。

漢文に続きがあるのならどんな話が続くのか気になります。

今回は「百聞は一見に如かず」の意味使い方についてまとめました。
由来になっている話や、教訓なんかも一緒にチェックしていきましょう。



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百聞は一見に如かずの意味は?


まずは百聞は一見に如かずの意味から見ていきましょう。

    百聞は一見に如かず

    他人から百回聞くよりも、たった一回でも自分の目で見たほうが確かだ
    という意味。

何度も繰り返しひとづてに聞くよりも、
一度でも実際に自分の目で見た方が得られるものは多いです。

なので、何事も自分の目で確かめてみることが重要である、
という教訓をあらわしています。



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百聞は一見に如かずの由来


では次に、「百聞は一見に如かず」の由来についてみてみましょう。

実はこのことわざは中国の前漢のことを記した歴史書である
漢書」の中に出てくる趙充国の逸話が元になっています。

漢文の意味

趙充国とは、前漢の将軍であり、
漢書の中に、この趙充国にまつわる逸話について書かれた部分があります。

そこには戦の際に、
時の皇帝・宣帝と当時70歳を超えていた趙充国とのやり取りがあります。

そのやり取りの中で、宣帝が「相手の軍勢はどのくらいの規模だ?」と尋ねました。

そのときの趙充国の返答に

百聞不如一見、兵難隃度、臣願馳至金城、図上方略

という一文があります。

文章の中に「百聞は一見に如かず」に良く似た文字列があるのがみえますね。

せっかくなので、ちょっと和訳してみましょう。

百聞は一見に如かず。兵は遠く離れていては測りがたいものです。
 急ぎ金城まで向い、そこから方略を献上したいと思います。


ちなみに、この返答の前に趙充国のおじいちゃんは

この国に俺を超える武将はいない!!

と言い放っています。

つまり、意訳を加えるとこのような発言になります。

    人から百回話を聞いても自分で一回見ることには及びません
    前線は遠いのでここからでは戦略を立てにくいです。
    私自身が馬に乗って金城に行き、
    実際に状況を確認してから戦略を立てたく思います。

この逸話が元になり

「百聞不如一見」=「百聞は一見に如かず」


ということわざになりました。

もう一度言いますが、趙充国おじいちゃんは70歳を超えています。

そんなおじいちゃんが馬に乗って遠い敵のいる戦地へ赴くって言ってるんです。
皇帝もビックリだったと思います。

「百聞は一見に如かず」の続きについて

ここまでは、「百聞は一見に如かず」の由来について紹介しました。

しかし、この言葉が広がるにつれて続きが作られるようになりました。

百聞2

1.
百見不如一考

2.
百考不如一行

3.
百行不如一効

4.
百効不如一幸

5.
百幸不如一皇

これが「百聞は一見に如かず」の続きです。

「百聞は一見に如かず、百見は一考に如かず、百考は一行に如かず・・・」
と前の文章と繋げて続いていきます。

ではそれぞれどんな意味なのか見ていきましょう。

1.
百回見たとしても、一回自分で考えることには及ばない。

2.
百回考えたとしても、一回自分で実行することには及ばない。

3.
百回実行したとしても、一回成果を上げることには及ばない。

4.
百回成果を上げたとしても、一回幸せに繋げることには及ばない。

5.
百回幸せに繋げたとしても、一回すべての人のためになることには及ばない。

このように続いていきます。

3.~5.のあたりは結構言ってる事が鬼ですよね。
現実世界でそれを為せる人間なんて、そう多くないです。(ノ_・。)

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類語について


では最後に、
「百聞は一見に如かず」の類語を紹介していきましょう。

    聞いた千遍より見た一遍
    千回聞くよりも一回見た方がよく分かる、確かだという意味です。

    数は違いますが「百聞は一見に如かず」によく似ています。

    鯛も鮃も食うた者が知る
    実際に経験しなければ物事の本質は見えてこないという意味です。

    たい

    タイやヒラメなどの御馳走は実際に食べてみないと味が分からないことから、
    いくら話を聞いても一回の経験には及ばないという意味で使います。

    論より証拠
    口先で議論を重ねるよりも実際の証拠を出したほうが物事は明確になる
    という意味です。

    「百聞は一見に如かず」とは少し違うように思いますが、
    議論よりも実物が大切というニュアンスは共通します。

「論より証拠」なんて、よく使いますよね。

大人になるほど、相手を納得させるための証拠というのは大事になってきますしね。
これがなかなか難しいものです。。。

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まとめ


今回は「百聞は一見に如かず」の意味や使い方、
ことわざの続きについて紹介しました。

このことわざは現実にも通じるものがありますよね。

たくさんの文献や書類を読んで知識を身に着けた人よりも、
一回だけ実際に現地に行った人の方が説得力があるということは多くあります。

しかし「百聞は一見に如かず」の続きによると、

一回見ることより一回考えることの方が上であり、
一回考えることより一回実行に移すことの方が上だと言われています。

考えて、成果を上げ、幸せに繋げ、人々のために役立てる

と続くので

自分が得たものをどれだけ役立てることが出来るか

という教訓になっています。

忘れられがちですが、考えて実行するためには多くの知識を必要とします。

つまり、

実力のある70歳を超えるおじいちゃんの
知識と経験があったからこそ出来上がったことわざ

とも言えそうです。

いざって時に考えて実行に移せるように、
常日頃から知識や情報集めだって怠ってはいけないですよね。((φ(。_。;)

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ


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