集団的自衛権とは?わかりやすく解説!小学生でもわかるよ

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集団的自衛権って聞いたことある?

最近、しきりにニュースで
話題にでたりしてるよね。

国会中継や、ちまたでも、
賛成!」「反対!」って議論に
なってるけど、どういうことなんだろう。

今日は、集団的自衛権について、
かなりわかりやすく解説してみたよ!

これでもわからなかったら、一番したのフォームから、
わからなかった部分をコメントしてね!



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集団的自衛権とは?

集団的自衛権とは、国家間同士で
攻撃されたら、協力してこれにあたる約束ごと。

わかりやすく言うと、

友達の国が攻撃されたら一緒にやり返す取り決め

と、いったところかな。

ちなみに、これは権利なので、
強制性はないものとなっているよ。

集団的自衛権の解説をするには
国連の事を知っておくことが重要!

集団的自衛権の説明をする前に、
まずは、国連について説明しておこう。

国連とは?

国連とは、国際連合の略称。

過去に起きた、第二次世界大戦のような、
大きな戦争が起きないよう、設置されたんだ。

世界大戦前にも、国際連盟という、
国際協力を、促進する組織はあった。

でも、アメリカもソ連も参加してなくて、
大きな戦争が起きてしまったんだ。

それを反省した、世界各国の人が、

今度はちゃんと戦争が起こらないようにしよう!

ということで、1945年に、50ヶ国以上の国が集まって、
サンフランシスコで、国連ができたんだ。

集団的自衛権は日本以外ではあたりまえのこと!

そして、その国連で、みんなの共通の
約束として決められたのが、集団的自衛権。

世界の平和を維持する為に、悪いことを
する国がいたら、みんなで協力して阻止しよう。

という、決まりごと。

ところが!

日本では、集団的自衛権が行使できない。

その理由は・・・・・

なんで日本では集団的自衛権が行使できないの?

なんで日本では集団的自衛権が
行使できないのか。

それを説明する為には、戦争が終わった
1945年まで、さかのぼろう。

日本は、1945年に戦争に負けた時に、
憲法」がつくられたんだ。

現在も、この憲法が、国の法律を
決めていく、基本となってるよ。

その中の「憲法9条」に書いてあるのが
以下の3つのこと。

  • 日本は戦争しません
  • 日本は軍事力をもちません
  • 日本は戦いがあっても参加しません
  • 確かに、日本には、自衛隊がある。

    だけど、この組織はあくまで自分たちを
    守る為のみ、活動が許されてるんだ。

    だから、国連が、

    仲間がやられたら、一緒に対応しよう!

    と言っている集団的自衛権が、

    戦いにはどんなことがあっても参加しません!

    と言っている憲法9条によって

    一緒に戦いに参加できないという、
    状況になっているのが、現在の状況なんだ。


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    集団的自衛権が使えないと?

    国連が言っている、集団的自衛権が
    使えないと、どうなるんだろう?

    たとえば。たとえば、ですよ。

    北朝鮮がアメリカに向かって
    ミサイルを打ったとする。

    ちょっと事情があって、
    アメリカがこれに対応できない。

    ミサイルは日本の上を通過していく。
    アメリカにミサイルが届いたら大惨事!

    それでも、日本には憲法9条があって、
    このミサイルを落とすことはできない。

    そのミサイルが、アメリカに向かってくのを、
    上を向いて、みていることしかできないんだ。

    アメリカからしたら、

    あれっ?うちらって同盟国じゃなかったっけ??

    ってなるよね。

    なので、現在の安倍政権は、

    憲法9条を変えて集団的自衛権を行使できるようにしよう!

    という方向に舵を切っているよ。

    ところが、それによって、
    意見が、賛成と反対の真っ二つに
    分れてしまっているんだ。

    まとめ

    今日は、集団的自衛権とは、
    どういうものなのかを紹介しました。

    国連で決められた軍事面での協力体制が、
    日本には憲法9条があるため、
    参加することができていない。

    なので、この憲法9条を
    改正すべきかどうかが、
    みんなの論点になってるんだ。

    本日はここまで!

    次回は、集団的自衛権を使えるようになった場合、
    どういう影響があるのかについて、
    お伝えしていく予定だよ!

    良かったらまた見てね!

    ではまた
    (*゚ー゚*)ノ

    ※2014年8月12日:記事内容を一部追記しました。


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    “集団的自衛権とは?わかりやすく解説!小学生でもわかるよ” への53件のフィードバック

    1. はる より:

      集団的自衛権とは⁉︎の記事を読ませていただきました。
      大変わかりやすかったです。

      そこで質問なんですが、自衛隊は自分たちを守るためのみ活動が許されいると書かれていましたが、その活動範囲を詳しく教えていただきたいです。

      集団的自衛権がない現在の状態で例えば、日本が他国から攻撃を受けたとします。この際に日本は自国を守るために相手国に対して武力行使として攻撃を行ってもよいのでしょうか?
      それとも、相手国のミサイルを墜落させるなどの単なる防衛しか行ってはいけないのですか?

      返信よろしくお願いします。

      • 管理人 より:

        はるさん、コメントありがとうございます^^

        憲法第9条では、「日本は戦いません」と言っています。

        ただし、主権国家として自衛権はあるので、

        ・急迫不正の侵害がある時
        ・武力行使以外に方法がない時

        などは、自国を守るために他国から攻撃を受けたら
        武力行使として攻撃を行えます。

        また、自衛権の発動の条件として、もう一つ、

        「必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと」

        という条件があります。

        なので、相手国がミサイルを飛ばしてきたら
        打ち落とすなどの防衛をすることができますが、
        ミサイルを撃ち返すなどの、反撃行為は、憲法9条を守る限り、
        今の日本では、ありえないこととなります。

        集団的自衛権とは、自国と密接な関係にある外国が攻撃された場合に、
        共通の敵に対して、武力行使が出来る権利です。

        自国に対しての自衛権の行使については、
        上記の条件に当てはまる範囲内で、
        武力行使により、脅威を排除することは可能です。

        参考になりましたら幸いです。

        • はる より:

          返信ありがとうございます。
          大変丁寧な回答でよく分かりました。

          相手国から攻撃を受けた場合、
          集団的自衛権の有無に関わらず必要最小限の武力行使は許されているということですね。

          集団的自衛権を考える上で新たな理解ができました。
          これからも管理人さんの記事を読ませていただきたいと思います。

          • 管理人 より:

            はるさん、ご返信ありがとうございます^^
            参考になったようで良かったです。

            また、疑問に思うことがあったら、
            お気軽にコメントくださいね!

