5分で作れる!ハッカ油を使った虫除けスプレーの作り方
アウトドアレジャーや、ちょっとお散歩・・なんてときに、大活躍の虫除けスプレー。
でも、赤ちゃんや小さい子どもがいると、市販の虫除けの成分、気になりませんか?
市販の虫除けによく使われているディートは虫に対して強いだけじゃなく、
人にも強い影響があるのでちょっと怖いですよね・・
- ディートとは
- 生後6か月未満の乳児には使用しない
- 6ヶ月以上2歳未満の子供には1日1回まで
- 2歳以上12歳未満の子供には1日1~3回まで
アメリカ軍が兵士用の虫の忌避剤として開発した成分です。
とても強い効果がありますが、神経障害や皮膚炎などを起こす報告があったため、
日本でも
を目安に使用するように記載されています。
でも、オーガニックの虫よけスプレーはちょっと高いから気軽には使いにくい・・・
それなら、自分で虫除けを作ってみませんか?
ハッカ油と少しの材料を混ぜるだけで、
ブヨなども寄ってこなくなる虫よけスプレーが作れるんです!
今回はそんな虫除けスプレーの作り方をご紹介します。
目次
手作り虫除けスプレーの準備
それではまず、虫除けづくりの材料を揃えてみましょう。
これだけでできあがります!!
ほとんどドラッグストア手に入ります。
スプレーボトルは100均のもので十分です。
ハッカ油
北見産のものが質も良く、人気があります。
飲用可なので、万が一口に入っても安全でオススメです!
少し高く感じるかもしれませんが、ミントティーなどにも使えます。
他にもハッカ油は色々と売られていますが、
「食品添加物」
の記載があるものと、
「飲まないでください」
と書かれているモノがありますので、注意してみてくださいね。
大人しか使わないのであれば、アロマオイルのペパーミントなどを使うのも手ですが、やはりハッカ油の方が虫除け効果は感じられるようです。
スプレーボトル容器
容器の選び方ですが、ハッカ油はポリスチレン(PS)を溶かしてしまうため、ポリスチレンが使われていない容器を選びましょう!
の容器を選ぶと溶けないので安心ですよ。
手作り虫除けの作り方
出は早速虫除けを作ってみましょう!
- 無水エタノールとハッカ油を混ぜる
- スプレー容器に精製水と1.を入れてよく混ぜる
無水エタノールとハッカ油を先に混ぜるところがポイントです。
水とハッカ油だと余計に混ざりにくくなってしまいます。
使用するときには、水と油で分離してしまっているので、よく振って混ぜ合わせてくださいね。
市販のものよりも効果が消えやすいので、1時間に1度は必ずスプレーしてください。
1週間から10日ほどで香りが抜けてしまうので、使い切るようにしてください。
遮光瓶などに入れる必要はありませんが、日の当たらない所で保管しましょう!
また、材料ですが、精製水ではなく水道水やミネラルウォーターでも作ることができます。
害虫駆除などで外壁や網戸に使う場合にはコスト的にもおすすめですよ。
水道水の場合は含まれる塩素がハッカを分解する可能性もあるので、人に使う場合は精製水がおすすめです。
おまけのアレンジ・手作り虫除けスプレー(シーブリーズバージョン)
出先で虫除けスプレーを忘れた!という時に、無水エタノールや精製水を出先で買うのはちょっと荷物になりますよね・・・
そんな時にオススメなのが、シーブリーズです。
スプレー容器に、シーブリーズとハッカ油を入れて振れば完成!
シーブリーズにはハッカ油などの成分が入っているので、混ざりやすいんです!
このシーブリーズバージョン、キャンプをする人のなかではかなり知られている方法なのだそうです。
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ハッカ油の色々な使い方
ハッカ油には様々な効果があるので、虫除け以外にも利用できます。
簡単にご紹介しますね。
カビの発生を抑えるので、掃除などにも使えます。
アロマオイルとしてなど眠気覚ましやストレス解消、リフレッシュに使われます。
虫はハッカのにおいが嫌いなのでかなり効果が高いです。
ゴキブリなどの害虫にも効果があります。
タオルなどにしみこませて拭くことで汗のにおいを抑えたり、
1滴たらしてうがいにつかうと口臭にも効果があります。
トイレの消臭にもおすすめです。
お風呂に入れたり、扇風機に吹きかけると涼しく感じます。
シャンプーやボディソープに混ぜるとトニックの様なすっきり感を感じられます。
マスクに吹き付けると花粉症の時などの鼻炎がすっきりします。
昔は胃腸薬としても使われていたため、
水に食用のハッカ油を1滴たらして飲むといいようです。
湿布の作用もあるので、肩こりや筋肉痛など痛い部分に塗りこむと痛みが和らぎます。
1つハッカ油があるだけで、あれこれ使えそうですね!
気を付けたい点
ハッカ油を使うにあたって、注意してほしい点が少しだけあります。
ハッカ油は肌を乾燥させてしまいます。
敏感肌の人や赤ちゃん、妊娠中の人などは肌荒れの原因になります。
また、冷感を感じすぎて、痛みを感じることもあります。
体を冷やしすぎてしまったり、ハッカの清涼感で涙や鼻水がとまらなくなってしまうことがあります。
犬のダニよけには使えるハッカ油ですが、猫や小鳥などはハッカで中毒症状を起こしてしまう可能性があるので避けましょう。
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まとめ
今回はハッカ油で作る手作り虫除けスプレーの作り方をご紹介しました。
市販の虫除けより持続時間は短くなりますが、身体に害のないもので、
効き目が抜群なので、赤ちゃんや子どもにも安心ですね!
ただし、皮膚に直接かけてしまうと肌に合わずにかぶれてしまったり、
ハッカ油の清涼感に嫌がる子もいるかもしれません。
服や帽子にかけておくのがオススメです。
あと、目や鼻はふさいでくださいね!
涙が出ちゃいます。
とっても簡単に作れますし、掃除などいろんなことに使えますので、
ぜひ作ってみてください。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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