体育の日とは何の日?意味や由来を説明できる?
10月の第2月曜日は体育の日。
運動会やマラソン大会など、
「この日にスポーツイベントをやる」
という地域も多いのではないでしょうか。
しかしこの体育の日。
あえて祝日にしてあるのには、
いったいどんな意味があるのでしょうか。
体育の日はスポーツをすることが多いですが、
スポーツを目的として定められた日なのでしょうか。
なぜ、いつから、体育の日ができたのでしょうか。
と、いうことで!
今回は体育の日の意味や由来などをまとめました。
それではさっそくみていきましょう!
体育の日の由来
まずは、体育の日ができた由来からみていきましょう。
体育の日は、
- スポーツに親しみ、健康な心身をつちかうこと。
を目的として2000年(平成12年)に制定された国民の祝日です。
こうしてみると、まぁまぁ最近のことですね。
なんとなく、記憶にあるという人も多いのではないでしょうか。
(^^ゞ
日付は10月の第2月曜日。
なので毎年同じ日というわけではなく、
2017年は10月9日、2018年は10月8日が体育の日です。
しかし中には、
「あれ?体育の日って10月10日じゃなかったっけ?」
と感じる人もいるのではないでしょうか。
それもそのはず。
実は、2000年以前は10月10日を体育の日としていました。
10月10日は1964年(昭和39年)の東京オリンピックで開会式が行われた日。
なので、スポーツに親しむ日に相応しいということで、
体育の日とされ国民の祝日となりました。
しかし、2000年からは、
ハッピーマンデー制度
が始まりました。
ハッピーマンデー制度というのは祝日を月曜日に持ってくること。
土・日・月を三連休にしようという制度です。
これにより体育の日は10月の第2月曜日になりました。
体育の日がある意味
体育の日はスポーツに親しむために定められた日。
なので、普段運動から離れている人も、
身体を動かすのが好ましいとされます。
しかしただ身体を動かせばいいというわけではありません。
「健康な心身をつちかう」
という信念も含まれているので、
身体だけではなく精神の健全も求められます。
そういった理由から体育の日には、友人や同僚、
周りの人たちとの交流を目的としたイベントも多く開催されています。
マラソン大会はもちろん、
など大勢で楽しめるものが多く、
また親子や家族で参加できるイベントも数多く催されます。
スポーツを通じて人と関わり、コミュニケーション能力を高めることを目的としているので、試合の勝ち負け以上に大切なものを得ることができます。
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名称が「スポーツの日」に変わるかも?
現在、国会のスポーツ議員連盟では、
- 「体育の日」を「スポーツの日」に変えよう!
という動きがあります。
実際に名称変更の改正法案を国会に提出することを検討しています。
しかし、コレ。
なぜ名称を変えなければいけないのでしょうか。
・・・・・・・
スポーツ議員連盟は体育とスポーツは意味が異なると考えています。
体育というのは心身の健やかな成長と共に、
自己の身体の仕組みなどを学び育むことを意味します。
何も問題が無いように思いますが、
という点ですね。
つまり、
このような背景を理由として改正が検討されています。
英語で説明すると?
ついでに、もしも外人さんに、
「ウンドウシニイクッテドウシテ?」
と聞かれた場合に、しっかり英語で答えるための回答例も紹介しておきましょう。
体育の日を英語で説明する場合、
どう言ったらうまく伝わるのでしょうか。
・・・・・・・
一番簡単に直訳すると「体育の日」は
- ”Sports Day.”
です。
しかし体育の日を知らない外国の人にそう言っても、
- “What’s that?
(何それ?)
と言われてしまうかもしれません。
そんな時は、先ほども体育の日の意味の説明がありましたよね?
体育の日というのはスポーツを通して健康な心身をつちかうことが目的。
そのニュアンスを上手く入れるのであれば、
- “Health-Sports Day.
“National Sports Day”
といった回答ができます。
もし、長い文章でしっかり説明するのであれば、以下のような回答方法もあります。
- “Health and Sport Day, a national holiday in Japan.”
(体育の日というのは国家が定めた日本の祝日です)
よろしければご参考ください。
(^^ゞ
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まとめ
今回は体育の日の意味や由来などを紹介しました。
もともと10月10日のオリンピックの日が祝日になり、
その後、10月の第2月曜日に体育の日として改めて制定されました。
そして再び「体育の日」から「スポーツの日」に改名される可能性もあります。
体育の日でも問題が無いように思いますが、そう言われてみると、確かに体育よりもスポーツの方がより広い範囲をあらわしてるようにも感じますね。
いずれにしても、せっかく作られた「体育の日。」
しっかりスポーツをして、健康な体を作ったり、スポーツを通して友達や仲間と交流を深める日としてうまく活用したいものですね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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