            なるべく記事内で「なるほど!」を作れるよう、
            わかりやすさを重視して、また記事を書くようにします^^

            ご質問も、今後の記事作成の参考になりました。
            ありがとうございました。

    2. ユート より:

      もし日本が集団的自衛権を使って反抗した場合、日本が攻められる可能性はありますか?

      • 管理人 より:

        ユートさん

        鋭い、かつ、ナイスな質問ありがとうございます。

        ここでは、いち意見として、管理人の見解を述べさせていただきますね(^^

        Q.集団的自衛権を使って反抗した場合、日本が攻められる可能性あるか。

        A.あります。

        正確に言うと、攻められる可能性が高まります。

        なぜならば、「戦争に一切参加しない」と言ってる日本は、
        戦後、どの国に対しても、こちらからは攻撃をしていません。

        つまり、「戦争」において、どこからも
        恨みを買う理由が無いんですね。

        ところが集団的自衛権を行使できるようになり、
        戦争に参加することが可能になると~。

        同盟国がケンカを吹っ掛けられた場合も、
        日本は同盟国と協力してケンカ相手に戦います。

        すると、現在、敵ではない国に対して、
        新たな敵を作ってしまうことになるのです。

        なので、その報復対象として、
        「日本が攻められる可能性」が高まるわけです。





        じゃあ、そんな敵を作るような方法をとるのはやめようぜ!

        といっても、事はそう簡単ではありません。

        集団的自衛権が行使できないということは、
        2つの側面を持っています。

        1.我々は戦争に参加しません。
        2.我々は他国と同盟を組みません。

        たとえばですよ。

        このまま集団的自衛権を行使しないで、
        戦争への不参加を貫いたとしましょう。

        そして日本の自衛隊の3倍の軍事力を持っている国から、
        戦争を吹っ掛けられたとします。

        すると、どうなりますか?

        本気でやりあったら絶対に負けます。
        しかも、反撃できません。

        集団的自衛権が行使できるようになり、
        他国との軍事的協力体制ができていたらどうでしょう?

        団結された場合、勝てない相手に対して
        おいそれと手を出す人は少なくなりますよね。





        なので実際には、「日本が攻められる可能性」は、
        集団的自衛権を行使しようがしまいが、あり得るのです。

        答えになっておりますでしょうか~。

        参考になりましたら幸いです!

    3. 伊藤 里紗 より:

      学校の宿題で、集団的自衛権についてまとめないといけなかったので、とても分かりやすくて助かりました。

    4. ケンチ より:

      初めまして、ケンチと申します

      とてもわかりやすい記事をありがとうございます
      本当によくわからない事だらけで、変な質問してしまうかもしれませんが、よろしくお願い致します

      1、第二次世界大戦が終わってから現代に致るまで、日本が他の国より攻撃を受けないのはなぜですか?
      2、1、のような現状にも関わらず、政府はなぜ集団的自衛権を重視するのですか?
      3、そもそも第二次世界大戦で負けた日本ですが、今はその敗戦国という事がなかったかのように感じます
      その点に関してどのように思われますか?
      4、地球上の国の全ての代表が集まって話し合ったり、国連が50ヶ国では無く全ての国が参加するなどは不可能なのですか?
      地球上の全ての国がお互いに助け合うという事を実現させる事は不可能ですか?

      よくわからない文章ですみません
      返信よろしくお願い致します

      • 管理人 より:

        ケンチさん

        コメントありがとうございます(^^

        おおっ、集団的自衛権の話題をビヨンドした、
        ざっくばらんなご質問ですね!

        それでは、いただいた質問について、当サイト管理人の見解にて、
        さっくばらんに回答させていただきます!

        正解というものはないと思うので、
        考え方の一つとして参考にしてくださいね!

        1、第二次世界大戦が終わってから現代に致るまで、日本が他の国より攻撃を受けないのはなぜですか?

        日本が攻撃されない大きな理由の一つとして、
        憲法9条の平和主義があります。

        本記事にも出てきている、戦争に負けたときに作られた「交戦権の否認」ですね。

        日本は戦争しません
        日本は軍事力をもちません
        日本は戦いがあっても参加しません

        というこの3つ。

        やられたらやり返すというのが世の常で、そういった意味では、
        日本は自分から攻撃を仕掛けることは、憲法を守る限りまずありえません。

        誰からも恨みを買わないので、攻撃されるいわれがないんですね。

        後は、自衛隊を持っているから、という理由もあります。

        戦争は、勝算が無ければ、ケンカを吹っかけても、
        負けるだけなので無駄ですよね。

        日本の自衛隊はかなり強力です。

        戦後、日本が攻撃を受けないですんでいるのは、
        自衛隊の防衛力のなせる業、という面も多分にあるでしょう。

        あと、大きいのが日米同盟ですね。
        戦争に負けた後、日本はアメリカと同盟関係にあります。

        アメリカは世界の中で飛びぬけて軍事力が高い国。
        日本をもし攻撃したら、アメリカを敵に回すことになります。

        これも、戦後日本が現在にいたるまで攻撃を受けなかった
        大きな理由の内の1つと言えるでしょう。

        2、1、のような現状にも関わらず、政府はなぜ集団的自衛権を重視するのですか?

        世界の状況が変わってきたからです。

        特に中国の軍事的脅威は無視できない懸念点です。

        日本が使っている軍事費は4兆円から5兆円くらいで、
        ここ10年くらい変わっていません。

        ところが、お隣中国は、経済が発展して得たお金を、
        バンバン軍事費につぎ込んでいます。

        ここ10年でみても3兆円から13兆円くらいまで拡大しています。
        しかも、その軍事力を使って周辺国といざこざを起こしています。

        尖閣諸島でのいざこざや、中国防空識別圏の拡大も、
        記憶に新しいですよね。

        そこで必要になってきたのが、集団的自衛権です。
        日本だけでは、本当に戦争を吹っかけられた時に負けてしまうかもしれません。

        なので、周辺国と同盟を結ぶことで、周りの国々と強力して、

        「ホントに戦ったらそっちが負けちゃうよ!」

        という状況を作ることで、戦争を抑止することが
        できるようになるかもしれませんよね?

        1のご質問で「他の国から攻撃を受けない」とありましたが、
        今後も攻撃を受けないとう保障はまったくありません。

        攻撃される可能性が高くなってきたので、
        今回の集団的自衛権の話が出てきたのです。

        3、そもそも第二次世界大戦で負けた日本ですが、今はその敗戦国という事がなかったかのように感じます
        その点に関してどのように思われますか?

