喉元過ぎれば熱さを忘れるの真意とは?使い方や反対の意味だと何がある?

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喉元過ぎれば熱さを忘れる

こんなことわざがあります。

熱いものが喉を通ったときは苦しいけれど、
通り過ぎたらその熱さは忘れてしまう。

文字通りの意味でとらえるとこのようになりますが、
解釈はこれであっているのでしょうか。

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熱い飲み物を飲んだ時などをイメージすれば、
何となく状況は分かります。

実際には、どんなときに使うことわざなのでしょうか。

また似た意味で使う言葉や、反対の意味のことわざには、
どういった表現があるのでしょうか。

と、いうことで!

今回はこのことわざのの意味使い方についてまとめました。


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喉元過ぎれば熱さを忘れるの意味


まずは基本的な意味からみていきましょう。

喉元過ぎれば熱さを忘れるの意味

苦しいことでも過ぎてしまえば、その苦しさやそのときの恩も簡単に忘れてしまうということのたとえ。

そのまんまですね。
(^^ゞ

とても熱い飲み物でも喉の部分を過ぎてしまえば、
熱かったことなど忘れてしまう。

このことから転じて、

苦しいときに助けてもらったとしても、楽になればその恩義も忘れる


という意味で使います。

ちょっと礼儀知らずな印象も受けますが、
言われてみればそういったことも多いかもしれないですね。


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どんな時に使う言葉なのか


熱い飲み物というのはたとえであり、苦しいこと辛い時期を指しています。

若くてお金がない頃や貧乏なことに周りの人に助けてもらったとしても、
成長して裕福になってしまったらその恩など忘れてしまう。

このような場合などに使います。

また、恩義だけでなく覚えておいた方がいい苦労や、
そのときの気持ちを忘れてしまう場合にも使います。

恩を忘れた人や、態度が変わった人に対して皮肉や悪口。
諦観の意味で使うことも多いです。

例文

1.

「若手のころは全然仕事がなくて先輩に食べさせて貰ったのに、急にブレイクして売れ出したら連絡も取らないなんて、まさに喉元過ぎれば熱さを忘れるだな」

2.

「昔はギャンブルで大きな借金を作って返済するまでに死ぬような苦労をしたというのに、事業に成功して裕福になったらまたギャンブルに手を出しちゃうんだから喉元過ぎれば熱さを忘れるとはこのことだね」

こういった使い方ができます。

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反対の意味だと?


では「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と反対の意味で使う言葉には、
どのようなものがあるのでしょうか。

いくつかみていきましょう。

    羮に懲りて膾を吹く(あつもりにこりてなますをふく)

    ある失敗に懲りて必要以上に用心深くなり無意味な心配をすることのたとえ。
    羹というのは肉や野菜を煮た熱い汁物のことを指しています。

    羮を飲んだらとても熱かったので、冷たい食べ物である膾を食べるときにまでふーふーと息を吹きかけて冷ましている、という状況をあらわしています。

    喉元を過ぎても熱さを忘れずに、無駄な用心を繰り返している様子なので

    「喉元過ぎれば熱さを忘れる」

    とは反対の意味になります。

    蛇に咬まれて朽ち縄に怖じる(へびにかまれてくちなわにおじる)

    一度、酷い目にあうと過剰に敏感になり用心深くなるものだ、というたとえ。

    蛇に咬まれた経験があると、道端に転がっている朽ちた縄にまで
    びくびくしてしまうという状況をあらわしています。

    恩義を忘れるなどの意味はありませんが、自分の経験を忘れないという意味では

    「喉元過ぎれば熱さを忘れる」

    の逆の意味と言えますね。

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    一宿一飯の恩を返す

    ほんのわずかな恩義であっても忘れてはいけないという戒めの言葉です。
    「一飯之恩」ともいいます。

    「喉元」に関する言葉ではありませんが、人の恩を忘れない、
    忘れてはならないという部分は

    「喉元過ぎれば熱さを忘れる」

    の反対の意味と言えます。

似た意味のことば


では「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と似た意味の言葉もみていきましょう。

    暑さ忘れて陰忘る

    暑さが去るとともに木陰のありがたみを忘れてしまうことから、
    苦しいときに人から受けた恩も楽になるとすぐ忘れてしまうという意味となります。

    雨晴れて笠を忘る

    雨が晴れてしまえば雨を遮ってくれた傘の存在を忘れてしまうことから、
    苦難のときに受けた恩を、その時期が過ぎると忘れてしまうことをあらわしています。

    難産色に懲りず

    難産で苦しんだ女が懲りもせずまた色事を行うことから、
    苦しんだことを忘れて懲りずにまた同じ事を繰り返すことを意味しています。

    病治りて医師忘る

    病に苦しんでいるときは医者に頼り感謝するが、
    治ってしまったら医者のことなど忘れてしまうことから、
    苦しんだ時が過ぎれば受けた恩も忘れるという状況をあらわしています。

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まとめ


今回は「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の意味や使い方について紹介しました。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」は
反対の意味で使う対義語も
同じ意味で使う類語も
たくさんありましたね。

これだけバリエーションがあるということは、いろいろな状況や食べ物などが
例えとして使われるほどよくある事例だということでしょう。

つまり苦しいときが過ぎると受けた恩をすっかり忘れてしまう人が多いからこそ、
昔から戒めの意味のことわざもたくさん出来たのだといえます。

ずっと喉が熱いというのはイヤですが、
いただいた恩義は忘れずにしっかり返したいものですね。

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ


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