有終の美を飾るの意味!語源は?使い方と例文をチェック!

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野球選手の引退試合を報じる記事などで、

最終打席で見事にホームランを打ち、有終の美を飾った

といった言い回しが使われることがありますよね。

また、相撲の世界でも、

最後まで凛とした断髪式で、横綱は有終の美を飾った

と言われたりします。

有終の美には華々しい最後をかざるというニュアンスが感じられますが、本当のところはどうなのでしょうか。

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今回はこのことわざの意味や語源、使い方をチェックしてみましょう。


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語源と例文


有終の美の意味を辞書で引いてみると…。

    有終の美

    物事をやり通し、最後まで仕上げること。結果がりっぱであること。

    出典:「大辞泉」

ひとつの仕事を限界がくるまでやり抜いて、終わりのその日までプライドを保って潔く身を引く。

辞書の解説から、そんなニュアンスが読み取れます。

すでに偉業を成し遂げたその道のプロフェッショナルが引退のその瞬間までプロらしく闘って散っていく。

過去の栄光にとらわれない潔さがあるからこそ、その姿にファンは感動するのです。

有終の美は、語源にも歴史があります。


    初め有らざるなし、よく終わりあるはすくなし

これは「詩経」におさめられた一節で、これが有終の美の由来とされています。

物事をはじめるのは簡単だけど、最後まで美しくやり通すのはものすごく難しい。
何かをやり抜くことの大切さをこの言葉は説いています。

有終の美を飾れる人は相当な覚悟を持った、特別な人なのかもしれません。


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「有終の美」の例文


「野球ひとすじに生きてきた彼にとって、明日の試合は有終の美を飾る舞台だ」
「田中永世名人は現役時代と変わらない豪快な棋風で対局を制し、棋士人生の有終の美を飾った」
「首相はおそらく、明日の引退スピーチで有終の美を飾ろうとしているのだろう」

有終の美という言葉には、毅然とした去り際というイメージが含まれています。

間違いやすい表現


有終の美はつねに、「飾る」とセットになっています。

時々、「有終の美を演じる」といった使われ方をされたりしますが、これは誤りで、「有終の美を飾る」でワンセットの表現になります。

「火ぶたが下りる」という表現もたまに見かけますが、正確には「火ぶたが切って落とされる」です。

たぶん、「幕を下ろす」と混じってしまうんですね。

また、国語のテストでは、「優秀の美」または「優秀な美」と書くミスが多いそうです。
優秀のほうがなじみのある言葉なのでわからないでもありませんが、これでは意味合いそのものが変わってしまいます。

終わりの時だからこそ、美しい最後を飾る。漢字の意味と語源をきちんと理解して、ケアレスミスをなくしたいものですね。

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まとめ


スポーツニュースなどでよく聞く有終の美。

    最後の瞬間まで実力とプライドを保ち、潔く身を引く

というのが大まかな意味となります。

由来は「詩経」の一節で、物事を投げ出さずに最後までやり抜くことの大切さを説いた言葉でした。

何事も続けることに意味がある。


有終の美を飾るプロフェッショナルたちは、だからこそ美しいのですね。

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ


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