        これは、気のせいだと思います(^^;

        戦争は実際にありましたし、日本は敗戦国です。

        敗戦していなければ、今の憲法9条の平和主義もありませんでしたし、
        アメリカとの同盟関係も今とは違った形になっていたと思います。

        そのように感じられる理由は、1つは時間ですね。

        戦争が起きたのは、もう70年も前になります。

        当時戦争に参加した人が20歳だとしたら、
        もう90歳以上の年齢になります。

        つまり、私たちの親も戦争は体験していません。

        お父さんのお父さんのお父さんが、モロに戦争を
        体験した世代くらいですかね。

        なので、私達も、私たちの親も含め、本当の戦争の怖さというのは、
        知っているだけで、理解してないといえるでしょう。

        4、地球上の国の全ての代表が集まって話し合ったり、国連が50ヶ国では無く全ての国が参加するなどは不可能なのですか?
        地球上の全ての国がお互いに助け合うという事を実現させる事は不可能ですか?

        50ヶ国というのは、1945年当時のお話で、
        今はほとんどの国が国連に参加していますよ(^^

        世界にある195か国中、193か国が国連加盟国です。

        国連がやっていることは以下のとおり。

        >国際平和・安全の維持
        >諸国間の友好関係の発展
        >経済的・社会的・文化的・人道的な国際問題の解決

        などですね。

        日本も国連組織の維持のために、かなりの額を負担しており、
        世界の紛争を抑止するのに重要な役割を持っています。

        地球中のすべての国がお互いに助け合う、
        という意味では、すでにほぼ実現しています。

        ただし、世界中の戦争を無くせるか、
        というと、それはまた別の問題となります。

        過去に地球上で、国同士の争いがまったく無かったことは、
        残念ながら一度たりとてありませんので・・・。

        以上です、ざっくばらんな回答で恐縮ですが、
        参考になりましたら幸いです。

    5. ケンチ より:

      返信ありがとうございました
      とてもわかりやすくて、理解しやすかったです
      何も知らないのに賛成も反対も出来なくて、かと言って周りにはかたよった意見しかなかったので、とても参考になりました

      戦争はしたくなかったけど、攻撃される可能性がでてきたから備えないといけないという事であってますか?

      あと少し質問させて下さい、すみません

      日本が攻撃されたとして、その理由や目的はたとえばどんなものがありますか?
      それは話し合いで何ともならないから、攻撃されたという風になるんでしょうか?
      集団的自衛権を持つ事で生まれる戦争の理由や目的などが出てくる可能性はありますか?
      それは、例えばどんなものですか?
      変な質問ですが、集団的自衛権を持ったら、日本の国連への負担額は変るんでしょうか?

      下手な文章で、変な質問ばかりで本当にすみません
      返信よろしくお願い致します

      • 管理人 より:

        ケンチさん

        コメントありがとうございます(^^

        す、少しじゃないですね(笑)

        いただいた質問の幅が広いので、なるべくわかりやすく、
        理由を絞って回答させていただきます。

        国同士の問題については、いわゆる大人の事情もあったりして、
        本当に複雑だったりするんですよ・・・。

        なので、これも1つの理由だね、くらいの
        参考程度に読んでいただければと思います。

        >何も知らないのに賛成も反対も出来なくて、かと言って周りにはかたよった意見しかなかったので、とても参考になりました

        とても素晴らしいと思います!お互いが何か主張する場合、必ず理由があります。
        合っている、合ってないではなく、なぜそうなっているのかを考えるのが大事です。

        >戦争はしたくなかったけど、攻撃される可能性がでてきたから備えないといけないという事であってますか?

        だいたい合っています。しかし、大人の世界はドロドロしているので、
        本当に国民の為を思って言っているのかは、
        大人がしっかり見て行く必要があります。

        そのために、選挙があるんですね(^^

        >日本が攻撃されたとして、その理由や目的はたとえばどんなものがありますか?

        理由は、日本の資源、財産を奪うため。
        目的は、日本の領土、資源の奪取ですね。

        日本と外国で、現在利益をめぐる争いがある領土について、
        たとえば以下の島があります。

        北方領土:ロシア
        竹島:韓国
        尖閣諸島:中国

        どの領土も、お互いの国が「ここはウチの領土だ!」
        と譲らないので、言い争いの種になっています。

        島をゲットできれば、その島の周りの海にいる魚も、
        海底に埋まっているレアな金属とかの資源も、島の持ち主(国)の物になります。

        >それは話し合いで何ともならないから、攻撃されたという風になるんでしょうか?

        たとえば、ケンチさんが、トイザ○スで妖怪メダルをゲットしたとします。
        そしたら、クラスで有名な悪ガキに「お、コレ俺が買ったメダルじゃん!」

        と、持っていかれたとします。

        ケンチさんにとっては、完全に言いがかりですよね?
        その時、ケンチさんはどうしますか?

        1.「返せよ!」といって、悪ガキに掴みかかって奪い返す。
        2.先生に言いつけて、事の真意を正す。
        3.諦める。泣き寝入りする。

        そこで、返せよ!と、言っても悪ガキにとって、
        メダルは、「もう俺のもの」です。

        ここで、力ずくでメダルをとり返そうと「攻撃」したら、
        たぶん「反撃」されますよね。

        ここで、国家間の問題に話をもどしましょう。

        たとえば、竹島は今、日本では「日本の領土」とされていますが、
        韓国が管理、実行支配しています。

        ここで、日本がもしも、「日本のものですから!」と、
        自衛隊を派遣して、建物を立てて、人を送って住み始めたとしましょう。

        日本にとっては、「取り返した」ことになりますが、
        韓国にとっては、「奪われた」ことになります。

        もしこれを日本が実行した場合、ほぼ戦争に発展すると思います。

        だいたい戦争が起きる理由は、だれか(個人、国家)が
        「それは俺のものだ」と言いだした時です。

        そうすると、奪うか、奪われるか、守るか、諦めるか、
        そういう問題が発生するんですね。

        本当は、話し合いですべて解決すればいいんですけどね・・・。
        盗られた物の大事さによって、攻撃する、しないの問題が発生するのです。

        >集団的自衛権を持つ事で生まれる戦争の理由や目的などが出てくる可能性はありますか?
        >それは、例えばどんなものですか?

        集団的自衛権を持つだけでは、戦争の理由や目的は生まれません。

        集団的自衛権を行使して、友達の国の敵を攻撃した時に、
        新たな戦争の火種が生まれる可能性が高まります。

        さっきの妖怪メダルの例を出すのであれば、
        争っているのは、ケンチさんと悪ガキですよね?

