全国のお雑煮の違いは?白味噌やあんこなど
この間、関西の友達と話していて
話題に出たのがお雑煮。
お雑煮っていえば、正月に食べる
鶏とお餅と野菜を入れて・・・
そこで友達が一言。
「それはお雑煮じゃないよ!」
えっえっ?どういうこと?
さっそくYoutubeでお雑煮を
しらべてみると・・・。
あったあった、これは仙台の雑煮みたい。
お雑煮に魚といくらが乗ってる~!!?
どうやら当たり前だと思っていた
雑煮の具は、地域によって違う模様。
ちょっと気になったきたので、
雑煮について調べてみたよ!
お雑煮の由来は?
そもそも雑煮を食べる文化は、
いつから始まったのか?
どうやらお雑煮は、江戸時代に武士が、
祝宴を催す際に出される、大事な料理だったみたい!
と、いうのも、
「名(=菜)を持ち(=餅)上げる」
ということで、その武家の家が長く繁栄するように、
正月に縁起ものとして料理するものだったようだよ!
ま、これも1つの俗説だけど、なるほど、
お雑煮には餅と菜っぱが入ってるよね!
江戸時代から始まった、お雑煮の文化だけど、
地方によって、ずいぶん差があるよね。
では、さっそく本題の、全国のお雑煮、
変わったお雑煮についてみて行こう!
関東のお雑煮は?
関東のお雑煮は鶏をベースに、お酒、お塩、
薄口しょうゆであっさりとしたすまし汁が多い。
だしは、昆布、鰹、煮干しなど、
さっぱりしたものが中心になるよ。
雑煮の具には豆腐や里芋に、
小松菜やシイタケを入れる。
餅は別途焼いた角餅をぽんと入れて出来上がり。
透き通ったすまし汁が特徴的だね。
関西のお雑煮は?
関西のお雑煮は白味噌仕立て。
餅も、丸餅をポンと汁の中に入れて煮るだけ。
だから、お雑煮っていっても、
「いつもの味噌汁に餅が入ってるだけ~」
って感覚なんだってさ!
実際は、角餅を焼いて入れる方が、
後から江戸ではやった方法。
丸餅を入れる方が、京都発の
古風なお雑煮の作り方なんだって。
だから、関西の方では、お雑煮に丸餅を
入れるのが一般的になっているよ。
具は、 山村なら山の幸、漁村なら海の幸など、
その土地の産物が入るみたいだね。
逆に、正月のプレミアとして、
普段食べられない「塩ブリ」や
「塩鮭」を入れるところもあるよ!
奈良県では、餅にきな粉をつけて食べるとか!
きなことお雑煮か~。
ちょっと、食べてみたいな。
お雑煮にあんこが入るのは香川県!
香川県のお雑煮は、みそにあんこを混ぜるという、
ちょっとえきぞちっくな組み合わせ!
ちょっと、想像しにくい組み合わせだけど、
地元の人曰く、一度なれるとやみつきに
なる味なんだって!
煮干しと大根と白みそとあんこかぁ~。
おいしいならちょっと興味はあるけど、、
どうなのかなぁ。
沖縄にはお雑煮はない!
そして、これも初めて知ったけど、
沖縄には、お雑煮はないんだって!
と、いうのも、お雑煮が広まったのは江戸時代。
その頃、沖縄は琉球王国なので、
お雑煮が広まることはなかったようだね。
代わりに、沖縄では、盆・正月のお祝い事に、
豚の内蔵を煮た「中身汁」を食べるよ!
「中身汁」は、豚の内臓(モツ)としいたけや、
こんにゃくが入ったお吸い物。
「えっ、内臓??」
って思うかもしれないけど、ちゃんと内臓の
下ごしらえをすれば、臭みが抜けて、
あっさりとした味わいになるんだって。
まとめ
今日は、全国のお雑煮の
違いについて紹介したよ!
何気なく「これがお雑煮」と思って
食べていたけど、地域によってずいぶん違うんだね!
個人的には、あんこが入ったお雑煮は、
一度食べてみたいな~。
あまじょっぱいのかな。
みなさんも、違う地域出身の友達がいたら、
今年は、お互いの雑煮をふるまいあってみる。
なんてのも面白いかも!?
ではまた
(*゚ー゚*)ノ
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