盲腸(虫垂炎)の初期症状とは?子供の痛みサインを見逃さないで!
この間、友達の子供が盲腸にかかりました(^^;
「盲腸ってみんなよくかかるよね~」
なんて、のんびりしたことを言うなかれ。
ほおっておくと、大手術になることもあります。
私も、何回か腸の病気にかかったことがあるから、
その痛み、よぉくわかります。
マジで歩くのが困難になりますからね(^^;
あ、その時の体験談は、こちらの記事にまとめてありますので、
よろしければご一緒にどうぞ
^^)つ ⇒ 下腹部の痛み!鈍痛の原因は?
ただ、子供ってよく、
「おなかいたぁ~い」
って言いますよね。
「どこら辺がいたいの?」
って聞いてもあんまり要領を得なかったり。
友達の子供も、
「おなかが痛いのか、なんか悪いものでも食べてくだしたかな?」
くらいに思ってたら、病院に連れて行くのが遅れて、
結構大変なことになっていたみたいです(^^;
実際に、小さい子供の方が、まだ伝える能力が未熟なため、
大人よりも発見が遅れて大手術になることも多いようです。
なので、早めに大人が気付いてあげないとダメですよね!
ということで今回は、子供大変な思いをしないで済むよう
について紹介していきます。
それではさっそくいってみましょう~。
目次
盲腸(虫垂炎)ってどんな病気?
そもそも、盲腸ってどんな病気なのでしょうか。
かかったことがある人は知っていると思いますが、他人事だと、
「盲腸だったんだ。へー、大変だったね」
で、終わってしまうこと、ありません?(^^;
この機会に、どんな病気で、どんな危険があるのか、
しっかり知っておきましょう~。
なんで盲腸(虫垂炎)になるの?
よく盲腸と言われている病気の正式名称は、
急性虫垂炎と言います。
モノを食べると、胃を通って小腸に行き、
長い小腸を通過すると、大腸を通ってう○ちになりますよね。
虫垂というのは、小腸を通った後に、
食べ物が大腸に入ったすぐのところにある突起部分を言います。
で、ココがなんらかの理由で炎症を起こすので、
虫垂炎
と言われているのです。
盲腸は2歳~30歳くらいの間によく発病し、
とくに小・中学生がなりやすい病気なんです。
盲腸の初期症状について
で、次に初期症状について。
子供だと、痛いのか痛くないのかあいまいだったりしますよね。
ただ単に、嫌がっているだけだったり(^^;
なので、親が気付いてあげられず、
重症化しやすいという話は、先にもありました。
大切なのは、子供のサインに気付いてあげることですね。
子供の反応をよく見てみましょう。
盲腸と言えば、「右下腹が痛い」ということで有名ですよね。
でも、盲腸の症状はそれだけではないんですよ。
実は3段階に分かれます。
第一段階(初期症状)
実際に盲腸の場合の初期症状は、右下腹ではなく、
おへそやみぞおちのあたりが痛みます。
この状態だと、こどもは機嫌が悪くなったり、
食欲が落ちて来りします。
第二段階(炎症が強くなっている状態)
初期症状を通過すると、そこから、
先ほど説明した虫垂の炎症が始まります。
このターンになると、痛みははっきりと
右下腹に移ってきています。
小学生の高学年くらいになっていれば、
はっきりと「右下腹が痛い~」と主張できるでしょう。
でも、子供の場合だったりすると、泣いてぐずったり、
元気がなかったりと、気付けないことが多いんです。
なので、「怪しいな・・」と思ったら、
かかとだけで少しジャンプさせてみて、
お腹に痛みがあるかどうか聞いてみましょう。
それで、痛みがあるようであれば、
盲腸(虫垂炎)にかかっている可能性があります。
すぐに、お医者さんに連れていって、
調べてあげましょう~。
ちなみに、この時点で気が付ければ、
一週間ほどの入院で済みます。
第三段階(ファイナルターン)
上記の初期症状で気づけなかった場合は、
第三段階(ファイナルターン)へと進んでしまいます・・・。
ここまで行ってしまうと、虫垂の炎症だけではとどまらず、
虫垂の周りに膿(うみ)が出たり、それがお腹に広がったりします。
この状態を腹膜炎と言います。
そこまで至ってしまうと、39度、40度の超、高熱を発病し、
お腹も触るだけでものすごい、嫌がったり痛がったりします。
まっすぐに体をできないくらいお腹が痛くなり、
足を縮めて丸まった状態で、あおむけになるのもツラくなります。
さらに、太っちょさんだと要注意!
普通の体系の場合よりも、さらにお腹の中での
化膿がおこりやすい状態になっています。
その場合は、お腹の中を洗浄したり、
管を入れて体内の膿を出す大手術となります。
そうならないように、早めに気づいてあげたいものですね・・・。
まとめ
今回は、盲腸(虫垂炎)の初期症状を見破るための、
子供の痛みサインについて紹介しました。
小さい子供だと、ぐずったり、期限が悪かったりが
盲腸のサインになるのですが、意外と気づけなかったりします。
そんな時は、今回紹介した、
「かかとのみで少しジャンプしてドン!」
で、チェックをしてみてくださいね。
それで、腹部の痛みを訴えるようだったら、
早めに医者に行って、ちゃんとチェックするようにしましょう~。
盲腸ではないですが、私も大腸が腫れる病気、
大腸憩室炎になった時は、そらもう右下腹が痛くて痛くて。
駅から自宅までの道のりを、ネコがこっそり歩くように、
つま先だけで、振動がおこらないよう、抜き足差し足で、
歩いて行った記憶があります(^^;
子供にはそんな思いをさせないよう、
親がしっかりチェックしてあげたいものですね。
今回は以上となります。
参考になりましたら幸いです(*゚ー゚*)ノ
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