「昔取った杵柄」の意味と由来!実際の例文や使い方は?

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昔取った杵柄

若い人はあまり言いませんが、
年上の人が言っているのを時々耳にすることがあります。

どういう意味のことわざなのでしょう。

昔取った」はなんとなく分かりますが
杵柄」とは何のことを言っているのでしょう。

あまり見慣れない漢字なのでどう読むのかもいまいち分かりません。

また、どういった状況で使う言葉なのでしょうか。

ことわざの使い方や詳しい意味由来などが気になります。

今回は「昔取った杵柄」の意味や使い方についてまとめました。
ことばの成り立ちも一緒にチェックしていきましょう。



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「昔取った杵柄」の意味


まずは、言葉の意味から見てみましょう。

昔取った杵柄

若い頃に身に付けた技量腕前のことをあらわす。
また、若い頃に身に着けた技術は衰えないという意味もある。

杵柄は「きねづか」と読みます。
よく餅つき大会で目にする臼と杵の、杵を握るための棒状の部分のことです。

もちつき

ということは、この言葉の由来は餅つきと関係があるのでしょうか。
次は、言葉の成り立ちに関して、見てみましょう。

由来について


この言葉の意味は

若い頃に身に着けた技術は衰えない


ということは分かりましたが、
なぜ「昔取った杵柄」というのでしょうか。

言葉の由来が気になってきますよね。

(きね)」という言葉がつくので、
餅つきと関係がありそうだと予想できますが、

はて、餅つき・・・?゚◇゚)? ??

もち

田舎では年末、お正月のお餅を用意するために毎年餅つきをしていましたが
現在では、餅つきをするご家庭ってあまり見ないですよね。

ちょっとピンと来ないかもしれません。

たまに餅つきの映像をテレビで見ますが、
リズミカルに杵を動かしてとても簡単そうに見えます。

でも、そんな事ないんですよ!

餅をつくのはとても難しくコツを必要とします。

餅というのはもち米を炊いてから臼に入れて、
米をつぶすところから始まります。

最初は杵を押し付けるようにして米をつぶしますが、
米がつぶれてまとまってくると粘り気がでて
餅の状態に近付いていきます。

さらに滑らかな餅にするためにはもっと力を入れて
杵を振り下ろして餅をついていく必要があります。

しかし、粘り気が出ると餅が杵にくっ付くので、
杵を持ち上げるのは相当な力とコツがなければいけません。

毎年の餅つきで何度も挑戦を重ねて徐々に熟練の技を身につけていきます。

このようにして

昔努力して身に着けた熟練の技というのは、
身体が覚えているので歳をとっても衰えません。


こういった流れから「昔取った杵柄」とは、

その人が以前手に取って餅をついていた杵柄を意味し、転じて
若い頃に覚えた技能をあらわすことわざになりました。

私も一度だけ杵と臼で餅をついたことがありますが、本当に大変でした。

杵で餅をペタンとした後に入る合いの手とのタイミングを計るのも難しかったのですが、
何より、全身の筋肉をフル稼働してむやみに杵を振るったので、
翌日に体中を酷い筋肉痛が襲いました。

やはり昔からやっていないと、身体の使い方も分らないので
上手く行かなかったのでしょうね。

おじいちゃん、おばあちゃんの餅つきは見事なものだった記憶があります。



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使い方と例文


次は、実際にどんな使い方をするのか紹介していきましょう。

「昔取った杵柄」は若い頃に身に付けた技量や腕前を意味するので、
自分は歳を取ってしまったけど腕前は落ちていないという意味で使います。

また、腕が衰えていない人に対して誉め言葉称賛の意味で使うことも多いです。

では、実際に例文を使って紹介していきましょう。

例文

1.
「身体はなまっているけれど昔取った杵柄というやつで、
野球は得意だから任せておけ!」

2.
「さすがにレストランで働いていただけあって昔取った杵柄
見た目も味も素晴らしいよ」

3.
昔取った杵柄とはいうけれど、
十年以上のブランクがあるのだから自信はないですよ」

このような使い方をします。

まだまだ若いうちは使いどころの無いことわざかもしれませんね。

白髪になって、渋い味わいが出てきた頃に、
何かのタイミングで言ってみたいものです。

そのためには、熟練の技に到達できる何かを、若いうちから磨いておかないと!
ですよね。

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対義語


最後に、「昔取った杵柄」との意味のことわざを紹介していきましょう。

    騏驎も老いては駑馬に劣る
    「騏驎も老いては駑馬に劣る」は、
    「きりんもおいてはどばにおとる」と読みます。

    騏驎(きりん)とは、一日に千里を走るという、すぐれた馬のことであり、
    駑馬(どば)とは、のろい馬のことを指します。

    どんなにすぐれた才能を持つ人でも、歳をとって衰えると平凡な人にも及ばなくなるというたとえです。

馬


    昔千里も今一里
    昔は千里を走ることができた駿馬(すぐれた馬)も、
    今は一里しか走る事ができないという意味です。

    転じて、優れた能力を持つ人でも、
    歳をとって衰えると人並み以下になってしまうことのたとえです。

どちらも、

優れた人も年をとって衰えて、人並み以下になってしまう

という意味合いですね。

あら・・・ちょっと凡人の妬みっぽいですね・・・(;^△^)

どちらの言葉も馬のことなので、言葉の由来は

こいつも昔はいい馬だったんだけどなぁ・・・年とったしなぁ・・・

といった感じの馬の飼い主のぼやきだったのかもしれませんね。

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まとめ


今回は「昔取った杵柄」の意味使い方由来について紹介しました。

言葉の意味は

若い頃に培った技術腕前は歳を取っても衰えないという意味


でした。

餅をつくのは大変で技術がいることですが、
昔餅つきをやっていた人はすぐに感覚を取り戻せるというところからきています。

歳をとると体力は落ち、身体が思うように動かないので
技術や腕前が衰えることも多いです。

しかし、コツやタイミングなどに体力は関係ありませんし、
やはり長年培ってきた熟練の技には敵わないものがあります。

趣味でも仕事でも、何かひとつでもいいので、
そんな円熟した領域のものを手に出来たら、老後もきっと楽しみになってきますよね♪

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ


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