        そこにもし、ケンチさんと仲の良い友達Aが、
        加勢に入って、一緒に悪ガキを攻撃したとしましょう。

        すると、悪ガキは、ケンチさんだけでなく、
        友達Aも敵とみなして、攻撃してくるでしょう。

        この友達Aが、集団的自衛権を行使して、
        争いに参加するという今の日本の姿です。

        友達はケンチさんをほおっておけば、痛い思いをしない。
        でも、妖怪メダルは、悪ガキに奪われたままになります。

        これを、新たな争いの火種を作る面倒なヤツ、とみるか、
        友達思いの正しい行いをするヤツ、と見るかは、

        それぞれの人の考え方によりますよね(^^;

        >変な質問ですが、集団的自衛権を持ったら、日本の国連への負担額は変るんでしょうか?
        なんとも言えないご質問ですね(^^;

        まず、財源という意味では、集団的自衛権の行使と、
        国連への参加では、用途がまったく違います。

        集団的自衛権を行使する場合は、自衛隊が動くことになるので、
        予算うんぬんは、防衛省の管轄になります。

        国連は、世界の平和維持の活動の為に存在し、、
        財源は加盟国による分担金になるので、外務省の管轄になります。

        日本の各省の予算は、国民から徴収した税金から、
        必要に応じて、各省に分配されます。

        集団的自衛権を行使することにより、軍事費がかかり、
        結果、他の省の予算が減って、国連の負担額も減った。

        という事はありえなくはないですが・・・、

        国連への参加(財源負担)と、集団的自衛権を持つことは、
        予算面において、直接のかかわりは、まるでないですね(^-^)h

        参考になりましたら幸いです。
        (*゚ー゚*)ノ

        • ケンチ より:

          ありがとうございました
          とてもわかりやすかったです

          やっぱり、戦争はいやだから話し合いでなんとかして欲しいです
          でも妖怪メダルを取られたら攻撃してしまうかもです

          教えていただいた事をもう一度考えてみます

          また、ほかの事でもわからない事が出てきたらよろしくお願いします

          本当にありがとうございました

    6. はなの より:

      集団的自衛権が賛成されたら、日本は戦争してしまうのですか??

      • 管理人 より:

        はなのさん

        コメントありがとうございます。

        集団的自衛権の行使の解釈が変わったからと言って、
        いきなり戦争が起きるわけではありません。

        ちなみに、集団的自衛権うんぬんを抜きにしても、
        戦争は起きる可能性があります。

        日本は守る事しかできないから、やられることはない。
        じゃんじゃん攻撃しちゃえ。

        なんて、悪いことを考える国もあるかもしれないですからね。

        逆に、集団的自衛権の行使ができるようになることで、
        仲の良い国と同盟を組んで、

        「お、同盟なんか組まれたら、やっつけられないじゃん」

        という感じで、戦争が起こるのを回避できる可能性もあります。

        個人的には、そのようになってほしいな、と思いますが、
        未来のことはわからないですね(^^;

        今後については、はなのさんの目でしっかりと、
        どうなっていくかを見て行ってください。

    7. ぷっちん より:

      日本の三倍の強さを持つ敵が現れた場合を想定されていましたがその場合は日米安全保障条約によりアメリカが背後にいるので日本の戦力➕アメリカの戦力という訳ではないのですか?

      今まで日本で戦争が無いのはアメリカが背後にいるからと勝手に思っていたのですが日本の自衛隊の力おかげなのですか?

      • 管理人 より:

        ぷっちんさん

        コメントありがとうございます。

        コメントについてのコメントですね(^^

        >日本の戦力➕アメリカの戦力という訳ではないのですか?

        それはそうなのですが、アメリカは、日本がいざ、
        ヤバくなった時に助けてくれるとは限りません。

        アメリカは、もうここ30年、赤字の財政となっており、
        経済的にかなりまいってきています。

        失業率もハンパなく、ドルが破綻する日も近いのでは、
        とささやかれていたりします。

        今は世界で最大の軍事力を誇るアメリカですが、
        経済が大変なことになったら、日本との同盟を
        守るどころの話ではなくなってくる可能性があります。

        一例として、たとえば中国と日本が、
        事を構えることになった場合。

        アメリカは、中国との争いを求めておらず、
        むしろ仲良くしていきたいと考えています。

        尖閣諸島は、2014年4月24日の日米の会談により、
        日米安保の対象とはなりましたが、今後どうなるかはわかりません。

        そして、肝心の日米安保条約も、今のところ50年以上更新を続けてますが、
        いざとなったら、1年前の予告により一方的に破棄できます。

        なので、「アメリカの後ろ盾があれば安全」という認識も、
        じょじょに通用しなくなってきているのです。

        基本的には、アメリカは日本を守ってくれる「ハズ」ですが、
        まずは自国の安全と、国益を守るのが、普通の国でしょう。

        日米安保以外にも、自身の国を守るための選択肢はあった方が良いのかな、
        と個人的には思います。

        >アメリカが背後にいるからと勝手に思っていたのですが

        それも大きな理由の一つだと思います。

        なんだかんだ行っても、アメリカの軍事費は桁違いです。

        2011年のデータだと、各国の軍事費は、

        アメリカ:約130兆円 (世界1位)
        中国:約10兆円 (世界2位)
        日本:約4兆円 (世界6位)

        てな感じで、2位の中国と水をあけて、ダントツ1位です。

        確かにこの国を敵に回すには、かなりの覚悟が必要ですよね(^^;
        大きな戦争勃発の抑止力になっていたと思います。

        あとは、日本が島国だから、というのも大きいでしょう。
        日本は他民族国家ではないですからね(^^

        陸地における国境をまたいだ、人種の違いなどで
        揉める可能性は皆無です。

        あと、宗教も大きいと思います。

        戦争が起こる理由として、
        宗教の違いによる摩擦があげられます。

        たとえば、イスラム教とキリスト教などですね。

        日本にも、神道や、6世紀ごろ、他国から輸入された、
        仏教などがあります。

        ですが、一般人が意識するのは、
        お葬式や結婚のときくらいで、道行く人に、

        「あなたが信仰している宗教はなんですか?」

        と聞いたら、

        「いや、別に何にも入ってないです、強いて言えば仏教?」

        なんて人がほとんどでしょう。

        なので、他国に対して、

        「自分の教理と違うことをしてるからあの国は敵だ!」とか、
        同じように他国から、宗教について責められることもありません。

        さまざまな理由はありますが、比較的日本は、
        最低限の自衛力があれば、こちらからケンカを吹っかけない限り、
        戦争が起きにくい環境にあるといえるでしょう。

        それでも、日本の土地や権利を、強引に奪おうとする国が現れたら、
        どうしても戦争っぽい話にはなってしまいます。

        非常に残念なことです。

    8. さっちゃん より:

      集団的自衛権ができると、2年間訓練をしたりしなきゃならないってほんとですか?

