マタハラとは?事例や相談窓口をチェック!
マタハラって、知ってる?
マタハラの正式名称はマタニティハラスメント。
女性特有の妊娠・出産において、職場で受ける
精神的・肉体的な嫌がらせのことを言うよ。
具体的には
など、セクハラ・パワハラに続いて、
職場において、妊娠中の女性が受ける
嫌がらせが最近問題になっているんだ。
妊娠すると、どうしても気分が悪くなったり、
眠くなってしまったりと体調が安定しない。
でもそれを理解してくれない。なんて職場も。
やっとお腹に宿った子供。
でも、仕事も続けていきたい。
そんな時、どうすればいいんだろう?
今日は、マタハラの現状や、
困った時のホットラインなどを
調べたのでお伝えするよ!
目次
マタハラって違法なの?
内容にもよるけど、マタハラは違法。
男女雇用機会均等法っていう法律があって、
女性の雇用も法律で守られているんだ。
妊娠したことを理由に解雇や、
退職を勧めたりすることは、
法律で禁止されているよ。
普通は、子供が出来たら、職場のみんなも
喜んでくれるものだよね。
でも、最近は余裕が無い会社も多く、
「あなたが抜けたから私にしわ寄せがくるのよ!」
なんて状況もありがち。
「子供ができました!」
って上司に報告したら、
「おめでとう!じゃ、いつ退職するの?」
なんて例も。
マタハラを受けたらどうする?
でも、もしもマタハラを受けたら
どうすればいいんだろう。
毎日、同じ職場に勤めていると、
その会社、空気、環境になじんでしまうもの。
でも、実際には妊娠中・産後1年以内の解雇は、
事業主が、妊娠などが理由ではないことを
証明しない限り無効とされているんだ。
だから、もしも妊娠を理由に、
嫌がらせや解雇通知を受けたら、
それは法律違反になっているよ。
ところが実際は、同僚からの冷たい目線や、
復帰後の嫌がらせなど、職場や会社の
雰囲気によって解決が難しいことがあるよね。
会社の人事・労務管理部署に問い合わせよう!
精神的・肉体的にストレスのある状況は、
お腹の子供にとってもマイナス!
ストレスを抱え込まないように、
まずは上司に相談しよう。
上司に相談しても解決しなかったら、
会社の人事・労務管理部署に問い合わせよう。
会社からすると、恐ろしいのは、
法律違反をしていることが、社外に知れ渡ること。
社内の風紀や労働管理をしている
指定部署に問い合わせれば多くの場合は
相談に乗ってくれるはずだ。
配置転換を申し出るのも
1つの手としてアリだよ。
でも、小さい会社や業種によっては、
非難される事を恐れて、妊娠したことを
言い出すのも難しい場合もあるよね。
マタハラの相談窓口はココ!
それでも、解決できないと感じた時は、
「連合」に相談してみよう。
連合は、600万人以上の会員を持つ、
労働組合のナショナル・センター。
働く人たちのために、雇用と暮らしを
守る取り組みを進めているよ。
連合 日本労働組合総連合会の電話番号
0120-154-052
ホームページはコチラ!↓
まとめ
マタハラが発生しやすい環境は、
医療や、福祉、小売りやサービス業など、
シフト制で現場を回しているようなところ。
妊娠により空いたシフトの穴埋めの
負担に対する反発や、人材の替えがきくからと、
派遣を切られてしまったりすることがあるんだ。
しかも、職場で働いたことのある妊婦の
4人に1人がマタハラを経験したことがあるとか。
1人で抱え込まない!
マタハラを受けた時に大事なのは、
悩みを1人で抱え込まないことと思いこまないこと。
夫でも、両親でも、友達でも、
周りに相談するようにしよう。
ホットラインもあるし、インターネットで
マタハラを受けた人達のコミュニティもある。
まずは
「ああ、私は間違っていないんだ」
ということを認識して、旦那さんや家族と、
今後の家計や計画について良く話し合うようにしよう。
生まれることは誰もが経験してるはず!理解ある職場を!
職場で妊娠したと告げられた場合も、
仕事のことはいったん忘れて
素直な気持ちで祝福してあげよう。
自分だって、昔は子供だったし、
お母さんに産んでもらったんだから。
もっともっと社会が成熟して女性が安心して
働きやすい社会になっていきますように。
ではまた
(*゚ー゚*)ノ
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