猫に小判と同じ意味のことわざはいくつある?そもそもの意味や例文も紹介

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猫に小判。

有名なことわざですよね。^^

小さい頃に習うのでほとんどの人が知っていますし、
いろはかるたの一句にもなっています。

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「猫に小判」って同じ意味で使われていることわざが多いですよね。

豚に~、とか
馬の~、とか。

この辺はメジャーですが、
他にはどのようないい方があるのでしょうか。

今回は「猫に小判」と同じ意味のことわざについてまとめました。

それではさっそくみていきましょう!


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猫に小判の意味

「猫に小判」の大体のイメージは分かりますが、
正確にはどんな意味のことわざなのでしょうか。

そもそもの意味もチェックしておきましょう!

    猫に小判の意味

    価値の分からない人に貴重なものを与えても何の役にも立たないことのたとえ。

ですよね!

猫はかつお節やかまぼこには食いつきますが、
小判を渡しても興味がないため無視します。

小判があれば山ほどのかつお節を買うことができますが、
猫には小判の価値が分からないので与えても役立てることはありません。

そこから転じて、価値の分からない人や、
必要としない人に与えても何の役にも立たないという意味で使います。


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猫に小判と同じ意味のことわざ

「猫に小判」と同じ意味で使うことわざはたくさんあります。
どんなことわざがあるのかみてしていきましょう。

    豚に真珠

    真珠の価値は高いですし、女性に渡せば喜ばれます。
    しかし、豚に与えたところで価値が分からないので無駄となります。

    そのことから値打ちがわからない者には、どんなに価値のあるものを与えても
    意味がなく無駄であることをあらわしています。

    猫に石仏

    人間には有り難い石仏でも、
    心神がない猫は有り難がることはありえません。

    なので与えても意味がありません。

    このことから、価値が分からない人に何を与えても
    役に立たないということをあらわしています。

    犬に小判

    猫に小判の犬バージョンです。

    ちゃんと辞書にも登録されてますし、
    実は「猫に小判」よりも少し歴史は古かったりします。

    意味は、猫に小判とほとんど同じです。
    犬に小判を与えても価値が分からないので何の役にも立ちません。

    どんなに尊い貴重なものであっても、
    価値の分からない人が持っていたら何の役にも立たないことをあらわしています。

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    犬に論語

    犬に論語を説いても、言葉が分からないので少しも理解しません。

    そのことから道理の通じない者には何を言っても無駄であることをあらわしています。

    牛に対して琴を弾ず

    牛の前でどんな名曲を琴で弾いても牛には何も響きません。

    このことから愚かな者にはいくら立派な話をしても
    何の役にも立たないことをあらわしています。

    牛の前で名曲を弾いても牛はただ草を食べるだけだったという中国の故事が語源です。

    馬の耳に念仏

    こちらもメジャーなことわざの一つですね。

    有り難い念仏を馬に聞かせても馬にはその有り難みは分かりません。

    そのことから人の意見や忠告に耳を貸そうとせず少しも効果がない状態や、
    そういった人物をあらわしています。

    全体の意味合いは「猫に小判」とは少し違いますが、
    その人に言ったところで意味がないという部分は似ています。

    牛に経文

    牛にお経を聞かせても、ありがたいとは思いませんし何の効果もありません。
    このことからいくら言い聞かせても何の効果もないことをあらわしています。

    意味も言い回しも「馬の耳に念仏」と似ていますね。

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使い方と例文

「猫に小判」は価値の分からない人や、理解しない人には何を与えても
意味がないという皮肉で使うことが多いです。

実際にどんな使い方をするのでしょうか。
例文をみていきましょう。

例文

1.

「どんなに貴重な骨董品であっても価値の分からない人にとっては猫に小判である」

2.

「アナログしかわからない父親に最新のパソコンを渡しても猫に小判じゃないかな」

ものの価値の分からない人に対して使う場合が多いですね。

能力がない人や必要としてない人に、
見当違いのものを渡しても意味がない。

という場合に使います。

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まとめ

今回は「猫に小判」の意味や、同じ意味で使うことわざについて紹介しました。

「猫に小判」と同じ意味で使うことわざはとても多いですし、
猫に石仏」や「犬に小判」など言い回しはほぼ同じのことわざも多いです。

傾向としては価値のあるものと動物を組み合わせたことわざが多いですね。

別に猫や犬、馬、牛を馬鹿にしているわけではありませんが、
生態を理解しているからこそことわざに取り入れている場合が多いです。

また、昔から人間に馴染みのある動物という共通点があります。

ということで、ざっと調べても7つの同じような意味のことわざがありました。

犬に小判

などはちょっとレアなので、次回はぜひ、
猫に小判の代わりに使ってみてはいかがでしょうか。^^

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ


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