熱中症の症状と処置!水は飲んでいいの?
3・11以降、節電を呼び掛けられ、
クーラーの使用も控えたいこの頃だが、
注意したいのが熱中症。
熱中症は、日射病とは違い、
あつーいところにいると室内でも
体の具合が悪くなってしまうことがある。
ここでは、熱中症になった時の症状と、
その対処法を紹介していこう。
熱中症 吐き気を催したら
吐き気を催したり、頭痛やめまいが起こるのも
中度の熱中症の症状の1つだ。
吐き気と並行して、急に冷や汗が
止まららなくなったりしたら
間違いなく熱中症。
睡眠不足だったり、仕事で疲れていたり、
風邪をひいていたりしたら要注意。
無理して暑い中を歩いたり、運動したりすると、
急に吐き気やめまいが起こって
熱中症で動けなくなるぞ。
熱中症 吐き気がおさまらない時の対処法
吐き気やめまいが起こるのは
水分不足による脱水症状と
血圧の低下の急激な変化の為。
なので、まずは動かないで
涼しいところに移動して休むこと。
症状が改善しないようだったら、
即、人に頼んで救急車をよぼう。
じょじょに良くなりそうだったら、
ポカリをちょっとづつ飲んで
木陰やクーラーのきいた部屋で休む。
氷などが用意できるなら、
脇の下や、首のまわりを冷やそう。
熱中症 発熱が続いたら
人間の体は、体温を自動的に調整する
機能を備えている。
ところが熱中症になると、
体外に汗と一緒に熱を放出することが
できなくなってしまう状態となる。
症状として、体温が上がっているのに
汗がぜんぜんでていなかったら
かなり危険な兆候だ。
この症状はかなり危険で、
ほおっておくと腎臓を悪くしたり、
場合によっては死にいたることもある。
高齢者や肥満、糖尿病の人、
アルコール依存症だったりすると
この症状になりやすいので特に注意しよう。
熱中症 発熱の対策法
まずは、医者にいくこと。
発熱の症状が急で顕著な場合は、すぐに救急車を呼ぼう。
後は、熱がこもらないよう
なるべく服が体に密着しないように緩めよう。
そうすることによって、こもった熱を
外に放出するのを助けることができる。
意識がはっきりしているのであれば、
過度にとりすぎない程度にポカリを飲もう。
熱を自分で放出できていないので、
涼しいところか、クーラーのきいたところで良く休もう。
症状が軽度で、食欲があるのであれば、
良く食べて良く休み、水分と共に、
塩分をとることを心がけよう。
熱中症 下痢になったら
下痢になるは中度の熱中症の症状の1つ。
熱中症の下痢の特徴として、
・まるで水がそのままでているような下痢
・食後すぐに下痢になってしまう
などが上げられる。
こういった症状がでると、適切な水分が
体内に供給できなくなるってしまう。
また、疲労などがたまっていると
こういった熱中症の下痢になりやすく
注意が必要だ。
熱中症の下痢の対策法
熱中症で下痢になった時に
やってはいけないのは水だけを取ること。
下痢になっている理由は、
暑さによって正常に体に水分を
補給することが出ない状況になっている為だ。
そこに水分だけを摂取すると
さらに下痢になってしまう。
そうすると電解質の平衡が崩れて
熱中症がもっと悪化してしまうことがある。
なので、消化の良いおかゆなどを少量と
2~3倍に薄めたポカリなどをとろう。
薬局に行けば、脱水症状の時に
とるべき熱中症病者用食品も売っているぞ。
もちろん、医者に診てもらうことも必須だ。
タグ:健康
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