インフルエンザの予防接種って効果あるの?副作用や赤ちゃんへの影響は?

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毎年冬になると流行するインフルエンザ
毎年ワクチンを接種していますか?

痛いし・・・(たぶん)価格も高いし・・・時間無いし・・・めんどくさ・・・

お気持ち、すっごく分かります。

ワクチン

でも、旦那が混雑した電車で通勤している場合!

もし同じ車両にインフルエンザに罹った人が乗っていたら・・・
そして知らずに感染してお家に帰ってお子さんにうつしてしまったら・・・

全身の痛みに高熱、大人でも辛い症状なのに、お子さんが罹ってしまったら・・・

考えただけでも悲しいですよね。

親子そろってワクチンの接種をしておけば、万が一の時もある程度安心です。
「ある程度」というのは、「ワクチンを接種すればインフルエンザに罹らない」という意味ではないからです。

じゃぁ、インフルエンザのワクチンって、

  • 実際にどの程度の効果があるの?
  • 副作用は?
  • いつ、どこで接種できるの?
  • 今回はそんなインフルエンザワクチンの効果について紹介していきます。



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    インフルエンザの予防接種の効果について

    せっかく時間とお金を使ってワクチンを接種するのですから、効果がどのくらいになるのかはきちんと知っておきたいところですよね。

    国内のインフルエンザワクチン製造メーカーの北里第一三共ワクチン株式会社によると、ワクチンに使用したインフルエンザの株と流行した株が一致した場合は70~90%の有効性があると言われています。

    ただし、これは健康な成人に対して行われた調査であり、1歳~6歳未満の発病阻止効果は約30%前後とされているとのことです。

    この数値を見ると、

    なんだ、子供にはあまり効果が無いじゃん

    と思われるかもしれませんが、アメリカにおける2012年のワクチン有効率は、生後6から24か月の健康な子供では66%であったとの報告があります。

    子供

    また、国内では不活化インフルエンザワクチン接種による発症予防効果は、小児で25~60%成人で50~60%という報告が2017年にまとめられました。

    厚生労働省でもインフルエンザワクチンによる死亡を抑制する効果は約82%と報告しています。

    数値にばらつきがあるのは、罹患率の計算の仕方や「感染した」とみなす際の基準による差だと考えられます。

    この辺の考え方はちょっと難しいので割愛しますが、この数値からインフルエンザワクチンには一定の効果があると考えられます。

    インフルエンザの予防接種に副作用はある?

    さて、すべての薬には副作用があります。
    この副作用と有用性を天秤にかけて、有用性が上回ると考えられるときに、その薬は使用するに値すると判断されます。

    インフルエンザワクチンにも副作用はあります。
    ただし、非常に軽微であり、重篤な症状を呈すものは無いとの報告もありますが、念のため副作用とその可能性を紹介していきます。

    ワクチン

    まずは、鼻水のどの痛み湿疹と言った症状が数日間続く可能性があります。

    また、卵アレルギーの有無も注意が必要とされています。
    こちらは、軽度の卵アレルギーの場合は接種を推奨し、重度の場合は接種を慎重に行うべきとされています。

    また、添加物に対する危険性を訴える人もいますが、「ワクチンにおける添加物の有害性は根拠がなく、より高価なワクチンへと変更する安全性の理由も存在しない」というのが有識者の見解です。

    卵アレルギーに関する項目以外は、

    ワクチンの有用性が上回っており、ワクチンの副作用が接種しないことによるリスクを上回ることはない

    と言うのが共通見解です。



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    小さい赤ちゃんへの影響

    赤ちゃんに関しては、生後6カ月から接種することが可能ですが、厚生労働省では1歳未満の乳児に関しては、ワクチンを接種しても十分は免疫をつけることが難しいため、効果が小さくオススメしないとの記述が平成22年のホームページにありました。

    従って、赤ちゃんのいるご家庭では周囲の大人からの感染を防ぐことが重要になります。

    ワクチンの赤ちゃんへの影響とは異なりますが、小さなお子さんをお持ちの方々に知っていて欲しいのは、インフルエンザが怖いのは感染によって引き起こされる合併症があることです。

    病床の子供

    お年寄りならば肺炎ですが、6歳以下のお子さんの場合に怖いのはインフルエンザ脳症です。
    インフルエンザ脳症は発症後の死亡率が約30%と非常に怖い病気です。

    インフルエンザに感染すると必ず起こるものではありませんが、周囲の大人からの感染をワクチン、うがい手洗い等の徹底によって防いであげることは非常に重要です。

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    受けられる時期

    インフルエンザワクチンの接種事業は、毎年10月1日~翌年3月末日の期間に行われることが多いです。

    13歳未満のお子さんは2回、それ以外の方は1回の接種となります。
    13歳未満の2回目の間隔は一回目から1週間~4週間後、回数と接種間隔の判断は医師ごとに異なります。

    11月中に接種を済ませれば12月の小さなピーク時を乗り切れます。
    ワクチンはだいたい3カ月から半年は効き目があるとされているので、大きなピーク時の1月頃もワクチンが効いているので安心です。

    カレンダー

    65歳以上の方には各市町村で接種費用の助成があります。
    また、意外と知られていないのですがワクチンの価格はクリニック等によって異なります

    結構ネット上でまとめられているので、お住いの地域でお調べになってみると良いと思います。

    私の住んでいる地域では、高校生に1500円で接種してくれるクリニックがありましたが、3300円(これでも安い方です)のところもあります。

    どこで受けても同じワクチンですから、安い所の方が良いですよね!

    受けるための方法

    ワクチン接種の受け方はクリニックによって異なりますが、予約が必要な場合も多いですから、行く前にお電話で問い合わせるのが確実です。

    年齢(15歳未満はダメです等)や持病等の都合で受けてもらえない場合もありますから、心配な方はその辺もお電話で伝えておくと良いでしょう。

    あとは、病院で熱を測って簡単な問診票を記入し、副作用などのリスクの説明が書かれた紙に「書かれている内容を理解しましたよ」という意味のサインをすればOKです。

    痛みは打つ医師のウデ次第でしょう・・・
    個人的な見解ですが、やはり小児科医は上手な印象があります。
    常に痛みが少ない様に気を付けてくれているからでしょうかね。

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    まとめ

    今回はインフルエンザワクチンについてご紹介しました。

    ネット上では

    ワクチンは効果が無い!

    と謳ったまとめサイトなどもありますが、世界中の免疫学者(多くが同時に医師でもあります)がそれを常に否定してきました。

    日本の免疫学者も例外ではありません。
    日本の免疫学者のレベルは世界でトップクラスです。

    その彼らがワクチン無効説を否定し、日本の(インフルエンザに限らず)ワクチン接種率の低さを嘆いています。

    とは言え、インフルエンザはワクチンだけでは防御にはならないのは事実です。
    ワクチンを接種したうえで、ご家庭でのうがい手洗いを徹底していくことが重要です。

    手洗い

    お家に妊婦さん、お年寄り、小さなお子さんがいるご家庭は特にワクチン接種と併せてのうがい手洗いを徹底することをオススメします。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ


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