      他にも昔の戦争のように女子もなにかしなければいけなくなったりするんですか?

    9. さっちゃん より:

      連続投稿すいません!
      戦争がはじまれば、自衛隊じゃない人も軍隊に入って戦争にいくことになるんですか?

      • 管理人 より:

        さっちゃんさん

        ダブルコメント、ありがとうございます(^^

        まとめて回答させていただきますね!

        >集団的自衛権ができると、2年間訓練をしたりしなきゃならないってほんとですか?

        いえいえ、その必要はありません。

        集団的自衛権は、国家同士で国を守る取り決めをどうするかの話で、
        兵役に関する国民の義務とは無関係です(^^

        ちなみに、日本の自衛隊が今、どうやって維持されているかというと、
        応募に参加した人が、志願してなっています。

        強制的に、国民に兵役を課すのは、韓国や北朝鮮など、
        一部の特殊な国だけで、世界の国で一般的なのは、

        「なりたいです!」

        と、手を上げた人が兵隊さんになっています。

        もしも、強制徴募(強制的に兵隊の訓練を国が特定の人にさせること)を、
        するのであれば、それこそ憲法の改正(改悪?)が必要です。

        憲法第18条には、

        「犯罪を犯した人以外は、何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。」

        とあります。

        もしも、国が強制徴兵をしようとするのであれば、
        法律を変えなければいけないので、すぐには出来ません。

        そのころには、さっちゃんさんも大人になってるので、

        「日本で軍隊への強制徴募が国会で審議入り」

        なんてニュースがもしも流れてきたら、選挙で、
        それを実現させないように働いてくれる政治家に
        投票するようにしましょう。

        この条件は、女子でも一緒ですし、
        もしも戦争が始まっても同じです。

        参考になりましたら幸いです(*゚ー゚*)ノ

    10. OKD より:

      妖怪メダルを奪った側が日本の友達で奪われた方を攻撃しなければならないこともありますよね?

      • 管理人 より:

        OKDさん

        コメントありがとうございます(^^

        そんなことにならないよう、私たち国民も、おかしな情報にまどわされず、
        ちゃんと勉強して正しい判断ができるようになっていかねばなりませんね。

    11. 個別的 より:

      戦いに行くのは自衛隊だけですか?

      • 管理人 より:

        個別的さん

        こんにちは(^^

        集団的自衛権を行使して、同盟国が攻撃されたときに、
        守るために派遣されるのは、自衛隊のみとなります。

    12. コーディア より:

      憲法9条は
      •日本は戦争をしない
      •日本は軍事力を持たない
      •日本は戦争に参加しない
      となっていますが
      結局何処かの国が攻撃して来たら自衛はしますよね?

      集団的自衛権とは
      それと同じ感覚で例えばアメリカとかが攻撃されたら自分の国のように最低限の力で守ります。だって国連の仲間だもん。って話ですよね?

      •アメリカを守る行為は戦争では無い。
      •自衛力は軍事力では無い。
      •戦争には参加したのではなくまきこまれた。
      って解釈に頭を和らかくして捉えましょうね。っていうのが安部さんの考え方ですよね?

      ただ、これで相手が攻撃して来た(自分の国にでもアメリカにでも)だからといって
      攻撃(反撃)したら支離滅裂ですよね?

      あくまでもどちらにせよ攻撃(反撃)はしてはいけなくて自衛は良いということですよね?

      例えばミサイルが飛んで来たら撃ち落とす程度。とか。

      つまり憲法の捉え方を今までと変えて集団的自衛権にのっとった行動をとります。ってアメリカに伝えれば今よりもアメリカが日本を守ることに協力的になり他国が日本に攻撃をしてくる可能性は低くなる。ということですね。
      ただし、アメリカに他国が攻撃された時にそれを阻止し守ったら日本に攻撃を仕掛けてくる可能性は高くなるというこですね。

      何か僕の書いたことで間違っているところがあったら教えてください。

      • 管理人 より:

        コーディアさん

        こんにちは。
        コメントありがとうございます(^^

        安倍さんの考え方の部分はちょっとわかりかねますが、
        その他は管理人の認識と一緒です。

        そもそも、今現在は集団的自衛権を行使できる環境に無いので、
        今後の法整備しだいですね。

        今回は基本方針を発表しただけなので、
        実際にどんな法案ができるかの方が大事だと思います。

        「戦争ができる国になるの!?」→「いや、そうじゃない」

        という、一時的な話題でおわらず、どのような条件下で、
        集団的自衛権が行使できるのかを、しっかりみていく必要があると思います。

        • コーディア より:

          ありがとうございます。

          今まだ確定していない事(どのような条件下で集団的自衛権を行使するのか。日本のできることと世界がして欲しいことの認識摩擦。そのための法整備。)などに注目し幅広い知識と冷静な目でこの件について今後とも判断していきたいと思います。

          きっと私達の命が危険にならない事を願ってます。

        • 毘沙門天 より:

          集団的自衛権は、俺達一般市民が絶対に戦場に行かないと言い切れますか?

          • 管理人 より:

            毘沙門天さん

            コメントありがとうございます。

            日本で一般市民が戦場に行くかについてですが、
            絶対ないとは言い切れません。

            過去に実例がありますからね(^^;
            ただ、可能性はかなり低いと思います。

            日本がこれから、世界でもまれな、北朝鮮や、韓国のような
            強制的に兵役を課すようになれば、可能性がでてきます。

            日本が各国と戦争していた時は、一般市民に兵役を課すことが、
            憲法に明記されていました。

            ですが、現在は、これは憲法で禁止されているので、
            実行しようとしたら、まずは憲法の改正が必要になります。

            世論的にも、倫理的にも、世界の常識的にも、
            一般市民が戦場に行くようになる可能性は低いと思います。

            世界大戦などが起きれば話は別ですが、その時は、
            戦争に参加する、しないという次元の話ではなくなっていると思います。

            参考になりましたら幸いです。

    13. みたらしだんご より:

      賛成派と反対派の意見をわかりやすく教えてください!

