テレコの意味は?方言?ビジネス用語?それとも業界用語なの?
テレコって言葉聞いたことありますよね?どういう意味なんでしょう?
テレビやラジオなどでよく使われる業界用語っぽいイメージがありますが、方言やビジネス用語なのでしょうか?
今回はテレコの意味について紹介していきます。
どういう風に使われるのかもチェックしていきましょう~。
テレコってどんな意味?方言なの?
テレコという言葉は「手を加える」という意味の「手入れ」に、接尾語の「こ」がくっ付いて変化したもの。
元々は歌舞伎で異なる筋の話を一つの脚本にまとめて、交互に進行させるという表現方法を「てれこ」といいました。
それが転じて「互い違い」「入れ違い」「食い違い」「あべこべ」といった意味合いに使われるようになりました。
てれこは関西弁なので関西を中心に使われていましたが、現在では全国に「テレコ」が伝わり広く使われるようになりました。
関西のお笑い芸人さんなどはテレビでも自然と「テレコやで~」なんて使ってますが、「あべこべ」という意味なのですね。
(^-^)h
どういう風に使われるの?
この言葉がどのように使われているのか、もう少し具体的にみてみましょう。
テレコは使う業界によって意味が変わってくることもありますが、たとえばマスコミやテレビなどでは台本の台詞が入れ替わっていたり、互い違いになっている場合に、
「この台本テレコになっている」
というように使います。
また、アパレル関係だと服や靴などが入れ替わってしまった場合やコーディネートがあべこべな場合に、
「その荷物テレコだから」
とか
「このディスプレイ、テレコじゃない?」
のように使われています。
通信会社でも流す順序が逆になっている場合などにも使うようですね。
(^^
元々は歌舞伎からきた言葉ですが、マスコミ業界やアパレル業界、テレビ関係、通信業界で頻繁に使われるようになっていったようです。
業界で使われているのでビジネス用語といえば確かにビジネス用語なのですが、どちらかといえば、くだけた言い方という印象を受けますね。
まとめ
今回は「テレコ」の意味について紹介しました。
もとは歌舞伎の演出で2つの脚本を交互に進行させたのが語源になっていました。
そこから転じてマスコミ業界やテレビ業界で使われるようになったというわけですね~。
テープレコーダーとか、録音しておきなさいという意味ではないので注意しましょう。(笑)
今回は以上です。
参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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