「こなれる」の意味とは?実は方言ってホント?実際の使い方もチェック!

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普段、友達などと話していると会話の中で、

  • こなれたファッション
  • こなれた話し方
  • などの表現をしますよね。

    ところで、この「こなれる」ってどういう意味なんでしょう?

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    慣れてきた、順応してきた、などのイメージがありますが、

    はっきり説明できますか?

    と、問われると、イマイチ分からなかったり。
    (^^;

    ということで、今回は「こなれる」の意味について紹介ます。


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    こなれるの意味

    まず、この「こなれる」ですが、漢字ではどのように書くのでしょうか?





    答えを先に行ってしまうと、

    熟れる

    と書きます。

    意味合いについては、なんとなく想像はできているかもしれませんが、
    しっかり言葉に変換しなおしますと・・・・

  • 物事に熟練する
  • 世慣れて円満になる
  • かどが取れて丸くなる
  • 調和のとれた状態になる
  • よく馴染み、落ち着いた状態になる
  • 食べたものが胃の中で消化される
  • などのといった意味になります。

    もともとの語源としては、

      果物などが熟す→成長して世の中、状況に慣れてくる

    というニュアンスから「こなれる」という言葉になったようです。

    確かに、食べたものがほどよく紹介して、
    デザートも食べられそうだ~、なんて時に、

    だいぶおなかがこなれて来た

    なんて使い方をしたりしますよね。

    実は、この場合は、「おなかが熟れる」とも書けるんですね~。

    おなかが熟すなんで、なんだか面白い表現ですね。
    (^^

    それでは、次にこの「こなれる」の使い方を、
    もう少し突っ込んでみてみましょう。


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    こなれるの使い方

    では実際にこなれるという言葉の使い方を紹介していきましょう。

    たとえば人間に対しては、

      「彼も段々かどが取れてきて、人間がこなれてきたね」
      「ぎこちなさが消えて、接客態度もこなれてきたようだ」

    などのように使います。

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    また、物に対しても使うことがあり

      「じっくり煮込むことでこなれた味になってきた」
      「流石にプロのモデルはこなれた着こなしを考えるようだ」

    のように使うこともあります。

    「こなれる」が方言となる場合(盛岡の方言を紹介)

    こなれるというのは「熟れる」という意味合いもありますが、
    実は盛岡の方言でも「こなれる」という言葉があります。

    盛岡の方言で使う「こなれる」には、

      「ぐちゃぐちゃな状態」
      「丸めて潰す」
      「めちゃくちゃにしてしまう」

    という意味合いがあります。

    髪をぐちゃぐちゃに丸めて広げた状態を、

    紙がこなれた

    といい、めちゃくちゃにしてしまうというニュアンスで使われているようです。

    また、服がやぶれていたりスカートがぐちゃぐちゃになっているときなど、

    その服こなれてるけど大丈夫?

    のように使ったりします。

    地域限定となりますが、おなじ「こなれる」でも、
    まったく違う意味になったりする場合もあるのです。

    日本語って面白いですね~。
    (^^ゞ

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    まとめ

    今回はこなれるの意味について紹介しました。

    「熟れる(こなれる)」という言葉は、

    「世に慣れて熟練する」
    「よく馴染む」
    「調和のとれた状態にする」

    という意味になります。

    それとは別に盛岡の方言でも

    「ぐちゃぐちゃな状態」

    を意味する「こなれる」が存在しています。

    突然聞くと、「えっ!?」っと思ってしまうかもしれませんが、
    盛岡に行くときなどは、事前に覚えておくと良いですね。

    今回は以上です。
    参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ


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