      • 管理人 より:

        みたらしだんごさん

        コメントありがとうございます(^^

        賛成派と反対派の意見についてですが、
        たぶん、こんな感じではないでしょうか。

        反対派

        ・憲法9条を壊して、日本を戦火に巻き込むなんて断固反対
        ・戦争が出来る国になることによって、国際社会の信頼を失う
        ・周辺国を刺激してしまい、戦争が起こる可能性を高めている

        賛成派

        ・国際状況をみると他国を手を組んで、国防を強化する為にこの流れは必要
        ・アメリカに見放されないように、自衛隊を動かしやすくできるので賛成
        ・日本が滅亡しないよう東シナの国と協力して、チョークポイントを守ってほしい

        反対派は、政府が戦争を促進するような行動をとっていることに、
        反感を覚えているのだと思います。

        賛成派は、国が戦略されかねない現状に対して、他国や、アメリカと
        協力体制を強化できることを、評価しているのだと思います。



        ちなみに、アメリカや、ヨーロッパ、オーストラリアなど、
        海外のほとんどの国では、今回の閣議決定は、好意的に見られています。

        というのも、海外では集団的自衛権の行使は、
        国連加盟国である以上、本来、当たり前のことだからです。

        ただし、中国、韓国のみ、この動きに大ブーイングで、世界大戦時の
        軍国主義に逆戻りしている、などのバッシングをしています。

        日本の新聞社でも、賛成と反対が分かれており、
        以下のような感じになっているようです。

        賛成:産経新聞、読売新聞、日経新聞
        反対:朝日新聞、毎日新聞

        テレビで集団的自衛権のニュースを見るときにも、
        自分が今、どの会社のテレビチャンネルでみてるかを
        確認してからみてみると面白いかもしれません。

        ご参考になりましたら幸いです。

    14. ニッシー より:

      集団的自衛権に行使して良いことはありますか?

      • 管理人 より:

        ニッシーさん

        コメントありがとうございます。

        集団的自衛権を行使する状況ということは、
        同盟国が攻撃されている状態なので、
        行使することでよいことはあまりないですね(^^;

        そんな状況にならないことを祈るばかりです。

        集団的自衛権が行使できる状況になることについては、
        メリットとデメリットあります。

        詳しくは別の記事にまとめてありますので、
        ご参考いただけますと幸いです。

        関連記事からご覧いただけるかと思います。

    15. ガリ勉 より:

      もう集団自衛権は使えるようになったんですか?

      • 管理人 より:

        現段階では、2014年7月1日に安保整備のための、
        基本方針が閣議決定された状態です。

        今回決まった、集団的自衛権の解釈の変更については、
        より具体的な内容に今後、落とし込まれる予定です。

        政府は今後、「日米防衛協力のためのガイドライン」について、
        集団的自衛権の解釈変更による行使をするにあたって、
        具体的にどのような対応をするかを、2014年の末までに完成させる意向です。

        これにより、今まで出来なかった

        ・日本人を輸送中のアメリカ艦の防御
        ・アメリカに対して発射された弾道ミサイルの迎撃
        ・シーレーンでの民間船を他国と一緒に守る

        ことなどが可能になる予定です。

        また、安倍総理の会見によると、

        ・自衛隊が紛争地域での戦闘に参加することは今後もない
        ・国民を守るための自衛の借置のみにとどまる
        ・海外の国の防衛力としての武力行使は行わない

        と、名言しています。

        これは、あくまで安倍さんの解釈なので、
        将来、違う総理大臣になったら、
        また違う解釈があるかもしれませんが・・・。

        いずれにせよ、今はどのような状況であれば、
        集団的自衛権が行使できるのかを詰め切れてないので、

        どのような場合に行使するのかがわかるのは、
        2014年末くらいになる予定です。

    16. ニッシー より:

      遅くなりましたがすいません。返信ありがとうございました。また1つ質問がありますのでお願いします。管理人さんは集団的自衛権に入ることに賛成ですか。反対ですか。

      • 管理人 より:

        ニッシーさん

        コメントありがとうございます。

        この記事の趣旨は、「集団的自衛権」が、
        基本的にどういうものなのかを紹介する内容となります。

        せっかくご質問いただいたところで申し訳ないのですが、
        集団的自衛権の「賛成、反対」に対しての管理人の
        個人的な意見については、今回、コメントを控えさせていただきます。

        また、他に「集団的自衛権」について不明な点があれば、
        お気軽にコメントください。

        よろしくお願いします。

    17. まりものともだち より:

      「友達の国がやられたら一緒にやり返す取決め」
      これだと他国が攻撃されたら必ず武力行使しなければならないように誤解されてしまうので「権利であって強制性はない」ということも明記しておいていただくとウレシイ

    18. こゆき より:

      一つ一つの質問への解答も
      全て観させて頂きました!
      もう質問されてるので、
      質問ゎ無いのですが、
      とてもわかりやすく、
      23歳にもなろうとする
      私が何も知らないで
      恥ずかしくみっともなく
      思い…勉強させてもらい
      ました!ありがうございます!

      • 管理人 より:

        >こゆきさん

        嬉しいコメント、ありがとうございます!!

        情報というのは、発信する人の意図に左右されるので、
        ヘンな話、どのようにも料理できてしまいます。

        なので、大切なのは1つの情報をうのみにしないで、
        自分から「本当はどうなんだろう」と、探しに行く姿勢だと思います。

        その点でこゆきさんは、知らないから調べようと
        思ったことがとても素晴らしいことだと思います(^^

        みっともないことなんてないですよ。

        「それ、あたし知ってるもんね」

        という方が、よっぽど危険だと思います。

        23歳と言えば、これから大人の階段の~ぼる~♪、ですね!
        たくさん勉強して、素敵な大人になってください(´▽`v)

    19. みけ より:

      難しい質問になるかもしれませんが、集団自衛権の賛成派は若い人たちの割合が多いのでしょうか?戦争を経験している人たちは、反対しないのでしょうか?

      よろしくお願いします。

    20. 管理人 より:

      >みけさん

      コメントをいただきましてありがとうございます。

      いただいたご質問に関してですが・・・。
      うーん。

      ちょっと調べてみたのですが、年代別にどうこうっていうのは、
      あまりないみたいですね~。

      テレビとか新聞だと、伝える側が反対だったり賛成だったりで、
      見せ方を変えて「そういうことにしたい」というノイズが入るので、
      どうも情報収集がむずかしいです(^^;

      ただ、戦争を経験している人たち(参加となるともう80代、90代ですが・・・)
      がすごい反対しているかというと、そういう訳でもなさそうです。

      感覚としては、年代を無視して賛成と反対でトントン(1:1)という感じでしょうか。

      少し反対派の方が多いですね。

      反対派としては、

      ・戦争屋であるアメリカが起こす戦争に巻き込まれる

      賛成派としては、

      ・他国と軍事的にも協力しないと周辺国家やテロなどの脅威から自国を守れない

      などの意見があるようですね。

      いずれにしても、10年後、20年後、日本の国力はこれからどんどん落ちていきます。

      若者がどんどん生まれて増えていて、海外との商売でガンガン儲かっていて、
      日本がこの先も順風万班(じゅんぷうまんぱん)なら、今のままでも大丈夫でしょうが・・・

