怪我の功名の意味!使い方は?不幸中の幸いとの違いは?

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怪我の功名

日常でもよく使うことわざですよね。

功名

というくらいだから

上手くいった!

とか

手柄ゲット!

という意味なのは分かりますが、「怪我」というのは何をあらわしているのでしょう。

骨折とか、擦り傷のことなのでしょうか。

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悪い状態での成功、というと

不幸中の幸い

が思い浮かびますが、何か違いはあるのでしょうか。
どんな場合に使ったらいいのでしょうか。

と、いうことで!

今回はこのことわざの意味や使い方をみていきましょう。

「不幸中の幸い」との違いや、
類語についてもまとめてみました。


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怪我の功名の意味

まずは、そもそもの意味からチェックしてみましょう。

    怪我の功名の意味

    失敗や過失、あるいは何気なくしたことなどが、思いがけず良い結果をもたらすことのたとえ。

失敗したと思っていたことや何気なくした行動が、思わぬ幸運を呼んだり、予想外な成功を生むということをあらわしています。

「怪我」というのは失敗や不測の事態をあらわしていて、「功名」とは手柄を立てるという意味合いですね。

「過ちの功名」という言い方もありますし、昔は「怪我の高名」という字を当てたようです。


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不幸中の幸いとはどう違う?

「怪我の功名」は「不幸中の幸い」と似ているように思いますが、どういった違いがあるのでしょうか?

まず「不幸中の幸い」を調べてみると、

    不幸な出来事の中でせめてもの救いとなること。

と出ています。

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「怪我の功名」というのは、失敗や過失、何気ない行動が良い結果をもたらすことを意味しているので、似たニュアンスを持っていても使い方には違いがあるようですね。

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使い方

では「怪我の功名」と「不幸中の幸い」の使い方の違いを、分かりやすく例文を使って説明していきましょう。

怪我の功名

「道を間違えてしまったが、それが怪我の功名となりこんなに良い店を発見できた」

「飛行機が遅れたおかげで、久々に両親と話す時間がとれた。まさに怪我の功名である

不幸中の幸い

「未曽有の大事故であったが、怪我人が出なかったのが不幸中の幸いである」

「行きたい大学にはすべて落ちてしまったが、唯一、滑り止めに受かったのが不幸中の幸いだった」

やはりちょっと違いがありますね。

「怪我の功名」は悪いと思っていたことが、思わぬ幸運を呼んだ、という場合に使いますが、「不幸中の幸い」は不幸な出来事が起こってしまったが、その中でまだ救いとなる部分をあらわしています。

類語について

では次に「怪我の功名」の類語をみてみましょう。

    嬉しい誤算

    見込み違いによって予想とは異なる結果になったが、それがかえって有利な状況を生み出したというようすをあらわしています。

    「怪我」というほど不幸なニュアンスはありませんが、「誤算」だったがかえって良かったという意味合いなので類語には含まれるでしょう。

    偶然の賜物

    意図せずに思いもよらない良いことが起こるという意味です。

    こちらも「怪我の功名」に比べたら悪いことが転じ、というニュアンスは弱いですが、意味合いとしては共通する要素があります。

    勿怪の幸い

    思いがけず得た幸福、想像もしなかった幸運のことを意味します。

    勿怪とは異変・災い・不幸という意味で、想像もしないことから思わぬ幸運が生まれたという場合に使います。

    「怪我」と「勿怪」は共通する部分も多いので、類語としては結構近いのではないでしょうか。

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まとめ

今回は「怪我の功名」の意味や使い方についてまとめてみました。

失敗や過失、何気ないことからいい結果が生まれることをいっていました。

「不幸中の幸い」と似ていますが、こちらは不幸な出来事が起きたが、その中でも救いとなる部分、慰めとなる出来事を意味するので、使い方にちょっとした違いがありました。
怪我の功名だと、「怪我はしちゃったけどオイシイ。」

不幸中の幸いだと、「できればない方が良かったけどまだマシだったね。」

といったニュアンスの違いがありますよね。

・・・・・・・

でも、基本的に怪我も不孝もイヤですよね。

怪我も不孝もなく、良い想いをできたらベストなんですけどね。
(^^;

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ


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