遺族年金とは?受給資格やもらえる年金の種類もチェック!
年金シリーズ第4弾!
前回は年金を払わないとどうなるか、
どうすればいいかを紹介しました。
まだ読んでない人、
内容が気になる人はこちらをクリック☆
↓
さて、今日は年金をちゃんと払ってる時に
受けることのできる年金の保証内容について紹介するよ。
一般的に年金っていうと、
年金暮らしみたいな、お年寄りが
国からもらうものって印象があるよね。
実は、年金はそれだけではない、
大きく分けて三つの保証がついてるんだ。
その3つって言うのがコレ。
一般的に年金って言われてるのが、
この老齢年金っていうやつだね。
60歳までに納付して、
65歳以降に受け取れる保証制度。
あとは、普通に年をとらないで
事故に有った場合などイレギュラーな場合。
年金には、そんな場合でも、
本人や、その家族を金銭的に支援する
保証も兼ね備えているんだ。
それでは、今日は老齢年金、
遺族年金、障害年金、それぞれについて
簡単に紹介していきましょう~
レッツ、おとどけ!
三(/・△・)/
老齢年金は得?それとも損?
お金が無いのになんで年金を
払わなくちゃならないの?
そんなことを考える人もいるだろう。
ところがどっこい。
年金はいわば保険なんだ。
しかも半分は税金から賄われてる。
自動車保険とかって、お金を払う代わりに
万が一、1億円かかるような賠償が
発生しても保健が肩代わりしてくれるよね。
それと一緒。
国民年金を例に金額を計算してみよう。
老齢年金の支出と収入
年金を払う額は月15,000円程度
年金を貰う額は月65,000円程度では40年間払ったら?
15,000円 × 12(ヵ月) × 40年 = 720万円
65歳から90歳までの25年間生きたら?
65,000円 × 12(ヵ月) × 25年 = 1950万円
ね?結構な額でしょう?
まさに「3倍返しだッ!」
ちなみに損をするのは
75歳よりも前に死んでしまった場合。
65,000円 × 12(ヵ月) × 10年 = 780万円
でも、生きてた場合を考えた方が怖いよね。
万が一、国民年金すら納めてなくて、
65歳を超えて1円も収入が無かったら・・・。
働くしかないけど、65歳を超えて
雇ってくれる企業がどれくらいあるだろう。
生活保護って手もあるかもしれないけど、
それこそ、将来そんな制度があるかわからないし、
なにより、できるだけひと様には迷惑かけたくないよね。
自活出来た方が肩身も狭くないし。
※上記の額は満額の場合です。
※実際の金額は納めた年数によって調整されます。
遺族年金とは?
そして年金には、年をとってからの生活を
有る程度保証してくれる、老齢基礎年金。
その他にも遺族保障や障害保障などの
保証もついているんだ。
遺族年金は、国民年金を払っていた人が
不慮の事故により死亡してしまった時などに、
その家族の経済的支援をする制度。
たとえば、旦那が国民年金に入っていて、
40歳の妻1人、8歳の双子がいたとしよう。
そして旦那が不慮の事故に。
国民年金に入ってなければ、
次の日から路頭に迷うか
親戚のうちにお世話になるか、だ。
遺族基礎年金が利用できれば、
まず、妻に対しての遺族基礎年金で
786,500円が年額で支給。
子供が2人いるので、追加で
226,300円×2人分支給。
後は子供が18歳になるまで
年1,239,100円 × 10年 = 約 1,240万円
が支給されるんだ。
もちろん、年金の制度は常時、見直し、
調整が行われているので、条件や内容に
若干変更が加わることもある。
これは、国民年金の場合なので、
厚生年金や、共済年金に入ってれば
もっと手厚い保証となる。
自営業の人などは、厚生年金や、共済年金を
利用することは出来ないので、
国民年金基金などを利用することで、
貰える年金を上乗せすることも可能だ。
但し、上記の試算は満額の場合なので、
実際は年金の今までの納付額によって
変わってくるよ!
※平成25年時のデータとなります。
遺族年金 受給資格は?
ここでは遺族基礎年金の
受給資格について紹介するよ!
上記のような不慮の事故の時に
とても助けになる遺族年金。
これをもらうためには、
死んじゃった日の前日から数えて、
保険料免除期間と国民年金を収めてた期間を
足して2/3以上あることが条件になってるよ
あと、亡くなった日のある月の
前々月までの1年間に保険料の未納の期間があると、
遺族年金を受け取ることはできなくなるんだ。
「お金無いから払えないよっ」って人や、
「学生だから払えないよっ」って人も、
年金にはちゃんと免除制度があるんだ。
払えない場合でもしっかり手続きしてないと、
いざって時にこういった保証が
受けなれなくなってしまう可能性があるよ!
障害年金とは?
障害年金っていうのもあるよ。
これも年金で保証される仕組みの一つ。
働けなくなるような障害を負った時も、
国民年金に入っていれば保証が受けられるんだ。
障害等級は第1級~14級まで分かれてて、
一時金として8万円~342万円を
受けといることができるよ。
急な事故とか有った時は助かるよね!
障害年金 受給額は?
では、その障害年金。
いざって言う時に、いくらくらい
もらうことができるんだろう?
たとえばの例で国民年金の手続きを
ちゃんとしている場合に貰える額は以下の通り。
障害年金 受給額
1級:786,500円 × 1.25 + 226,300円 (子供1人分) 2級:786,500円 + 226,300円 (子供1人分) 子の加算額
第1子・第2子は各226,300円
第3子以降は各75,400円
をそれぞれ加算。
万が一働けなくなって、子供がいたら。
考えるだけで恐ろしいよね。
年金をちゃんと払ってれば、
いざという時の保証っていうのも、
しっかりついているのが国民年金なんだ。
これから消費税も上がったりする予定だよね。
国民年金は税金からも賄われてるので、
これを利用しないと、払うだけ払って
見返りが無いという悲しい状況に。
格安で使える保険みたいなものなので、
払ってない人は納めておくことをオススメするよ!
タグ:税金
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