一期一会の意味とは?英語で言うと?使い方をチェック!
一期一会(いちごいちえ)。
学校の漢字テストなどによく出てくる
四文字熟語ですよね。
ただ、有名な割には意外と
正確な意味を知らないという人も多かったり。
たまに、
「いっきいっかい」
って読む人もいたりしますよね。
(^^;
一期一会とはそもそもどういう意味なのでしょうか。
どんな由来があるのでしょうか。
昔、映画のタイトルにもあったような気がしますが、
英語で言うと、どんな風になるのでしょうか。
と、いうことで!
今回は一期一会の正しい意味や
詳しい使い方などをみていきましょう。
一期一会の意味と由来
一期一会。
これは日本のことわざ、四字熟語としてとても有名ですよね。
なので聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
それまずは、意味からみていきましょう。
- 一期一会の意味
一生に一度限りの機会のことや、生涯に一度だけの出会い。
人生に一度しか訪れないものに対し、誠意を尽くし専念する。
こういった意味を持つことわざです。
一期一会の由来
実はこのことわざは、茶道を由来とています。
どんな茶会であっても生涯に一度しかない貴重なもの。
なので、ひとつひとつの出会いを大切にし、
亭主・客ともに互いに誠意を尽くす心構えを意味しています。
茶道で有名な千利休が残した言葉とされていて、
利休の弟子である山上宗二が自著に
記したものが残っています。
英語で言うと?
一期一会は日本のことわざですよね。
ですが、英語に直すとどんな文章になるのでしょうか。
一期一会を英語に訳した場合、
訳はひとつではないのです。
ここでは、いくつか紹介していきましょう。
- 一期一会を英語にすると・・・?
” Once in the lifetime chance”
(一生に一度だけのチャンス)
“Once in the lifetime meeting”
(一生に一度だけの出会い)
“Once in a lifetime opportunity”
(一生に一度だけの機会)
“Once in a lifetime experience”
(一生に一度だけの経験)
“Treasure every encounter as it may not come again”
(毎回ある出会いを大切に。なぜなら、もう二度とそれが起こることはないかもしれないから)
細かい違いですが意外とたくさんありますね~。
“Once in the lifetime”
は「一生に一度だけの」という意味なのでその後に「出会い」や「好機」や「機会」などを付ければ一期一会のニュアンスに近くなります。
“in the“にすると劇的な表現になるので
何かの題名としてふさわしくなります。
また、”in a“にすれば普通の会話文として使えます。
文体は複雑になりますが、
「もう二度と訪れないかもしれない」
という部分を強調したい場合は、
“it may not come again”
の訳も有効です。
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使い方をチェック!
では実際に一期一会の使い方をチェックしていきましょう。
一期一会は人との出会いを大切にしたいときや、ひとつひとつの機会を重要とし、手を抜かないという心構えを表現するときに使います。
なので、旅館の玄関先に「一期一会」と飾ってあったり、客商売の会社の基本理念になっていたりします。
例を挙げてみましょう。
- 例文
「出会いは一期一会なので心を込めておもてなしをしましょう」
「すべては一期一会なので、ひとつとしておろそかにできない!
といった使い方ができます。
作品名にもなっている!?
実は一期一会という言葉は映画のタイトルや曲名としてもよく使われています。
一期一会をテーマにしたものや、歌詞に入っているものなどたくさんあるのでその一部を紹介していきましょう。
人との出会いや人生・生き方をあらわすのに使いやすい言葉なので多くの方に好かれて重宝されているようですね。
(^^ゞ
字面も美しくキレイな四字熟語ですし、
音もゴロがよく耳に心地いいですよね。^^
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まとめ
今回は一期一会の意味を紹介しました。
学校の試験やテレビのクイズ番組などでもよく出てくる四字熟語なので耳に入ることは多いですが、もともとは茶道が由来となっていました。
千利休の残した言葉だというのは実は知らない人も多いかも!?
・・・・・・・
長い人生では、何がきっかけでその後の人生が大きく変わるかはわかりません。
チャンスを自分の力でつかみ取れるよう、日ごろから誠実に生きていきたいものですね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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