乙の意味をくわしく!書類やネットで使われる時の意味は?名前に使うのはアリ?

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といえば、焼酎の乙類なんてのがありますよね。
今は乙類とは言いません。

焼酎には甲類と乙類があります。

世の中では、

甲乙つけがたい

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という言葉があったり、現在70代の方が小学生の頃には、通知表が

甲、乙、丙

だったりとかで、何かと乙の方が下に見られがちです。

そこで乙類というのはネーミングが悪いという話になって、現在では乙類とは言わず、本格焼酎という呼び名に変わりました。

そもそも甲類というのは、連続式蒸留機といって

・・・・・・・

えっ、焼酎の話はいいって?

おっと。そうでした。
乙の話ですね。

ということで今回は、漢字の「乙」の使い方意味について詳しく紹介していこうかと思います。


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書類で使われる時の「甲・乙」


元々「甲・乙」の乙というのは十干(じっかん)の二番目になります。

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十干とは干支(えと)とともに昔の暦で使われていたものになりますが、「ひのえうま」とか聞いたことありませんか。

あれです。

例えば2017年は酉年ですが、正確には「ひのととり」になります。
この「ひのと」を表すのが「丁」、これが元々の意味となります。

そしてこの十干を、江戸時代の数学ではABCなどの記号の代わりに使っていました。

例えば現代では、

    A + B = 100

と表しますが、まだ英語が入ってきていなかった江戸時代では、

    甲 + 乙 = 100

といった書き方がされていました。

この名残りからか、昔の通知表も

甲、乙、丙、丁

を使っていた時代がありました。

つまりこの十干は、英語を使っていなかった時代から記号として、または順番を表すものとして使われていたのです。

・・・・・・・

そして本題の書類、特に契約書などで使う「甲、乙」もこの名残りとしていまだに使われています。

契約書においては正確さが求められるため、書き間違いがあると契約自体が曖昧になります。

例えば「○○株式会社」と書かなければいけないところを「株式会社○○」と書いてしまえば、いざとなった時に相手方が

「それはうちの社名と違う」

と主張されると裁判でも負けてしまいます。

そのため、契約書などでは、

    ○○株式会社(以下、甲という)は、株式会社△△(以下、乙という)と業務提携をし、…

というような書き方をして、できるだけミスのない契約書を作ろうというものです。

現在では「甲、乙」だけではなく、「A、B」や「1、2」を使っても問題ないようです。

また、どちらが甲か乙かという問題ですが、簡単に言うと立場が強いほうが甲、弱いほうが乙になるというのが慣例らしいですが、業界によってはお客様を立てるためにお客様が甲、販売会社が乙というところもあるようです。


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ネット用語としての「乙」の意味


さて、ビジネス上の取引書類でも「乙」が使われますが、日常生活でも「乙」見かけることがありますよね。

「スマソ!ちと落ちま!」
乙!

など、ネット用語として使われることがあります。

これはいつ頃から使われ始めたのか正確にはわかりませんが、10年以上前にネット掲示板「2ちゃんねる」から派生していったと思われます。

    お疲れ様 → お疲れ → おつ → 乙

と変化したものですので、意味は「お疲れ様」です。

掲示板では人の書き込みを見て今度は自分が書き込み、それをまた人が見て書き込みっていうのを繰り返していくのですが、自作自演というのがあります。

自分で書き込み、今度は他人のフリをして書き込み、そして自分に戻って書き込みという感じで、一人で話を盛り上げる、または作り上げる作業です。

これを見た他の人たちが、

    自演乙!
    ジサクジエーン乙!

なんて書き込んでいました。

この場合の「乙」は皮肉ですね。
このあたりが始まりではないでしょうか。

その後、使い方も広くなり、

    うp乙
    (アップロードお疲れ様の意)

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なども見られるようになりました。

私が見た中では、ヤクザの話題のところで、すごく裏事情に詳しい人がいろいろと解説してくれていました。

そしたらその後に「本職乙」と誰かが書き込んでいました。

ネット掲示板では大勢が書き込むため、スピードが勝負って部分があります。そのため、入力→変換した時に一番目に変換した漢字をそのまま使うような慣習が一部であります。

なので、この「乙」も第一変換で出てきた漢字ではないかと推測できます。

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名前で「乙」を使うのはアリ?


しかし、この「乙」という感じって和風でなんかちょっとかっちょいいですよね。

名前として「」を使うのはアリなのでしょうか。
または、実際に名前に使われている事例などはあるのでしょうか。

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紀元前の中国、殷朝の時代に王の名前に「乙」が使われていました。

帝乙祖乙という王です。
十干の中でも「乙」は特別な役割を果たすものとして、これらの王の名前に使用されました。

では、日本でこの「乙」はどういう意味があるのでしょうか。

十干の二番目という以外に、

  • 順位の二番目
  • 下の
  • 年が若い

  • などの意味があります。

    また「乙姫」に由来して、女性の名前に「乙」を使うというのも多いようです。

    読みとしては、

  • オツ
  • オト
  • イツ
  • イチ
  • キノト

  • が主流です。

    女性の名前では一字で、


  • などもありました。

    例えば、

  • 亜乙依(アオイ)

  • 加乙里(カオリ)

  • みたいな使い方です。

    私の知り合いにも「乙」を使った名前の人がいます。
    その人は男性で「乙晴」、ツギハルと読みます。

    二男なのでツギなんですが、「次」では字画が良くない。

    かといって「晴」はおじいちゃんからもらった一字だから変更不可。

    そこで一画の「乙」を甲乙の二番目だからツギと読んで使えば字画も良いということでこの名前になったそうです。

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    まとめ


    今回は「乙」という漢字について、使い方や意味、はては名前として使うのはありなのかなど、さまざまな角度から紹介しました。

    たった一字なのにすごく深い意味がありましたね。

    焼酎の乙類にも古代中国からの特別な役割を果たす意味があったのかも知れません。

    いや、ねぇーよ!

    という声が聞こえてきそうですが…

    江戸時代には記号の役割をしていて、それから現代になってもその名残りが残っています。

    不動産屋さんでも、

    何で甲、乙を使うんだろう

    と思っている人は多いのではないでそゆか。

    いつもあたりまえに使っている漢字。
    調べてみると、いろいろな由来や歴史、深い意味があったりするものですね。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ


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