朝令暮改とはどんな意味?類語や反対語には何がある?

朝令暮改(ちょうれいぼかい)。

法律や規則などが改変されるときに、
このような言い方をすることがあります。

これってどういう意味なのでしょうか。

当てにならないとか。
コロコロ変わるとか。

そんな意味なのでしょうか。
正しい使い方など気になるところです。

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「朝令暮改」という字面をみると何となくストーリーになっているような気がしますよね。

何が由来になっているのでしょうか。

また、同じ意味で使われている類語や、
反対の意味で使われている言葉には何があるのでしょうか。

と、いうことで!

今回はこの四字熟語の意味や使い方をまとめました。

良い意味なのか。
それとも悪い意味なのか。

さっそくみていきましょう!


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朝令暮改の意味


まずは、基本的な意味からチェックしてみましょう。

    朝令暮改の意味

    法令が出てもすぐあとから改められて当てにならないこと。
    変更が多く一定しないこと。

コロコロ変わる。
アテにならない。

などの予想はけっこう近かったですね。
(^^ゞ

ちょうれいぼかい」と読み、朝に出された命令が、その日の夕方にすぐ改変されている、という状況をあらわしています。

法令が出てもすぐに改められてしまう場合などに使われます。


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良い意味?悪い意味?


「朝令暮改」というのは良い意味なのでしょうか。

それとも、悪い意味なのでしょうか?

・・・・・・・

このことわざは中国の書物である「漢書」の24巻におさめられている

勤苦如此 尚復被水旱之災 急政暴賦 賦斂不時 朝令而暮當具

が元になっています。


これは、

農民は一年中休みなく働き、忙しい中で弔問などにも行かなくてはならず、また災害に見舞われる事もある。臨時の租税も性急に催促され困っている中で、朝に法令が出たかと思えば、夕方にはそれをすぐ改める。

というところから来ています。

つまり、

生活が大変な中で、さらに政策さえも変更が多く、まったく当てにならない、どうにかして欲しいという農民の願いが含まれているのです。

なので、

本来はコロコロと目まぐるしく改変される政策を皮肉り、それに振り回されている自分たちの悲しみや怒りをあらわす言葉だったようです。

これってどちらかといえば悪い意味ですよね。


しかし!

最近ではこれまた悪い意味とも限らないようです。

近年人気だった大河ドラマ「真田丸」では次のようなセリフがありました。

    「朝令暮改の何が悪い!より良い案が浮かんだのに、己の体面のために前の案に固執するとは愚か者のすることじゃ!」

主人公の真田幸村の父である真田昌幸は常に情勢を先読みし、裏の裏をかく鬼才であり、男に二言はないどころか、計画を二転三転させて、時には息子さえも謀るようなアグレッシブな人物として描かれていました。

確かに真田昌幸の言うように、より良い案が浮かんだのに体裁を気にして前の案に固執するかは、朝令暮改であっても良案に賭けた方が良い気もします。

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元々は悪いニュアンスが強かった「朝令暮改」ですが、今の感覚だと状況によっては良い意味で使えることもあるのかもしれませんね。

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類語


では「朝令暮改」と同じ意味で使われている類語には何があるのでしょうか。

こちらもちょっと見てみましょう。

朝改暮変(ちょうかいぼへん)

法律などがすぐに変わってしまいしっかりと定まることがない、という意味となります。
朝に改変された命令が、夕方にはまた変わっているという状況から来ています。

「朝令暮改」と漢字も似ていますし、意味も同じですね。

天下法度三日法度

法律や禁令、法律が短期間に次々と変わり、治世の方針が一貫していないことを意味しています。

朝の命令が夕方に変わる、というほどではありませんが、法がコロコロと変わり当てにならないという意味合いは「朝令暮改」と一緒ですね。

反対語


では「朝令暮改」と逆の意味で使われている言葉には何があるのでしょうか。

次は、反対語についてもみてみましょう。

首尾一貫

最初から最後まで一つの方針や態度で貫かれていることを意味しています。

首尾というのは首から尻尾まで全部という意味で、方針や意思が変わらないことをあらわしています。

朝と夕方で方針が変わる「朝令暮改」とは真逆ですね。

終始一貫

初めから終わりまで一貫して方針や考えが変わらず、貫かれている、ということを意味しています。

字面も意味合いも「首尾一貫」に似ていますね。

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まとめ


今回は「朝令暮改」の意味や使い方を紹介しました。

法令が出てもすぐあとから改められて当てにならず、変更が多く一定しないことを意味していました!

法律に限らず、上司や会社の方針がコロコロ変わるというのはあまり良いイメージはありませんよね。
下にいる人たちはいちいち振り回されそうで、あまり良い言葉ではないです。


しかし真田昌幸の発言を思えば、そう悪い意味とも限らないのかもしれません。

すぐに改正されたとしても、それがすごく良い案なのであれば得策の場合もあります。

問題は、その案がどのように出されているかに寄りますよね。
トップが愚かだと、どんな法令だったとしても愚策に終わります。

しかし、やる気もあり、しっかり分析されたうえでの「朝令暮改」であれば、悪い変更ではない場合もあるかもしれませんね。

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ




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