後悔先に立たずの意味!どんな使い方をするの?類似の同義語はコレ!
「後悔先に立たず」
失敗してくよくよ悩んでいるときや、
余計なことを言ってしまったとき。
こんな言い方をすることがありますよね。
「後悔」という言葉が入っていますし、
何だかネガティブなイメージのあることわざです。
実際にはどんな場合に使うことわざなのでしょうか。
と、いうことで!
今回はこのことわざの意味や、
具体的な使い方についてまとめました。
類似した同義語などもまとめましたので、
ぜひチェックしてみてくださいね!
それではさっそくみていきましょう。
後悔先に立たずの意味
まずは基本的な意味からみてみましょう。
- 後悔先に立たずの意味
一度やってしまったことやすでに終わったことを、いくら後で悔やんでも取り返しがつかないということ。
だれしも一度は経験しますよね~。
事が終わってしまった後で悔やんでも仕方がないという意味で、「後悔」というのは後には立つが、先には立たない、ということをあらわしています。
また、後悔をしないように自分の行いには十分に注意しなさいという戒めの意味もあります。
使い方について
では次に「後悔先に立たず」の具体的な使い方をみてみましょう。
このことわざはいろいろなシチュエーションで使われる言葉なので、今回は「恋愛編」と「面接編」でみていきましょう!
恋愛編
「つまらないことでカッとなり、勢いで彼女と別れてしまったが、その数年後結婚してしまうなんて、まさに後悔先に立たずである
「後悔先に立たずとはいうけれど、あのとき彼よりも仕事を選んでなければ今頃幸せな家庭が築けたのでは・・・と悔やんでしまう」
面接編
「私の座右の銘は後悔先に立たずです。深く考えずに勢いで行動し後悔するよりも、事前に十分に考えてから行動できるように日々心がけています」
「後悔先に立たず、という言葉を座右の銘としています。私は慎重な性格で、ときにはおっとりしていると言われてしまうのですが、そんなときに恩師がかけてくれたのがこの言葉でした。一見瞬発力が無いように見えても、十分に考えて行動に移した方が後悔せずに済む、この言葉をかけて頂いてから自分の性格の利点を生かせるようになりました」
少し例文が長くなってしまいましたが、このような使い方ができます。
失敗したときや、後悔しているときなど、ネガティブな場合に使うことが多いイメージですが、面接時などに座右の銘として使うこともできます。
慎重な性格や誠実な人柄をアピールできますね。
(^^ゞ
Sponsored Link
似た言葉について
では「後悔先に立たず」とよく似ている同義語を紹介していきましょう。
覆水盆に返らず
一度離縁した夫婦の仲は元に戻らないことのたとえで、一度してしまった失敗は取り返しがつかないという意味になります。
溢れてしまった水は二度と盆には返らないということから、こういった意味になりました。
「後悔先に立たず」を調べると類語として載っているくらいセットで紹介されることが多いことわざですね。
転ばぬ先の杖
失敗しないように万が一に備えてあらかじめ十分な準備をしておく、という意味になります。
「後悔先に立たず」の一度やってしまったことを悔やんでも取り返しがつかない、という意味と比較すると、ちょっとニュアンスの違いはありますね。
(^^;
しかし、結果的に十分な準備や考えは大切であるという部分や、教訓としては通じるものがありますね。
死んでからの医者話
亡くなってから、
「あの医者にかかれば良かった…」
などと話しても、手遅れで間に合わない、という意味になります。
字だけ見るとドキッとしちゃうダークな雰囲気のことわざですね。
また「葬礼帰りの医者話」ともいいます。
Sponsored Link
まとめ
今回は「後悔先に立たず」の意味やいろいろなシチュエーションでの使い方についてまとめてみました。
一度やってしまったことや終わったことを悔やんでも取り返しがつかない、という意味でした!
「ネガティブな意味合いなのかな?」
と思いきや面接時の「座右の銘」としても使うこともできますね。
「後悔先に立たず」は、誰しもが一度は経験すること。
しかし、身をもっての失敗があるからこそ、痛みを感じて次につなげることができます。
「またやってしまった~!」
なんて後悔してしまうような失敗をしても、それをバネにさらに成長していきたいものですね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
最近のコメント