赤ちゃんの下痢が緑色になる原因は?
赤ちゃんのウ○チが緑色だった!
初めてだとびっくりしますよね(^^;
でも、赤ちゃんの場合、緑色のウ○チは、
実はそんなに珍しいものではありません。
黄色いウ○チや緑色のウ○チは、
みんな普通にしたりします。
でも、、
ちょっと気になりますよね(^^;
そこで今回は、
赤ちゃんの下痢がヘンな色だった場合の
理由や、気をつけるべきことについてまとめました。
さっそくみてみましょう(*゚ー゚*)ノ
目次
赤ちゃんの下痢が黄色や緑色になる理由
なぜ、赤ちゃんの下痢は、
黄色や緑色になることがあるのでしょうか。
大人はだいたい、茶色ですよね。
緑色の場合、本当に見事な
緑だったりすることもあります。
この理由は、赤ちゃんの肝臓にあるんです!
赤ちゃんの肝臓の仕組み
赤ちゃんがご飯を食べると、
当然、胃に行きますよね。
赤ちゃんの胃液でどろどろになったご飯は、
次に小腸に向かいます。
小腸に入ると、ごはんは、ものすごい、
なが~い管を通って、栄養素を吸収します。
その長さたるや、赤ちゃんの7倍くらいの
長さと言われています。
そして、その小腸から、ごはんの消化を助ける為に、
赤ちゃんの胆から胆汁(たんじゅう)がでるんですね。
この胆汁が赤ちゃんのウンチを
緑色にする原因となっているのです(*゚ー゚*)h
胆汁は空気に触れると酸化して緑色になる!
胆汁自体は、赤ちゃんの健康を保つための
とても大事な機関の一つ。
この胆汁には、「ビリルビン」という、
胆汁色素を含んでいます。
なんだか、名称が、さも下痢っぽい響きですよね(^^;
ビリビリ!ビリルー!みたいな。
このビリルビンは、長い期間、空気に触れると、
酸化して緑色になる性質を持っています。
なので、赤ちゃんのウ○チが緑色の場合は、
など、一定の条件を満たした場合、
赤ちゃんのウ○チが黄色くなったり、
緑色になったりすることがあるんです。
なので、一時的に、
「緑色のウ○チが出た!病気かしら!?」
と、心配することはありません(^^
でも、一時的ではなく、
ずっとウ○チが緑や黄色の場合は、
赤ちゃんが病気にかかってる可能性があります!!
次は、下痢が止まらず、しょっちゅうヘンな色の
ウ○チが出る場合についてみてみましょう。
赤ちゃんの下痢が止まらず、色も変な場合!
赤ちゃんのウ○チが、黄色や緑でも、
そんなに心配ないという所までOKですね(^^
では、下痢が止まらない場合や、
ウ○チの色がヘンなのが続く場合。
「黄疸」という病気の可能性があります。
黄疸は、先ほど紹介した、「ビリルビン」が、
体内で増えすぎた場合に発生する病気です。
ビリルビンは、黄色の色素をもっていて、
あまりに増えすぎると、肌が黄色くなります。
赤ちゃんの場合は、肌が黄色くなるのに加え、
ウ○チが緑色になりやすくなります。
これは、肝臓に何らかの異変が
発生しているサインなのです。
ほおっておくと、
など、重大な病気を引き起こす可能性があります。
下痢を止めるにはどうすればいいの?
さてさて、少し怖いお話をしましたが、
もとの話題にもどりましょう。
緑色のウ○チは、一時的であれば、
特に問題ない。という所まではOKですね(^^
とはいっても、早く赤ちゃんの下痢は、
はやめに止めてあげるようにしましょう!
水分を多めにとること!
下痢になったからと言って、水分を少なめに
したりしたら、ダメですよ!
赤ちゃんは大人より水ッ気たっぷりです。
その分、下痢になると、多くの水分を失います。
いろいろな機能が未発達の為、下痢になると
赤ちゃんは脱水症状になりやすくなります。
まずは、脱水症状にならないように、
水分をいっぱいとってあげましょう!
食欲がないなら、おっぱいだけでもオッケーですよ!
腸内環境を整える
下痢がいつまでも止まらない場合は、何らかの理由で、
腸内バランスが崩れている可能性があります。
その場合は、腸内の悪玉菌と善玉菌のバランスを、
お薬やサプリメントで整えてあげる必要があります。
しばらく下痢が止まらない場合は、
近くの小児科につれて行って診てもらいましょう!
あんまり下痢が続くと、赤ちゃんのお尻が
かぶれてしまってかわいそうです(T-T)
まとめ
今回は、赤ちゃんのウ○チが、下痢っぽくて、
緑や黄色になる理由について紹介しました。
生まれた点赤ちゃんは、大腸がまだあまり
発達しておらず、水分を上手に吸収できません。
代わりに小腸が栄養を吸収しようとして頑張るので、
小腸から、水分がたくさん分泌されます。
その水分のおかげで、もともと水っぽいんですね(^^h
ウ○チが緑や黄色なのは、小腸が頑張っている証拠。
時間がたつにつれ、頻度も少なく、色も茶色になっていきます。
ただし、6ヵ月くらいたって、離乳食を食べ始めるころに、
下痢や、ヘンな色のウ○チが続くような場合。
赤ちゃんによって、成長度合いには
個体差があります。
ちゃんと赤ちゃんのそれぞれの特徴に合わせた状況を把握するため、
一度、小児科に行って、診てもらうようにしましょう!
今回はこのへんで失礼します。
ではまた(*゚ー゚*)ノシ
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