君子危うきに近寄らずの意味!孔子の漢文ってホント?

君子危うきに近寄らず

用心する場合や、相手を見定める場合、
こんなことわざを使うことがありますよね。

ちなみに「君子」は「くんし」と読みます。
「きみこ」じゃないんですよ~(笑)

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孔子の漢文が元になっていると聞いたりしますが、
元の話はどのような漢文だったのでしょうか。

どんな内容なのか。
どういった教訓が含まれているのか。

なんとなく使っているけど、
実は詳しくは知らなかったりしますよね。
(^^;

と、いうことで!

今回はこのことわざの意味や使い方、
元となった漢文の説明などをみていきましょう!


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君子危うきに近寄らずの意味


まずは、基本的な意味からみていきましょう。

    君子危うきに近寄らずの意味

    教養があり徳がある人格者は、自分の行動を慎むものなので、危険なところには近づかないし、関わりを持たない、ということ。

人格者と呼ばれる人は、常識も教養も合わせ持っていて、自分の言動や行動をわきまえているもの。

なので、危ないことには手を出さないし、怪しげな場所には近づかない、という意味のことわざですね。

では次に、元になった漢文についてみてみましょう。

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孔子の漢文ってホント?


この「君子危うきに近寄らず」は、中国の思想家・哲学者である孔子が残した言葉だと思っている人が多いようです。

ですが、孔子とその弟子たちの語録をまとめた「論語」にはそういった一文はありません

じゃあ何で孔子の言葉って思われているの?

っていうところですよね。


実は孔子が作ったといわれている「春秋」という歴史書があります。

後にそれを解釈した「春秋公羊伝」には、

君子不近刑人

という一文が載っています。

これが「君子危うきに近寄らず」の元になっているという説があるので、それが間違って伝わり「君子危うきに近寄らずは孔子の残した言葉だ」という説が広まってしまったようですね。
(^^;

ちなみに「君子不近刑人」は「君子は罪を犯した人間には近づかない」という意味となります。

確かに「君子危うきに近寄らず」に意味合いは近いので、孔子の言葉という説が上がるのも無理ないはなしですよね。

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「李下に冠を正さず」とセットで使われることも


「君子危うきに近寄らず」は

李下に冠を正さず

とセットで使われることも多いですね。

セットになるくらいですから意味が似ているのでしょうか。
それとも対になる意味なのでしょうか。

まずは「李下に冠を正さず」の意味をみてみましょう。

・・・・・・・

意味を調べると、誤解を招くような行動はするべきではないといういましめの言葉、とあります。

「李」というのは中国では「スモモ」を意味します。

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つまり、スモモの木の下で曲がった冠の位置を直していると、スモモを盗んでいるように見える。

そういった場所で紛らわしい行動をとるべきではない、という状況をあらわしているんですね。


誤解を受けるような場所での行動は慎む、というのは「君子危うきに近寄らず」の教養のある人は危ない場所には近づかない、に似ていますよね。

なので共通する教訓としてセットになることが多くなっています。

君子危うきに近寄らずは正解?不正解?


人生の格言として、

君子危うきに近寄らず

正しいのでしょうか

確かに自分の行動は慎むべきですし、危ない場所には近づくべきではないですよね。

むやみに危険な場所に入るのは思わぬトラブルを生みます。


しかし、安全な場所にばかりいて冒険を避けてしまうというのもどうでしょうか。

危険な場所やきびしい場所であっても、ときには果敢にチャレンジしないと得るものもないですよね。

こういった「君子危うきに近寄らず」の対になる考えは「危ない所に登らねば熟柿は食えぬ」や「虎穴に入らずんば虎子を得ず」などのことわざでも表現されています。

「君子危うきに近寄らず」はためになる教訓が含まれていますし、決して不正解ではありません。

しかし、過度に自分を守ってしまい、用心も度が過ぎるというのは考え物かもしれませんね。

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まとめ


今回は「君子危うきに近寄らず」の意味や使い方、セットで使われていることわざなどを紹介しました。

教養のある人は行動を慎むものなので、危ない場所には近づかない、という意味なのでした。

誤解を受ける行動は慎むべき、という意味の「李下に冠を正さず」とセットで使われることも多くなっています。

今度使うときはセットで使ってみるのもいいかもしれませんね!

この人言葉を分かってるな~

なんて感心されちゃうかもしれませんよ。
(^^ゞ

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ




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