七草粥の由来は?種類と覚え方はコレ!
七草粥って食べたことある?
ただのお粥ではなく、青菜が入って
ちょっとヘルシーな感じの正月に食べるアレ。
おいしそうな、七草粥のレシピ動画を
見つけたので、こちらもシェア!
七草粥って、英語でいうと、
Seven Herbs Rice Porridgeなんだね~
( ̄~ ̄)b
お正月を過ぎたくらいに食べる七草粥だけど、
この時期に食べるのには、ワケがあるんだ。
お正月はおせちを食べたり、お餅を食べたり、
御馳走をいっぱい食べるよね!
なので、七草粥は、お正月が終わった、
1月7日の人日(じんじつ)の節句に
「胃を休める」為に食べるようになったんだよ!
でも、それは現在の話で、昔は実は、
もっと厳格な儀式だったとか。
七草粥の意味はなに?
いつから七草粥を食べる習慣が始まったの?
そんな疑問に答えるべく、今日は
七草粥の由来や覚え方についてお伝えしていくよ!
それではさっそく行ってみましょう!
七草粥の由来は?
七草粥を食べる風習はいったい
どこからきたのだろう。
時をさかのぼる事、中国は前漢の時代。
東方朔が記した占いの書においては、
1月7日に人を占う風習があったんだ。
晴れたら吉。雨が降ったら凶。
1日から8日まで、いろいろなものを占うんだけど、
1月7日は人を占う日なので、人日とされていたよ。
それが、西暦1350年~1400年あたりに、
日本に伝わって、四辻善成(よつつじ よしなり)っていう人が、
広く伝えたという説が有力みたいだね。
それから「六日年越・七日正月」といって、
正月から6日すぎた7日に、七種の菜を暖かい汁物にして食べる。
そうすることで、邪気を払う風習として
1月7日に七草粥を食べる習慣が浸透していったみたいだね。
昔は、今よりも医療も発達してないし、
敵が攻めてくることも多かった。
なので、七草粥を食べて、邪気を払うことで
外敵や病気、災害などから守られるよう、
魔除けの為の、儀式的意味合いが強かったようだよ。
それにしても、600年以上も前に始まったことが、
今も続けられてるってなんだかすごいね^^
七草粥の種類は?
七草粥の種類には、
どんなものがあるのかな?
古くから伝えられているだけあって、
普段食べないものや、普通に売っているのを
あまりみかけないものもあるよね!
最近は、七草セットなんて便利なものが、
スーパーに売ってたりするけど。
七草粥の正式な具材は以下のとおりだよ!
七草粥の種類
せり
漢字で書くと「芹」。
別名、シロネグサ(白根草)。
無農薬で栽培すると食用にできる。
なずな
漢字で書くと「薺」。
別名ペンペングサ(ぺんぺん草)や
シャミセングサ(三味線草)。
子供のころ、なずなの葉っぱを少し剥いて、
指で回してペンペンと音を鳴らして遊んだよね。
ごぎょう
漢字で書くと「御形」。
現在の名称は「ハハコグサ」。
ちょっと背が高くて黄色い花。
これも良く道端に生えているよね。
はこべら
漢字で書くと「繁縷」。
健在の名称は「ハコベ」。
白くて小さい花を咲かす。
ほとけのざ
漢字で書くと「仏の座」。
現在の名称は「コオニタビラコ」。
黄色い小さな花を咲かせ、タンポポに
ちょっと似ている。
すずな
漢字で書くと「菘」。
カブの葉っぱ。
カブラ、カブナ、カブラナ、スズナなど、
いろいろな呼び名がある。
すずしろ
漢字で書くと「蘿蔔」。
これは、ダイコンのこと。
七草粥の覚え方!
さっき紹介した、四辻善成が
書いたとされる歌を紹介しよう!
七草粥の覚え方
(せりなづな ごぎやうはこべら ほとけのざ すずなすずしろ これぞななくさ)
現在、七草粥に使われている具材も
この歌が根拠になっているよ。
5 7 5 の短歌になっているので、
なんだか覚えやすいよね!
これぞ七草!
テテン。
まとめ
七草粥は、かなり古くから伝わっている、
日本の七草の節句の行事。
基本的には
という目的なので、実は正式な七草でなくてもOK。
ホウレンソウやキャベツなど、冷蔵庫にある
若菜を集めて、おかゆに入れて食べる。
などでも全然オッケーだよ!
昆布と鶏がらスープの元と、
鶏肉をちょっと入れてもおいしいよ!
昔からの具材でつくってもよし。
アレンジしてつくってもよし。
1月7日は、みんなが今年も元気でいられるよう祈りつつ、
七草粥にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ではまた
(*゚ー゚*)ノ
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