蛙の子は蛙の意味!同じ意味のことわざは?使い方や英語での言い方も
「蛙の子は蛙」
たまに朝ドラやドラマなどで、
こんなセリフが使われますよね。
いったいどういう意味なのでしょうか。
なぜ蛙なのでしょうか。
また同じ意味で使われていることわざには、
どんなものがあるのでしょうか。
と、いうことで!
今回はこのことわざの意味や使い方と併せて、
同じ意味のことわざについてまとめました。
それではさっそくみていきましょう!
蛙の子は蛙の意味
まずは基本的な意味からみていきましょう。
- 蛙の子は蛙の意味
子供の性質や能力は親に似るものだというたとえ。
また、凡人の子は凡人にしかならないということ。
蛙の小さい頃というのは、おたまじゃくしですよね。
蛙の見た目とは全然違います。
しかし成長してくるにつれておたまじゃくしの形はどんどん蛙になってきて、結局、親と同じ姿になります。
このことから転じて、結局、子供は親に似てくる、凡人の子は所詮凡人という意味で使われるようになりました。
自分や自分の家系をあらわすときなどに、自虐的に使うことが多く、あまり他者を評するときには使われないですね。
使う場合は、「あんたも結局親と一緒ね!」のように、攻めたり避難する口調で使われることになります。
使い方
では実際に「蛙の子は蛙」はどのような使い方がされるのかの具体れをみてみましょう。
- 例文
「息子を褒めて頂くことも多いですが、蛙の子は蛙といいますから、決して力を過信しないようにと言い聞かせていますよ」
「所詮、蛙の子は蛙だからね。いくら農家の息子である俺が頑張ったところで医者になれるわけないよ」
このような使い方ができます。
同じ意味のことわざは?
次に、同じような意味を持つことわざについてみてみましょう。
「蛙の子は蛙」と似た意味のことわざというのは結構たくさんあります。
そのいくつかを紹介していきますね。(^^ゞ
瓜の蔓に茄子はならぬ
平凡な親からは非凡な子は生まれないという意味のことわざ。
また原因のないところには結果は生まれないという意味もあります。
狐の子は面白
狐の子は親狐に似ているというところから、親は子に似るという意味のことわざになりました。
謙遜や自虐のニュアンスはあまりなく、普通に「そっくり」「よく似ている」という意味で使います。
鳶の子は鷹にならず
凡人の子は凡人であり、天才にはならないという意味のことわざ。
「蛙の子は蛙」と同じ意味ですが、「蛙の子は蛙」の同義語というよりも「鳶が鷹を生む」の反対語というイメージの方が強いですね。
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英語での言い方
では次に、このことわざを英語で表現してみましょう。
「蛙の子は蛙」を英語に直した言い方はいろいろあるのですが、直訳すると以下のようになります。
- “The child of a frog is a frog.“
でもこれだとイマイチ「凡人の子は凡人」というニュアンスは伝わりませんよね~。
これを伝えやすく訳してみましょう。
- “Like father, like son.”
(父親が父親なら、息子も息子である)
- “Like mother, like daughter.”
(母親が母親なら、娘も娘である)
- “The apple never falls far from the tree.”
(リンゴは決して木から離れたところには落ちない)
このような表現ができますね。
(^^
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まとめ
今回は「蛙の子は蛙」の意味や使い方について紹介しました。
「蛙の子は蛙」というのは、子供は親に似るものであり、凡人の子は凡人である、という意味となります。
なんだか、可能性を否定するようなちょっと寂しい表現方法ですね。
「そんなの知ってるよ!」
「あえて言ってくれるなよ!」
そんな気分にならなくもないです。(T-T)
いいんですよ。
蛙は蛙だけど、ウチの親は立派なカエルなんですから。
オタマジャクシ魂をなめるなよっ!
って、何言ってるんだ。
我にカエル筆者でした。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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