      見た感じ、そういった状況でもなさそうですよね(^^;

      ならば、何かしらの手を打たなければなりませんが、
      「違憲だ」「憲法9条が」など話がこじれてしまっていますね・・。

      政府には、日本の未来が不幸なものにならないよう、
      上手に舵を切っていただきたいものですね。

    21. 森 礼子 より:

      凄くためになりました。

    22. 森 礼子 より:

      口で言っても解らない人達・事があるのですね。 そんな時力が必要だと…それが、金も含めてね。最近の中国・韓国・朝鮮あたりを、見ているとそう感じます。でも、その力は、均衡でなくては、駄目ですね。そして、強い権力を持ったら、正義の味方でなくては、いけませんね。最低限自分の身は自分で守りたいものです。

    23. 管理人 より:

      >森 礼子さん

      こんにちは。コメントありがとうございます。

      >そんな時力が必要だと…それが、金も含めてね。
      >そして、強い権力を持ったら、正義の味方でなくては、いけませんね。
      >最低限自分の身は自分で守りたいものです。

      本当に、同感です。

      日本も、中国も、韓国も、
      国民は、争いなんて求めていません。

      いつだって、一部の権力者の都合で、国民は右往左往します。

      もう少し、相手の心を気遣う気持ちがあれば、
      力や均衡なんて、必要ないはずなんですけどね。。

      最近は、各国のメディアのあり方にも疑問を感じます。

      自国に都合の良い情報ばかりを流すのではなく、
      もっと建設的で国際教育上、益になる情報を発信して欲しいものです。

    24. スバル より:

      全て拝見させていただきました!

      集団的自衛権について人(賛成派と反対派)によって言っていることが違い、どちらが正しいのかわからなくなっていたので説明がわかりやすくて勉強になりました!(きっと客観的でなく主観的、感情的に説明しているのが多い為だと感じています)

      私はメディアが反対意見を押しているように感じます。そして私の学校の先生(政治や憲法の授業)はいつも遠回しに『集団的自衛権=戦争をする』と言っています。

      しかし、他人の意見に惑わされずしっかりと自分で理解して賛否を決めている人はどれほどいるのかなと日々思っています。

      確かに政治は難しく理解し難いと思うのですが、自分達の未来に関わるのでしっかりと理解したいです。

      質問はいくつかあったのですが、忘れてしまいました。
      また思い出したら質問させていただきます!

      長文失礼しましたm(_ _)m

    25. 管理人 より:

      >スバルさん

      こんにちは!
      コメントありがとうございます!

      スバルさんのようなコメントをいただけると、
      大変うれしく、この記事を書いてよかった!と思います。

      >しかし、他人の意見に惑わされずしっかりと自分で理解して賛否を決めている人はどれほどいるのかなと日々思っています。

      私もまったく同感です。

      世界中を旅している人ならいざ知らず、
      私を含めてどれくらい本当のことを知っているんだ。という話ですよ。

      特に、このような政治の問題は、さまざまな事情が複雑に絡み合っているので、
      うまくバランスを取っていくべき問題です。

      1点を取り上げればいくらでも賛成できるし、
      また、別の面を取り上げれば、いくらでも反対もできます。

      大切なのは、自国、他国、個人、団体など、
      誰かのメリットになるような情報に踊らされて、
      「その通りだー!わー!」と安易に反応するのではなく、

      どこかを切り捨ててでも、我々の未来、そして相手にとって、
      どの選択がベストなのかを、できるだけ正確に見極めることだと思います。

      そのためにも、テレビ、先生、仲の良い友達など、一ヵ所の情報に頼らないで、
      複数のメディア、人、モノから情報を収集していきたいものですね。

      改めて、コメントをいただきましてありがとうございましたm(_ _)m

    26. 猫娘 より:

      分かりやすいご説明ありがとうございます。
      ニュース、国会を観て聞いても分かりにくいので、助かりました。
      まだ、賛成、反対を迷っている者です。
      賛成をしてる方で、今の日本はアメリカの属国だと発言をしている人がいました。
      集団自衛権法案が通っても、もっとアメリカの属国みたいになるのではと感じました。

      集団自衛権法案が通っても、安部首相は戦争なんてしません。大丈夫です。と言っていますが、政治家って最初は甘い囁きの発言をして国民(庶民)を上手く誘いますが、蓋を開けたら…って事ばかり。
      集団自衛権が通れば、いつかは戦争になるって事もありますか?

      朝鮮戦争は休戦中ですが、もし始まってしまったなら、日本はアメリカに頼まれて行使をする事もあるのですか?朝鮮戦争だけではないと思いますが…。

      戦争で自衛隊の方が亡くなる事もあるのですか?
      自衛隊が足りなくなったら、庶民も自衛隊として行使する事もあり得る事ですか?

      集団自衛権は戦争をする!!という前提でちんぷんかんぷんな質問をして、すみません。
      どうしても政治の甘い誘いが怖いのです。
      他の法案でも可笑しいのもあり、不安で仕方ないです。

      • 管理人 より:

        猫娘さん、こんにちは!

        コメントありがとうございます。
        いただいた質問について回答いたしますね(^^ゞ

        >賛成をしてる方で、今の日本はアメリカの属国だと発言をしている人がいました。

        属国というのはなかなか刺激的な表現ですが、正確な表現ではないですね。
        属国みたいたもの。というのであればわかりますが・・・。

        属国であれば、主従関係にあり、上(アメリカ)の命令は絶対ですが、
        日本は主権国家なので、アメリカの命令に従わないといけない関係ではありません。

        あくまで「同盟」ですね。
        つまり、命令されるいわれはないし、なにかお願いされても拒否権があります。

        ただ、これは建前であって、自分の手に負えない軍事的な危機があった場合、
        助けてもらう約束になっているので、上手に付き合わないといけないですけどね。

        >集団自衛権法案が通っても、もっとアメリカの属国みたいになるのではと感じました。
        私のイメージ的には、

        アメリカ「なんか一方的に助けてあげるなんてアレじゃない?日本ももう少し協力してよ」
        日本「うーん。守ってもらってる手前、では、こんな感じではいかがでしょうか~。」
        つ集団的自衛権

        という感じです。

        なので、もっと属国みたいになるかどうかについては、

        ・自衛隊を動かしてくれという海外(主にアメリカ)からのオファーがどれだけあるか
        ・日本がどこまで自衛隊の活動範囲を緩和させるか

        この2つの意見の強さ(国際的圧力・日本の思惑)によって変わってくると思います。

        集団的自衛権の行使も、「日本の存率が脅かされた時に行使できる」という、
        とっても曖昧なものなので、結局は「どうしたいか」という
        行使する側の意志が重要になります。

        なので、

        ・解釈を変えても、今と全然かわらない
        ・自衛隊を海外に派遣した時に、自己(自衛隊員)の生命確保や自国民の救出がより容易になる
        ・将来、有事(アメリカの他国)が起きた際に自衛隊を大量に派遣することになる

        など、行使する側の対応によって全然変わってきてしまいます。

        3つ目の場合などは「それはアメリカのことだから日本は関与しない」と、
        「そこのとで日本の存率脅かされていない」と判断すれば、
        集団的自衛権云々は関係なお話になりますからね。

        >集団自衛権が通れば、いつかは戦争になるって事もありますか?

