杞憂の意味とは?由来はどこから?例文や使い方もチェック!

「そんなに心配しなくても杞憂だよ。」

こんな言い回しが小説や漫画で出てくることがあります。

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「杞憂(きゆう)」なんて言葉は、
普段あまり使わないですよね。(^^;

いきなり言われたら、

へっ?9(きゅう)?

なんて、目が点になってしまう人も
多いのではないでしょうか。

いったいどんな意味の言葉で、
どんな場合に使うのでしょうか。

と、いうことで!

今回は「杞憂」の意味や使い方についてみていきましょう。


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杞憂の意味


まずは基本的な意味をチェックしましょう。

    杞憂の意味

    心配する必要のないことをあれこれ心配すること。
    取り越し苦労。

このような意味となります。

「杞憂」の「憂」は単体で、

  • 心配する
  • 案ずる
  • うれえる
  • 心配事
  • わずらい
  • つらい
  • 苦しい

  • など、さまざまな意味があります。

    「憂鬱」の「憂」でもありますよね。

    「杞憂」は心配する必要もないのに、そういった憂いの気持ちを持ってしまうという意味となります。

    違う言葉だと「危惧」や「懸念」とも似ていますが、「杞憂」は疑うというニュアンスはあまりありません

    必要もないのに純粋に心配し、心を痛めてしまう場合などに使われます。

    どちらかというと「憂慮」などに近いニュアンスですね。
    (^^ゞ


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    由来について


    では次にこの言葉の由来についてみてみましょう。

    「杞憂」という言葉は中国の故事からきています。
    列子の記した「列子 天瑞」にその一文が載っています。

    ここでは、その漢文と書き下し文、その解説を見てみましょう。

      漢文

      杞國、有人憂天地崩墜、身亡所寄、廢寢食者。
      又有憂彼之所憂者。

    書き下し文

    杞の国に、人の天地の崩墜して、身寄する所亡きを憂え、寝食を廃する者有り。
    又彼の憂うる所を憂うる者有り。

    解説

    昔、杞という国の人が、天が落ちてきたり、地面が崩れたりするのではないか、とあり得ないことを心配していました。

    そのうち心配のあまり夜も寝れず食事も喉を通らなくなりました。

    また彼があまりに心配するものだからその周囲も心配するようになりました。

    これは、天地の崩落というまだ起こりもしてない、あり得ない不幸を心配するあまり、身体を壊し身を滅ぼしそうになっている人の話なのでした。

    とんだ取り越し苦労をあらわしていますね。

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    使い方と例文


    では実際に「杞憂」のことばの使い方をみてみましょう。

    例文

    「就職活動を始める前は、全ての面接に落ちたらどうしよう・・・と心配していたが、どうやら杞憂だったようだ」

    「地球温暖化というのは重大な問題であり、ここ数年の異常気象を見る限りでは決して杞憂で終わる事態ではないだろう」

    このような使い方ができます。

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    「杞憂」というのは

    「心配していたが杞憂に終わった」
    「深刻に思われたが、杞憂で済みそうだ」

    という「思っていたほどの事態ではない」場合に多く使うので、直接な危機に使うのは間違いとなります。

    つまり「失敗する杞憂がある」「事態が悪化する杞憂がある」というのは変な使い方となるわけですね~。

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    まとめ


    今回は「杞憂」の意味や使い方について紹介しました。

    心配する必要のないことを心配する、取り越し苦労、という意味で使う言葉でした。

    元をただすと中国の故事に由来しています。

    確かに「杞」っていう字は日本ではあまり使ってるのを見かけないですよね。

    心配ごとはいろいろ尽きませんが、
    その多くは杞憂だったります。

    あまりあれこれと悩みすぎず、
    Take it easy.“にいきたいものですね。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ




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