他山の石の正しい意味とは?よくある誤用や由来について

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よく人の話や失敗談などを聞いて、

他山の石としよう

なんて言っている人がいますよね。
あれってどういう意味なんでしょうか。

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自分ごとのように~

とか

教訓として生かし~

というニュアンスは伝わってきますが、
「他山の石」という字面からはあまりそういったイメージありませんよね。


そもそも「他山の石」って何をあらわしているのでしょうか。

「他の山にある石」というと、どうでもいい物というイメージしか思い浮かびませんが、どんな由来があるのでしょうか。

と、いうことで!

今回は他山の石の意味や使い方についてまとめました。

また、このことわざのありがちな誤用なども紹介していくので、チェックしてみて下さいね。
それではさっそくみていきましょう!


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他山の石の意味


まずは基本的な意味について。

    「他山の石」の意味

    人のどんな言動でも、例えそれが誤っていたり劣っていたりした場合であっても、自分の知徳を磨いたり反省の材料とすることができるということ。

「他山の石」というのは、よその山から出た粗悪な石を意味しています。

他の山からとれた粗悪な石のように一見使い物にならないものであっても、砥石にすれば自分を磨くことができるので役に立つ。

このことから他人の間違った言動や行動であっても自分を磨いたり、反省したりする材料にもなる、という意味になりました。

由来


「他山の石」という言葉は中国最古の詩編である「詩経」に由来しています。

詩経」の中の「小雅・鶴鳴」に記されている、

他山の石、以て玉を攻むべし

という言葉が元になっているようです。


これは、

「よその山から出た粗悪な石でも、それを砥石に利用すれば自分の玉を磨くのに役立つ」

という意味の言葉で、他人の失敗を自分の教訓として役に立てる、ということを意味しています。


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よくある誤用


たまに「他山の石」の意味を間違って捉え、誤用してしまっている場合があるようです。
ここでは、よくある誤用例をみていきましょう。

今回のミスを今後に活かすためにも、他山の石としないようにしていきたい


一見、正しいように思いますが、「他山の石」というのは「人のどんな間違った行動・言動であっても自分の知徳を磨いたり反省の材料とすることができる」という意味なので「他山の石としないように」という言い方は矛盾していますよね。

確かに「他山の石」というと他人事、無関心な出来事というイメージがあるので間違えてしまうのも頷けますが、そんなときは「他山の石」の元になった言葉である「他山の石、以て玉を攻むべし」を思い出すと意味が分かりやすいですね。

正しい使い方について


さて「他山の石」の誤用については紹介しましたが、実際に使う場合、意味の違い以外にも注意したいポイントがいくつかあります。

続いて正しい使い方について紹介していきましょう。


「他山の石」というのは相手の誤った言動や劣った態度であっても自分を磨く材料になる、という意味なので、反面教師的な意味合いがあります。

これは目上の人に対して使うのはちょっと失礼ですよね。


なので、

「社長のお言葉を他山の石とし、精進してまいります」

のような使い方は正しくありません。

このように間違った使い方をしてしまうと、思わぬトラブルに発展する危険もあります。そうならないようにちゃんと正しい使い方を把握しておきたいものですね。

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対岸の火事との違いは?


「他山の石」と「対岸の火事」って何か言葉として似ていますよね。

同じような意味なのでしょうか。

・・・・・・・

「対岸の火事」 → 自分には何の関係もないので、痛くも痒くもないというたとえ。

「他山の石」は他人のどんな言動・行動であっても自分を磨く材料になるという意味なので、同じではありません。

むしろ真逆といって良いのではないでしょうか。



「対岸の火事」は自分には関係ない、無関心という意味合いがあります。

なので「他山の石」の誤用として挙げた、

「今回のミスを今後に活かすためにも、他山の石としないようにしていきたい」

などは「他山の石としないよう」ではなく「対岸の火事としないよう」といえば正しい使い方になるということですね。

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まとめ


今回は「他山の石」の意味や使い方をまとめてみました。

人のどんな間違った言動・行動であっても自分の知徳を磨いたり反省の材料とすることができる、という意味でした!

どんなものでも自分を磨く糧になるという向上心を感じることわざですね~。

「対岸の火事」と意味合いを混同してしまって誤用することも多いようですが、確かにちょっとややこしいですね~・・・。

あれ?どっちだっけ?

と思ったら一旦、本来の由来である「他山の石、以て玉を攻むべし」を思い出してみるとわかりやすいですね。

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ


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