対岸の火事の意味!他山の石との使い方の違いは?

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対岸の火事

こう聞くと、何となく無関心っぽいイメージのありますよね。

また、気を付けるといった意味で、

「対岸の火事とせず」
「対岸の火事とは思わず」

といった使い方もされたりします。

よく、政治系のテレビ番組で
使われたりしますよね。

ニュアンスからすると、

あっちの方で火事だけど、こっちは関係ないや~

という印象がありますが、
実際にはどのような意味なのでしょうか。

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今回は、このことわざについて、
改めて調べてみると共に、

似ていることわざ、

他山の石

との違いについてまとめました。

それではさっそくみていきましょう!


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対岸の火事の意味


まずは、対岸の火事の意味についてみていきましょう。

    対岸の火事の意味

    自分には何の関係もないので、痛くも痒くもないということのたとえ。

つまり、どんなに激しい火事であろうとも、向こうの岸で起きていることは自分には関係ない。

こちらまで燃える心配はない。

というところから転じて自分には痛くもかゆくもないことをあらわすようになりました。

タイガンノカジ」と読み、違う言い方に「対岸の火災」もあります。

対岸の火事の使い方


では次に、実際に例文を見てみましょう。

    例文

    「他の部署の不祥事も対岸の火事とせず、会社全体の問題として考えていこう」

    「現代社会の児童虐待問題は決して対岸の火事ではない」

    「友人の失敗を対岸の火事でも見るように、他人事としてしまった自分が恥ずかしい」

対岸の火事という言葉自体は、

自分には何の関係もないので、痛くも痒くもない

という意味ですが、言葉としては

対岸の火事とせず

とか

対岸の火事ではない

のように否定形をとり、戒めとして使うことが多くなります。

小説や創作物の中では、

「人の不幸ほど面白いものはなく、対岸の火事は燃えれば燃えるほど美しいものだ」

「隣国の戦争なんてものは、あくまで対岸の火事である」

などのように使うこともありますが、これは普段使うことを考えれば珍しい例です。

何か問題が起きた時に、

まあ対岸の火事ですから

なんて言ってしまうといかにも無責任で冷たい人間のように思われてしまいますよね~。


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他山の石との違い


対岸の火事と似たような意味で、

他山の石

ということわざがあります。

この二つの意味の違いってなんなのでしょうか。


他山の石というのは、

    他人のどんな言動でも、たとえそれがあやまっていたり劣っていたりした場合でも、自分の知徳を磨いたり反省の材料とすることができるというたとえ。

となります。

中国最古の詩篇である「詩経」に基づく言葉で、

「他の山から出た粗悪な石でも、それを砥石に利用すれば自分の玉を磨くこともできる」

という逸話から、他人の誤りを自分の修行の役に立てることをいうようになりました。

おっとぉ?

きちんと意味を調べてみると、
対岸の火事とは意味がちょっと違いますね。

他山の石との違い

ことわざ 意味
対岸の火事 自分には何の関係もないので、痛くも痒くもない。
他山の石 他人のどんな言動でも、たとえ誤りでも、自分自身を磨く材料にできる。

このような違いがあります。

なので、同じ意味で使ってしまうのは間違いとなります。

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対岸の火事の対義語


では次に、対岸の火事と反対の意味のことわざもチェックしてみましょう。

対岸の火事の対義語というと具体的に、

これが対義語!

というのはあまりないのですが、近いものを上げてみましょう。

  • 人を以て鏡と為す

  • 人の振り見て我が振り直せ

  • 反面教師

  • などの、人の行動を自分に置き直して考えるという意味の言葉が当てはまりますね。
    (^^ゞ

    また、ことわざではないですが、
    他人事を他人事と思わないという意味であれば、

  • 親身になって~

  • 我がことのように~

  • などが対岸の火事の対義語となります。

    対岸の火事を英語で言うと?


    ここでちょっと、このことわざを英語で表現してみましょう。

    対岸の火事を英語に直すと、

      That’s a fire on another shore.
      (別の海岸の火事)

    となります。

    しかし直訳過ぎて言葉の持っている
    ニュアンスが伝わりませんよね。
    (^^;

    自分には何の関係もないので、痛くも痒くもない、
    という意味合いを伝えるのであれば以下のようになります。

      It’s somebody else’s problem.
      (これは他の誰かの問題である)

      It has nothing to do with me.
      (それは私とは何の関係もない問題だ)

    ちなみに、外国にある意味の似たことわざには、
    こういった表現もあります。

      The comforter’s head never aches.
      (慰めを言う人の頭は決して痛くはない)

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    まとめ


    今回は対岸の火事の意味を紹介しました。

    対岸の火事は、

    自分には何の関係もないので、痛くも痒くもない

    という意味となります。

    ただし、実際に使われる時には、

    「対岸の火事とせず」
    「対岸の火事とは思わず」

    など、打ち消して「気を付けよう」「肝に銘じよう」
    とった使われ方が多くなっています。


    他山の石とちょっと似ているようですが、

    他山の石は、

    他人のどんな言動でも自分を磨く材料にできる

    という意味なので、同じ意味として扱うのはちょっと無理がありますね。


    事件やトラブルは思わぬところに潜んでいたりします。

    何かマズイことが起きたら、対岸の火事とせず、
    問題を避けて通れる知恵を身に付けておきたいものですね。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ


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