国民年金と厚生年金の違いは?年金の種類は何がある?
年金問題とか消えた年金とか
良くニュースでやってるよね。
年金っていうけど、
国民年金とか厚生年金とか、
なんかいろいろな種類があるよね。
自分はどの年金を納めてて、
将来どんな恩恵があるんだろう?
そんな疑問にお答えすべく、
今日は年金についてのアレコレを
おとどけしていくよ
三(/・△・)/
目次
年金 種類は大きく2つ
年金とは、毎年定期的・継続的に
給付される金銭のこと。
大きく分けて公的年金と私的年金の
2種類があるよ。
公的年金は国が運営する年金制度。
私的年金は国以外の組織が運営する年金制度。
大きな違いとしては、
公的年金は日本国民であれば、
だれでも加入する義務がある。
私的年金は、国民年金基金のような、
自分の意思で加入・非加入を選べる
ような制度の年金のことをさすよ。
公的年金とは?
公的年金はいわゆるみんなが、
「年金ちゃんと払えよー!」
っていわれてる年金の方。
公的年金にもさらに種類が3つあるんだ。
それぞれについて軽く説明していこう。
国民年金について
国民年金っていうのが、
いわゆる日本人の年金の
すべてのベースになるもの。
日本国内に住む20歳以上
60歳未満のすべての人が
国に対して納める義務があるんだ。
でも実はそんなに歴史は古くなく、
始まったのは1960年。
金額については、未来のことだから
分からないけれど、現在の金額だと、
ざっくり以下のような感じになってるよ。
年金を払う額:15,000円程度
年金を貰う額:65,000円程度
ちなみにちょっと前(平成16年)に
「このままじゃ年金がたらんッ!」
ってことになって、13年ごしで、
じわじわ国民年金の保険料が
上がってる最中なんだ。
最終的には、
平成17年には\13,580だった保険料が
平成29年には\16,900まで上がる予定だよ。
国民年金をもらう為には?
国民年金はタダでは受け取れない。
受け取るためにはある条件を
クリアしている必要があるよ。
それは、保険料納付済期間が
25年以上であること!
途中で仕事が無くて辞めてても
通算で25年以上超えてればオッケー。
でも、どれくらい保険料を
納付したかによって
貰える年金の額は変わってくるよ!
国民年金はいくらぐらい貰えるのか
20歳~60歳までずーっと納付した場合
→ \ 768,500/年 (\ 64,040/月)
30歳~55歳まで納付した場合
→ \ 491,500/年 (\ 40,958/月)
たとえば、受給資格となる25年ぎりぎり分しか
保険料を納付してない場合、65歳以降に貰える
年金は4万円ちょっと、ということになるね。
厚生年金とは
厚生年金は、いわゆるサラリーマンなど
民間企業に勤めてる人が入る年金制度。
さっきの話にあった、国民年金に
上乗せして納める公的年金だ。
サラリーマンの特権で
代表的なのが、この厚生年金。
なぜなら、厚生年金の保険料率は
給料の18%くらいなんだけど、
その半分は会社がだしてくれるんだ!
たとえば、給料が月30万円の人が、
納めるべき厚生年金保険料は5万4千円。
この半分の2万7千円は
会社が負担してくれるんだ。
厚生年金 計算方法は?
では、厚生年金って
いくらくらいもらえるんだろう?
厚生年金の計算方法は以下の通り。
「平均給料×乗率×加入期間(×スライド率)」
うーむ。わからん。
国民年金は保険料が一律固定。
でも厚生年金は、給与の総額、
加入期間などで変動するんだ。
上の掲載方式だとイメージしにくいと思うので、
サンプルのざっくりした金額をまとめてみたよ!
厚生年金は月にいくらぐらい貰えるのか
10年 25年 40年 20万円 \11,500 \29,000 \46,000 40万円 \23,500 \57,500 \92,500 ※ かなりざっくりの金額です。
※ 平成15年4月以降での計算です。
※ 転職があった場合はそれぞれの期間を合算します。
共済年金とは
残る3つめの年金の種類は共済年金。
これは、公務員・教育機関の教職員の人が
加入する、厚生年金と似た制度だよ。
国民年金に上乗せして給付が行われる点は
厚生年金と同じ。
でも、大きく違うのは3階層目があるんだ。
どういうことかというと、共済年金には、
国民年金、共済年金のさらに積み上げで、
「職域加算部分」があるよ!
職域加算とは?
職域加算は、20年以上共済年金に
加入した場合にプラスさるよ。
民間企業でいう、企業年金が
自動的にくっついてきてるイメージだね。
具体的には、月収が40万円で40年間
勤務した場合、65歳以降にもらえる年金が
通常の厚生年金より月2万円くらい増えるよ!
タグ:税金
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