果報は寝て待ての意味!似たことわざや逆の意味だと何がある?
「果報は寝て待て」
有名なことわざですよね。
「良い知らせは寝て待とう」
という意味にとれますが、
なぜ寝る必要があるのでしょうか。
有名なだけに今更、だれかにきくというのも
ちょっと恥ずかしかったりしますよね。
(//▽//)
と、いうことで!
今回はこのことわざの意味や、似た意味のことわざ、
逆の意味のことわざなどについてもまとめました。
それではさっそくみていきましょう!
目次
果報は寝て待ての意味
まずは本来の意味をチェックしてみましょう。
- 果報は寝て待ての意味
運というものは人の力でどうにか出来るものではないので、焦らずに気長に運が回ってくるのを待った方が良い。
このような意味となります。
幸せというのは人の力ではどうにもならないものなので、いくら焦っても仕様のないこと。
だったらいっそのこと寝てしまって、
時機を待つのが良いということをあらわしています。
場合によっては「寝て待て」を怠けて待っている、と解釈されてしまう場合があるようですが、これは怠けていた方が良いということではありません。
力を尽くした後は気長に良い知らせを待つしかないという意味ですね。
(^^ゞ
由来について
「果報は寝て待て」
ということわざの起源は仏教の教えにあります。
「果報」というのは、仏教用語で前世での行いの結果として現世で受ける報いのことをあらわしています。
前世の行いを今になってくよくよ悩んだり、結果がでないとイライラしてもしょうがないですよね。
コツコツ善行を積んでいればいつか必ず結果が返ってくるのだから、焦らずに待っていることが大切だ、という仏教の因果の道理を唱えた教えなのです。
(^-^)h
似た意味のことわざ
では「果報は寝て待て」と似た意味のことわざをみてみましょう。
待てば海路の日和あり
今は状況が悪くとも、焦らずに待っていれば幸運はそのうちにやってくるということのたとえです。
運は人為ではどうにもならないので、焦らずに待った方が得策であるという部分は「果報は寝て待て」に共通しますね。
急いては事を仕損じる
焦っている状態では失敗に繋がる可能性が高いので、何事も落ち着いて行動するべきである、という意味です。
運や幸せというニュアンスはないですが、焦るのはよくないという部分は共通しているように思えます。
「福は寝て待て」
「運は寝て待て」
この二つは「果報は寝て待て」と似た意味のことわざというよりは、同じ意味の言い方を変えたものですね。
幸福や運は焦らずに寝て待った方が良い、という意味になります。
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逆の意味のことわざ
今度は「果報は寝て待て」の逆の意味のことわざを見てみましょう。
蒔かぬ種は生えぬ
原因がないのに結果が生じることはないという意味で、努力もせずに良い結果が出るわけがないということ。
よく「果報は寝て待て」の反対語として紹介されていますが、本来「果報は寝て待て」は、怠けていれば幸運がやってくるという意味ではないので、逆の意味としては少しズレがあるように思えますね~。
思い立ったが吉日
何かをしようと思ったら日を待たずにすぐに行動するのが良いという意味です。
待つよりも行動すべきだという点は「果報は寝て待て」とは逆のニュアンスかもしれませんね。
先んずれば人を制す
何事も人より先に行えば、有利な立場に立つことができるという意味で、後手に回ってはいけないということをあらわしています。
「気長に待つ」や「焦らず待つ」とは逆の意味合いの言葉ですね。
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まとめ
今回は「果報は寝て待て」の意味や使い方について紹介しました。
運というのは人の力ではどうにもならないので、焦らずに気長に待っているのが良い、という意味なのでした!
本来は怠けるのが良い、ということではなく、努力は必ず結果を生むので、焦らずにゆっくり結果を待つのが良いという意味になります。
似た意味のことわざや、逆の意味のことわざも知っておくといざという時にするりと出てくれば、ちょっと賢いと思ってもらえるかもしれませんね♪
やっぱりさぼってばかりではダメですね。
やることはキッチリやっておく。
そうすれば「果報」はあなたの元へもきっと届くはずです。ミ☆
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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