一難去ってまた一難の意味!四字熟語にはできる?類語もチェック!
大変なことが立て続けに起こった際に、
「一難去ってまた一難」
と言ったりしますよね。
よく使う言い回しですが、具体的に
どのような時に使うのが適切なのでしょうか。
また「一難去ってまた一難」を四字熟語にしたり、
言い換える場合はどのような表現があるのでしょうか。
と、いうことで!
今回は「一難去ってまた一難」の意味や使い方、
言い換え表現についてまとめました。
それではさっそくみていきましょう!
一難去ってまた一難の意味
まずばこの言い回しの正確な意味からみてみましょう。
- 一難去ってまた一難の意味
ひとつの災難を逃れてほっとしている暇もなく、また新たに別の災難が降りかかることや、次々と災難に見舞われて困惑している様子をあらわすことわざ。
「一難(いちなん)」というのは災難や困難をあらわしています。
災難がひとつ去って、ほっとしていると、またすぐに次の災難がやってくるという意味ですね。
災難というと地震や台風などの災害を思い浮かべますが、家族間の衝突や仕事上のトラブルに対しても良く使われます。
例文
では実際に使い方を例文でみてみましょう。
「一難去ってまた一難」はひとつの災難を逃れてほっとしていると、次の災難がやってくるという状況、困惑をあらわす言葉。
例文としては以下のようなものが挙げられます。
- 例文
「祖父の病気が治ったと思ったら、今度は祖母が入院するなんて、一難去ってまた一難だ」
「人事課の問題は解決したが、しかし一難去ってまた一難。今度は経理部でのミスが発覚した」
「一難去ってまた一難とは言ったもので、厄介な客が帰ったと思ったらさらにややこしい注文が入ったよ」
災難や困難に対して使う言葉なので、トラブルそのものにも使いますし、トラブルを持ってくる人物に対して使うこともあります。
などと言い換えて使う場合もあります。
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類語について
では次に「一難去ってまた一難」の言い換え表現についてみてみましょう。
似たような意味の言葉はたくさんありますが、中でもニュアンスが近いものだと「前門の虎、後門の狼」や「虎口を逃れて竜穴に入る」「禍去って禍また至る」といったことわざがあります。
どれも、ひとつの災難を逃れても、もうひとつの災難が襲ってくることや、次々と途切れることなく災難に襲われる様子をあらわしています。
四字熟語にはできる?
今回は、言い換えをもう少し突っ込んで、四字熟語にできるかどうかをみてみましょう。
次々に災難がやってくる様子や、ひとつを防いでも次の災害がやってくる様子をあらわす四字熟語だと「前虎後狼」や「舎虎逢狼」などがあります。
ことわざの「前門の虎、後門の狼」と似たような意味ですね。
「ほっとする間もなく」とか「ひとつ終わったと思ったら」というニュアンスを加えない場合は、「多事多端」や「進退両難」「前途多難」などの、災害が多いことや、多数の困難が待ち構えていることを意味する言葉でも言い換えられますね。
ただし、この場合は困難いつ起こるのか(起こったのか)の頻度や時期に違いがあるので注意が必要です。
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まとめ
今回は「一難去ってまた一難」の意味や使い方を紹介しました。
意味は「ひとつの災難を逃れても、すぐに次の災難がおこる」ということなので「ほっとする間もなく」とか「立て続けに」というニュアンスが強くなります。
しかし、なぜトラブルって立て続けに起こるんでしょうね~。
滅多に起こらないことも、大変なトラブルが起こった時こそ重なって起こるのはなんとも不思議な現象ですよね。
なーんてことにならないことを祈るばかりです…。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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