故郷へ錦を飾るの意味とは?四字熟語にするとどうなる?

故郷へ錦を飾ることができて良かった

たまにスポーツ選手や有名歌手などがテレビのインタビューなどでこんな言い方をすることがあります。

近年はオリンピックでもメダルラッシュが続いているので、

あ、聞いたことがあるカモ

という人も多いのではないでしょうか。

「にしき」というと高級な織物のことですよね。

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「故郷」へ「錦」を飾る。

これはどのような意味なのでしょう。

錦というと錦鯉とか、豪華でキラキラと美しいものというイメージですよね。

どんな場合に使ったらいいのでしょうか。

と、いうことで!

今回はこのことわざの意味や使い方、
由来などをまとめてました。

四字熟語にした場合はどうなるかも
調べてみたのでチェックしてみて下さいね。
(^^ゞ


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故郷へ錦を飾るの意味


まずは基本的な意味からみてみましょう。

    故郷へ錦を飾るの意味

    故郷を長く離れていた者が、努力し出世して華やかに帰郷することのたとえ。

「錦を飾る」の「錦」というのは、いろいろな色糸や金銀糸を用いて模様を織り出した絹織物のこと。

つまり、豪華な織物を指しています。

故郷を旅立った頃は貧相であったけれど、こんなに豪勢な着物を身に着けられるようになりましたよ、という出世の証し、努力の結果を意味しています。


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四字熟語にするとどうなる?


ちなみに、「故郷へ錦を飾る」は四字熟語にもできます。

衣錦之栄(いきんのえい)」

意味は同じですね。
(^^ゞ

成功、出世した後に錦の着物を着て故郷に帰ることを意味しています。
錦を身にまとうことの栄光をあらわしています。


ちなみに「衣錦之栄」は中国北宋の政治家、詩人、文学者、歴史学者である欧陽修(おうようしゅう)が記した

相州昼錦堂記(しょうしゅうちゅうきんどうき)」

という書物に載っています。

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由来はどこから?


「故郷へ錦を飾る」の由来はどこになるのか、というのを調べたところ、中国の故事である「衣錦還郷」が元なのではないか、という説があるのを発見しました。

「衣錦還郷」は中国の思想家である劉之遴(りゅうしりん)の記した「南史」という書物に出ています。

では、その漢文と書き下し文、現代語訳を見ていきましょう。

漢文


    高祖謂曰、卿母年德並高。
    故令卿衣錦還郷、盡榮養之理。

書き下し文

高祖謂いて曰く、卿の母は、年徳並びに高し。
故に卿をして錦を衣て郷に還り、栄養の理を尽くさしめんと。

現代語訳

高祖が言いました。あなたの母親は年齢も徳もともに高い。

だから、あなたに錦の着物を着せて故郷に帰らせ、親に美服を着せ、美食を進め孝養を尽させたい。

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、これは手柄を立てて出世したときに、都に留まるのではなく、年齢の高い母の居る故郷へと錦を着て帰り、親に良い服を着せて良いものを食べさせてやりなさい、という話ですね。

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まとめ


今回は「故郷へ錦を飾る」の意味や使い方、四字熟語に直した場合などをまとめてみました。

故郷を離れていた者が出世して華やかに帰郷することを意味していました。

錦というのは豪華で優美な着物のことですが、現代の使い方としては本当に身を飾り立てて故郷へ帰る、ということではなく立派になったことや、誰に恥じることない堂々たる姿をあらわしています。

いつも心配してくれる大切な両親を少しでも安心させたいという親孝行、子供の幸せ、出世を願う親心をあらわしていることわざなのでした!

故郷に錦を飾るのは、郵送ではなく、やはり自分の手で。

ということですね。

いつの時代でも、子が親を慕う気持ちはいっしょですね。^^

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せっかくであれば、生きているうちにできるだけ立派になった自分を見せて、安心させてあげたいものですね。

飾る錦があるくらい立派に慣れていればよいのですが…。

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ




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