折角の意味とは?由来や類語には何がある?

折角

せっかくを漢字に変換すると、
このように出てきますよね。

折角○○したんだから~」とか
折角○○して貰ったのに~」とか

いろいろなところで使われますが、
正確にはどんな意味があるのでしょうか。

というか「折角」って「折る角」って書きますよね。

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あまり言葉のイメージと近いとは思えないのですが、
どんな由来があるのでしょうか。

言葉の成り立ちとか、
ちょっと気になるところです。

と、いうことで!

今回は「折角」の意味や使い方、
言葉の由来などをまとめました。

似た意味で使える類語などもチェックしていきますよ!


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折角の意味


「折角」という言葉を改めて辞書で調べてみましょう。

    折角の意味

    1.

    いろいろの困難を乗り越えて行動するさま。無理をして。苦労して。わざわざ。

    2.

    滅多に得られない、恵まれた状況を大切に思う気持ちをあらわす場合。

    3.

    全力を傾けて事をするようす。
    つとめて。
    せいぜい。

このようにあります。

「1」と「2」の意味はよく使いますよね。

「折角○○してくれたのだから」

などの言い方は

わざわざ○○してくれたのだから」

と言い換えることもできます。


「2」の意味だと、

「折角の休日」
「折角の舞台」

のように恵まれた状況をあらわす際に使いますよね。


最後は「3」ですが、これはあまり使ったことがないという方も多いのではないでしょうか。

「折角勉学に励む」とか
「折角ご教授願います」

など少し古めかしい使い方になります。
丁寧な表現なので目上の方に使う場面が多いでしょう。

現代では「折角来てくれたのに~」のように副詞として使うことが多いですが、
元々は難儀という意味で名詞として使っていたようです。


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由来について


さて、「折角」の意味は分かりましたが、
なぜ「折る角」と書くのでしょうか。

由来を調べていきましょう。

「折角」というのは元々名詞として使っていた言葉で、

高慢な人をやり込めること


という意味でした。

これは中国の漢文から来ていて、由来となった逸話があります。

折角の由来となった逸話

その昔、朱雲という人物がいて、それまで誰も言い負かすことのできなかった五鹿に住む充宗という人物を言い負かしました。

それを知った人々が五鹿に住む充宗を指して「よくぞ鹿の角を折った」と洒落た物言いをしました。

この逸話が由来とされています。

そこから「折角」という言葉が生まれたんですね。
この逸話は漢書の「朱雲伝」に載っています。


この故事が元にあり、後に「わざわざ」や「苦労して」という意味合いでも使われるようになりました。

こちらの使い方については「後漢書」に載っている逸話に由来するという説があります。

後漢書から来る由来

その昔、郭泰という人が被っていた頭巾が雨に濡れ、角が折れていました。

周りの人たちは郭泰を慕っていたので、あえてそれを指摘せずに真似をして、わざわざ角を折って頭巾を被りました。

それの被り方は後に流行したといいます。

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この逸話が元になり「折角」に「わざわざ」という意味合いが加わったんですね。

あくまで一説ですが、素敵な逸話ですよね。
(^^

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類語について


では「折角」と似た意味で使われている類語を紹介していきましょう。

意味合い「1」の「いろいろの困難を乗り越えて行動するさま」と同じ意味であれば以下のような類語があります。

  • ようやく
  • 骨折って
  • 汗水たらして
  • やっとこさ
  • 何とかして

  • 意味合い「2」の恵まれた状況をあらわす場合の「折角」であれば、
    以下のような言葉が近しいでしょう。

  • 有難い
  • 得難い

  • 「折角の機会だから」などは「有難い機会だから」「得難い機会だから」と言い換えることもできます。

    使い方


    では実際に「折角」の使い方についてみてみましょう。
    分かりやすく例文を交えて紹介していきます。

    「折角のお申し出ですから、今回のお話を受けさせて頂こうと思います」


    結婚の申し込みや仕事の依頼など、有難い、恵まれた話が舞い込んできた際にこのように使うことが多いです。

    その申し出に対して「嬉しいです」「光栄です」と相手に伝える場合には「折角の」と頭につけて使います。

    申し出以外にも「折角の機会ですのでお受けします」のように使うこともあります。

    「折角ですが、このようなものはいただけません」

    このように「折角」に逆接の「ですが」を付けて断る際に使うこともあります。

    有難いのですが、お受けできません」とか
    残念ですがいただけません」などのように

    「嬉しい気持ちはありますが、致し方ない事情により断らざる負えないんです」

    という気持ちを表現する際の常套句でもあります。
    相手に失礼のないように「折角」を付けて表現するんですね。

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    まとめ


    今回は「折角」の意味や使い方、
    言葉の由来などを紹介しました。

    普段使っている以外にもいろいろな意味合いがある言葉なんですね~。


    あまり「折角」という漢字がピンとこないので、

    あて字かな?

    とも思っていたのですが、そんなことはなく、
    調べてみると面白い逸話が由来になっていたんですね~。

    日本では高慢な人をやり込めることを

    「鼻っ柱をへし折る」

    なんて言いますが、なんとなく角をポキンと折られるというのも似たニュアンスがありますよね。

    これからは「折角」という言葉を見るたびにそんな光景が頭に浮かびそうですね。^^

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ




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