水魚の交わりの意味!漢文の書き下し文や現代語訳を紹介

水魚の交わり

親しい間柄や仲のいい夫婦などに対して
こんな言い方をすることがあります。

でもなぜ水魚なのでしょうか。

魚が泳いで交差するということが、
どんな意味を表すのでしょうか。

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実はこの表現は、中国の漢文が元になっています。

また元になった漢文では、どのような話になっているのでしょうか。

と、いうことで!

今回は「水魚の交わり」ということわざについて、
どんな意味や由来があるのかについてまとめました。

それではさっそくみていきましょう!


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水魚の交わりの意味


まずは「水魚の交わり」の基本的な意味からみていきましょう。

    水魚の交わりの意味

    水と魚が切っても切り離せない関係であるように、離れることのできない親密な間柄であること。

    夫婦の仲が良くむつまじい様子。

魚というのは水の中でしか生きられません。
なので、水とは切っても切れない関係です。

そのことから転じて離れられることのできない親密で親しい関係をあらわすようになりました。

また深く結びついた関係、仲のいい夫婦を指して、

水魚の交わりを続けている

ということもあります。


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由来について


「水魚の交わり」ということわざは、あの有名な歴史書である

三国志

に記されている一文に由来があります。

どんな逸話が元になっているのでしょうか。

漢文と書き下し文、現代語訳をみていきましょう。

漢文

    興亮情好日密。曰、
    孤之有孔明、猶魚之水也。

書き下し文

亮と情好日に密なり。曰く、
孤の孔明有るは、猶魚の水有るがごとし、と。

現代語訳

亮との交情が日ましに親密を加えた。
劉備がいうには、

「自分にとって孔明のあるのは、あたかも魚に水があるようなものである」

といった。

解説

これは劉備が諸葛孔明と自分の間柄について

「自分にとっての諸葛亮は魚にとっての水のようなもので、切っても切れない、なくてはならない不可欠な存在なんだ」

と言って説明している場面ですね。


諸葛亮はもともと劉備の部下ではありませんでした。

しかし、その才能を買われて軍師として劉備に使えるようになり、二人の仲はより深くなりました。

この二人になぞり「水魚の交わり」は男性同士の深い結び付き、強い師弟関係を意味する言葉でした。

が、

今現在では夫婦間や男女の関係、女性同士の結び付きで使うようになりました。

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類語


では「水魚の交わり」と似たような意味で使われている同義語もみていきましょう。

    魚と水

    魚と水のように切っても切れない間柄をあらわす言葉となります。

    「水魚の交わり」よりむしろ分かりやすい表現ですよね。
    意味も似ています。

    お前百までわしゃ九十九まで

    なかなか渋い言い回しですね。
    (^^

    もう説明する必要もないくらい分かりやすい言葉です。

    仲睦まじい夫婦がともに長いときを生きているようすをあらわしています。

    聞いているだけでほっこりしてしまう微笑ましいことわざですね。

    「お前」は夫でわしは「妻」をあらわしています。

    null/ul>

    鴛鴦の契り

    ちょっと難しい感じですが、鴛鴦というのはオシドリのことでおしどり夫婦をあらわしています。

    そこから仲睦まじい夫婦をあらわす言葉になりました。

    師弟関係というニュアンスはないので、そこは「水魚の交わり」とは異なる部分です。

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まとめ


今回は「水魚の交わり」の意味や使い方、元になった漢文などを紹介し、まとめてみました。

離れることのできない親密な間柄や仲のいい夫婦をあらわしているんですね。

長年水魚の交わりを続けてきた

とか

あの二人は仲が良く、まさに水魚の交わりという感じだろう

というような使い方をします。

切っても切れない、というところから単純に仲がいいだけでなく、絆の深さ、お互いの長所も短所も分かりあっている関係が伝わってきますよね。

いつか、

水魚の交わりだね

と言い合えるような、深い絆をパートナーや友人たちと作っていきたいものですね。
(//▽//)

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ




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