プロテインの種類はホエイ、カゼイン、ソイの三種!それぞれの目的や使い方も詳しく
プロテインドリンクやプロテインバーが、当たり前のようにコンビニやスーパーで買える時代になってきました。
ドラッグストアでもプロテインパウダーがたくさん並んでいますし、通販サイトで気軽に国内外の商品を購入することもできます。
そこで気になるのは、どんなプロテインを選ぶのか、プロテインの種類の違いは何かということ。
ダイエットが目的でプロテインを活用する場合もあれば、筋トレを行って筋肉増量を目指している方もプロテインを使うこともあります。
それぞれのケースで、どんなプロテインがオススメなのか、ということを今回は説明させていただきます!
プロテインの種類
市販のプロテインは大きく分けると
の3つです。
また、数種類のプロテインを混ぜているような商品もあります。
ホエイプロテインとカゼインプロテインは牛乳を原材料にして作られています。
一方、ソイプロテインは大豆が原材料です。
原材料が異なることで、特徴が異なりますので、もう少し細かく説明していきます。
ホエイプロテイン
ホエイプロテインは牛乳に含まれる乳清(ホエイ)が原材料です。
ヨーグルトを食べる時、ヨーグルトの上に水分がたまっているのを見たことがあるのではないでしょうか。
その水分こそが、ホエイプロテインの原材料です。
吸収が素早い、という特徴があるので運動後などの素早く体に栄養を供給する必要がある場面では、ホエイプロテインはおすすめされます。
また、ホエイプロテインにはろ過の方法によりWPC(ホエイプロテインコンセントレート)とWPI(ホエイプロテインアイソレート)の2種類があります。
WPCは牛乳由来の炭水化物や脂質が残っていますが、WPIはさらに細かくろ過することで、炭水化物や脂肪をより多く分離しています。
余分な栄養を含まない、高純度のプロテインであると言い換えることもできます。
牛乳に含まれる炭水化物を乳糖(ラクトース)といいますが、日本人は乳糖を分解する酵素の分泌が少なく、それが原因で乳糖不耐症を引き起こしている方も多いです。
ホエイプロテインの場合、ろ過の過程で余分な炭水化物を分離するので、ラクトースが含まれる量は牛乳よりも少なくなります。
つまり、乳糖不耐症の方でも、お腹を下しにくい栄養成分になっています。
また、WPCよりも、WPIの方が炭水化物の含有量が少ないので、よりお腹を下しにくいです。
使い分ける基準として、
という心配のある方は、WPIのプロテインを使ってみると良いですね。
カゼインプロテイン
次はカゼインプロテインですが、カゼインも牛乳に含まれる成分の1つです。
ホエイと比べて吸収が緩やかという特徴がありますので、飲んでからゆっくりと栄養を吸収させることができます。
カゼインは胃の中で固まり、その後分解されるので消化に時間がかかりますので、腹持ちがよく、満腹感が持続するので、ダイエット中の方にはおすすめのプロテインです!
ソイプロテイン
ソイプロテインは、大豆が原材料のプロテインですが、カゼインプロテインと同じように吸収がゆっくりという特徴があります。
また、原材料が大豆なので、乳糖不耐症の方、また、牛乳アレルギーがある方も安心して使うことができます。
また、ベジタリアン、ヴィーガンの方でも使えるものもあります。
それぞれのプロテインの吸収時間が異なるという点に着目し、何種類かのプロテインを混合している商品や、アミノ酸・ビタミン・ミネラルなどの栄養をプラスしているような商品もあります。
乳糖不耐症の方は、プロテインを選ぶときに気をつけましょう!
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目的別のプロテインの選び方
それでは、今度はどんなシーンでどんなプロテインを選ぶかをお伝えしていきます。
ダイエット
ダイエットの時には、ソイプロテインやカゼインプロテインなど、ゆっくりと栄養が吸収されるものを間食として活用すると、空腹を感じにくくなり、不要な間食・食べ過ぎの予防になります。
食事管理だけではなく、筋トレやランニングなどの運動を行ってダイエットを行う方であれば、運動後の栄養摂取にはホエイプロテインがオススメ。
筋量増加
筋肉を増やすときには、筋肉の材料となるタンパク質をたくさん摂取することが重要になります。
ですので、ホエイプロテインを活用することがポイントになります。
筋トレ後だけでなく、間食としてもホエイプロテインを使いましょう。
余分な脂肪をつけたくない方はWPIを使うのがオススメです。
筋肉を増やすときには食事の量が増えます。
食事の量が増えると胃腸の負担が増えますが、カゼインやソイのように消化に時間がかかるプロテインを使うと、さらに負担が増えます。
できるだけ素早く、胃腸の負担を少なく栄養補給するためにはホエイプロテインを活用していきましょう。
体型維持や体重維持
体重維持・体型維持のときにプロテインを活用するのであれば、1食の置き換えとしてプロテインを使うのが良いでしょう。
食べ過ぎた日の翌日に、1食をプロテインで置き換えてあげることで、胃腸の負担も減りますし、余計なカロリーを摂取せずに済みます。
このときはホエイプロテインとソイプロテインを混ぜてあげるとベター。
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まとめ
プロテインの種類は大きく分けて3種類ですが、少しずつ特徴が異なります。
そして、それぞれのメリットを踏まえて使うものを選び分けることが、プロテイン選びのポイントになります。
今回の解説を参考に、自分に合うプロテインを探してみてくださいね。
今回の記事は以上になります。
参考になりましたら幸いです(*^-^)ノ
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