        ちょっと嫌な仮説ですが、2つ立ててみました。

        ◆集団的自衛権は行使できない!憲法9条を守り抜くぜ!

        日本「アメリカさん、やっぱしあんたの言うことはきけないわ」
        日本「引き続き、守ってね。あなたが目の前で攻撃されてても助けないけど」
        アメリカ「何それ?そんなウチに不利益な同盟、いらないわ。破棄ね」
        日本「えーえー、いいですよ。自国のことは自国でなんとかします」
        ⇒日本の国力低下、自衛力・防衛力の低下
        某国「なんだ、日本ってうちより弱いジャン。今がチャンス、領土と資源をかすめ取ろう。」

        ◆集団的自衛権は行使できる!アメリカ様、付いていきます!

        日本「守ってもらってる手前、アメリカ様には逆らえませんぜ」
        日本「あんたのところで何かあった場合も全面的に協力します!」
        アメリカ「そうか、そうか。嬉しいのう。」
        アメリカ「さっそくだが、某国と戦争を始めました。手伝ってくれるかい?」
        日本「アメリカ様が倒れたら、ウチが倒れたも一緒!協力します!」
        ⇒アメリカに協力するため自衛隊を国外に派遣
        某組織「チッ。あいつやっぱりアメリカの手先じゃねぇか。テロだ!思い知れ!」

        まあ、いやな例、かつ極端な例ですが、安全な判断、
        正確な(間違っていない)判断なんてものはないのです。

        ただ、世界的にさまざまな脅威が増している上、
        日本はこれから超高齢化社会で国力は落ちていきます。

        なので、何かしらの防衛手段は確保しておかなければいけない。
        というところでの、今回の安保法案というわけですね。

        戦争になることがあるか?という質問は「わかりません」が答えですが、

        ・世界がここ数10年間で全体的に物騒になっている ⇒ 紛争のリスクが高まっている。
        ・日本の国力が落ちていくことが予想できる ⇒ それをチャンスだと思う国もある。

        ということで、集団自衛権うんぬんは関係なく、
        戦争になる可能性はいつだってあるのかな、と思います。

        そのリスクが高まっている+どうにかしなければいけない。
        ということでの、今回の集団的自衛権の話につながっているのだと思います。

        >朝鮮戦争は休戦中ですが、もし始まってしまったなら、
        >日本はアメリカに頼まれて行使をする事もあるのですか?

        これもわかりません。。

        「朝鮮戦争」が再発した理由や目的が、「日本の存率が脅かされている」と、
        日本政府が判断するかどうかにかかっています。

        例えば、北朝鮮が、

        北朝鮮「アメリカ!お前は絶対許さん!戦線布告だ!」

        となったら、あまり日本には関係ない話になりますし、

        北朝鮮「お前ら言うことを聞かないと(お金を融通しないと)核を使うぞ!」

        と、本気で脅して核を使用する寸前まで来たら、日本もあぶないので関係してきますし、

        その時の内容次第ですね(^^;

        仮説ばかりですが、その際に集団的自衛権の行使が緩和されていたら、
        「これは日本もあぶない!」となった場合は、平和維持や、紛争解決の為に、
        今よりも、自衛隊の方が派遣される可能性は高くなることと思います。

        それが、良いのか、悪いのかはわかりませんが・・・。

        >戦争で自衛隊の方が亡くなる事もあるのですか?

        もちろんあります。
        自国で・他国でを問わず、戦争が起これば、ですが。

        >自衛隊が足りなくなったら、庶民も自衛隊として行使する事もあり得る事ですか?

        この可能性は低いと思います。

        徴兵制を今でも国民に強いているのは、韓国や北朝鮮など一部な特殊な国のみ。
        普通、軍隊(日本の場合は「自衛隊」ですが)というのは志願してなるのが一般的です。

        憲法第18条に、

        「犯罪を犯した人以外は、何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。」

        としっかり明記されていますから。

        この法律を変えない限り、現在の日本でいわゆる「強制徴募」
        (強制的に兵隊の訓練を国が特定の人にさせること)はできません。

        一つ一つの質問に対して、何やら物騒なお話になってしまい恐縮です。

        なんだか最近は、一部の主張が「これが事実です!」とばかりに、
        声を大きくしてガンガンプロモーションしていることが多くなった気がします。

        民主党が政権を取った時もそうでしたよね。
        あんなに持ち上げられたのに、実際はどうだったのか。

        その場の雰囲気や、みんなが言っているから。と行動してしまうと、
        あとで大変なことになってしまうこともあります。

        「なぜなのか。」をしっかり考えて、うのみにぜずに
        一人一人、しっかりと考えを持って行動できるようになりたいものですね。

        ご質問、ありがとうございました!

    27. 猫娘 より:

      メリット・デメリットも読みました!!

      とても難しい問題ですね。
      平和だ~と発言している人がいますが、私は平和だと思いません。現在、日本は戦争に巻き込まれていませんが、戦争をしている地域もあるので平和なんて簡単に言いたくもないです。

      協力、助け合いを持ってほしいです。→これは戦争だけではないですが…。

    28. 猫娘 より:

      お忙しい中、ありがとうございました!!

      今日、採決なりました。
      歴史の瞬間!?って思ってしまいました。(大袈裟)

      これをきっかけに今までよりも、政治を見て聞いて考えたいと思います。

      本当にありがとうございました。

    29. みー より:

      とっても分かりやすかったです。
      Q&Aもわかりやすいです。
      勉強になりました。
      ただ、戦争したくない反対だ。という気持ちが
      変な言い方ですが、一旦落ち着きました。

      次の選挙までに、もっと理解度を高めたいです。

      ありがとうございます!

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